【キングダム考察】臨時の将軍となった蒙恬の思いとは!?サラブレッドに生まれた男の宿命!
(原泰久先生 キングダム 29巻引用)
趙との戦いの1日目、
李牧に王翦の
左腕、麻鉱が討たれ
全滅寸前だった
麻鉱軍を立て直した蒙恬。
その蒙恬が
ついに「将軍」へと
昇格しました。
この戦いの期間のみとは言え、
将軍は将軍。
蒙恬の胸中やいかに?
蒙恬が将軍になるまで
ご存知の通り、
蒙恬は祖父に蒙驁(もうごう)、
父に大将軍・蒙武を持つ、
将軍にふさわしい血を引く人物。
キングダムでは
少し口が軽めな感じで
気さくで話しやすい感じで描かれ、
エリートそのもので
プライドが高く下民出を
下に見ている王賁とは
対照的です。
その蒙恬が
将軍になるまでの歩みを
簡単に振り返っておきましょう。
蒙恬の登場時は
三百人将で、
秦軍特殊三百人隊楽華隊を
率いていました。
この時すでに
韓戦の功で千人将と
なっていましたが
祖父の蒙驁の命令で、
1~2年は修行を積むことに。
そして蒙驁を将とした
魏との山陽戦の時に
魏軍の輪虎(りんこ)により
秦の千人将クラスの
将校がたくさん討たれ、
臨時的に蒙恬が
千人将に任命。
もともと千人将の位だったので、
改めて選ばれたことに
「複雑」と言っていました。
魏との戦い後、
嬴政より正式に千人将に任命。
その後秦に攻めてきた
合従軍との戦いで、
騰の判断により、
五千人将に大抜擢されます。
この時、王賁も同じく
五千人将に任命されていましたね。
そして今回の
朱海平原の戦いで
王賁や信よりもいち早く、
(臨時の)将軍となりました。
蒙恬の才能
蒙恬の実力は、
あの昌平君ですら
底が見えないと言わせるくらいで
知力は相当高いことでしょう。
これまでの戦いぶりをみても
それは誰もが納得するはず。
山陽戦でも
王賁や信の特殊隊という
利点を生かして
輪虎を討つ作戦を立てるし、
騰軍に入った時にも
その才能を遺憾なく発揮。
⇒【紀彗を討つのは楽華隊?】
そして今回の麻鉱軍を
復活させ指揮をとり、
左翼の窮地を救ったこと。
蒙恬の才能として
突出していると思われるのが、
とにかく周りがよく見えていること
ではないでしょうか?
戦況を読んで、
いつどのタイミングで、
誰をどうやって動かしたらいいのか
判断することに大変優れています。
蒙武も息子の才能を
早々と認めていましたし。
⇒【蒙恬は史実で活躍しない?】
河了貂も打つ手なしだった
朱海平原の窮地は、
蒙恬なしでは立て直しは
不可能で秦は敗北していたでしょう。
信も貂も蒙恬の前では
頼りない存在として
正直見えてしまいます。
その才能は、
一緒に戦う武将たちに伝わり、
年齢関係なく上に立つものとして
ふさわしいと認めるのも
当然の流れでしょう。
将軍としての覚悟?
蒙恬は将軍に任命されたことを
どう感じているのでしょうか?
かつては天下の将軍よりも
文官がいい・・・と
言っていた蒙恬ですが、
それは本心だったのでしょうか?
サラブレッドに生まれた蒙恬は、
恐らく誕生から将軍になるべく
英才教育をうけてきたと思います。
祖父も父も偉大な人・・・
周囲からの期待、
そして知らず知らずのうちに
自分にかけてしまうプレッシャーは、
彼に重くのしかかっていたのでは。
それを隠すために
軽い調子を「演じて」
きたのかもしれません。
しかし偉大なる人らの活躍を
生まれた時から見ており、
いつか将軍になるということを
どこかで覚悟していたように
思うのは私だけでしょうか?
蒙驁が亡くなる時に
信と王賁と三人で
高みに登れと言い残したことも
蒙恬の心に刻まれているのかも
しれませんね。
そして今回の将軍への抜擢。
秦を背負い
中華統一に向けての
重要メンバーとなる蒙恬、
重圧をはね退け
ここからさらに才能が
開花される予感がします。
⇒【田里弥と倉央は強い!?】
⇒【紀彗VS蒙恬で生き残りを賭ける?】
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