【キングダム考察】項燕ラスボス♦史実で李信が大敗♦昌平君を楚王にして最後まで対抗♠

(キングダム 新国建国の戦争だ 488話 引用)
趙攻略までのラスボスキャラと言えば、
「李牧」
これは疑いようもない。
趙が滅亡して、
次なる大戦は楚との戦になる。
李信将軍(飛信隊の信)が総大将を務め、
20万の兵で進軍することになる戦
としても有名なもの。
おそらく、
1話の最初の描写は、
この楚の戦のものであろうと
推測されている。
項燕という男
項燕と言えば、
歴史的にも有名な楚の大将軍。
後の西楚の覇王と呼ばれる項羽の祖父。
「項羽と劉邦」と言えば、
一度は耳にしたことがあるだろう。
項羽は残念ながら人心を得ずに、
劉邦との戦いに敗れる結果と
なってしまうけれど、
戦における実力が相当なもの
であったことは歴史が証明している。
その祖父である項燕。
この人物こそが、
楚の誇る当時最強の将軍だった
のは言うまでもない。
最終戦は斉との戦だが、
現実的には斉の王建が
すでに政に下っていることを考えれば、
楚の戦がキングダムにおける
最後の戦いになるのは間違いないだろう。
李信が大敗する
李信将軍は飛信隊の信のこと。
秦国は楚を攻める時に、
王翦と李信の2つの意見が存在していた。
王翦は60万の兵力が
必要というのに対して、
李信は20万の兵で十分と
政に申し出ている。
当時すでに老将であった王翦よりも、
若く台頭してきている李信の手腕を
信じて後の始皇帝である政は
総大将を李信に任命。
蒙恬を副将として、
楚の攻略を行うことになる。
最初こそ、
秦国は大きな進撃と功績を残して進む。
しかし、
楚の大将軍である項燕の策にハマり、
圧倒的な大敗を喫してしまう。
この時に、
連れ立っためぼしい将軍を
根こそぎ討ち取られていることを考えると、
現状の古参の多くが
いなくなることになりそうな予感。
⇒【信が李信に改名する理由!?】
⇒【最終戦は燕代の連合!李牧生存!?】
王翦が総大将
史実では、
すでに前線を退いていた王翦だったが、
政の依頼で60万の兵
(当時の秦軍の全軍に等しい)で楚にあたる。
副将には蒙武。
項燕の策略を読みきった王翦は、
奇襲を仕掛ける項燕を見事に討ち滅ぼす。
しかし、
項燕はそれでも終わらなかったから凄い。
一度は王を捕らえられた楚に
新しい王を擁立して、
新しい楚を打ち出した。
その王が、
秦国の総司令官として
君臨し続けた昌平君。
楚の王族であった昌平君を擁立し、
最後まで対抗する項燕の生き様。
最終の敵として相応しい実力を
持っていると言ってもいいだろう。
⇒【政が暗サツ!?燕の奇行!?】
⇒【燕の楽毅は歴史の名将だった】
李信との関わり
李信の軍に壊滅的な打撃を与える項燕。
ただ、
この戦の前に、
すでに強敵であることを示す
エピソードは欲しいところだろう。
そうでなければ、
最強の敵という認識が読者には伝わりにくい。
王翦率いる最終戦でも、
李信は軍として進軍することになるだろう。
そこでは、
大敗の折に討ち取られた仲間の仇を
取ることになるのは間違いない。
つまり、
最後の最後に項燕の首を討ち取るのは、
おそらく李信となる。
李信の心に、
刻まれる項燕という名前。
そうなるために必要なエピソードは、
ひょっとしたら河了貂や羌瘣といった、
共に戦い続けた人物の仇
ということになるのかもしれない。
羌瘣と結ばれて、
子供を残しているのだとすれば、
その後に楚の大戦時に進軍した羌瘣が、
項燕に討ち取られるという可能性も
否定は出来ない。
子供が残されていれば、
史実は成立する。
楚の大将軍として、
最後の最後まで抗う項燕。
李牧を越える実力を示すのは、
間違いなさそう。
⇒【信が李信に改名する理由!?】
⇒【信の嫁は!?羌カイか河了貂か?】
⇒【政が暗サツ!?燕の奇行!?】

ヒソ神さん

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