【キングダム考察】楊端和が言う大いなる犠牲はカタリと本軍勢だけで済むのか♣バジオウは含むか♣

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（原泰久先生　キングダム引用）

楊端和がロゾ三兄弟を討つ日に
大いなる犠牲という言葉を使った。

壁と共に出た楊端和軍の主力である
メラ族の族長カタリ。

この命がブネンによって
奪われる結果。

これもまた一つの犠牲だろう。

しかし、
大いなる犠牲という意味では
足りないという想像もできる。

⇒【キタリと壁でブネンを討つか!?】

Table of Contents

バジオウも犠牲

バジオウといえば、
最初の頃から楊端和に仕え
信たちとも親交が厚い一人。

山の民でも最強の戦士として
楊端和を多く助けてきた。

その実力は疑うこと無く
最高級の強さを誇っている。

楊端和が追い詰められた時も、
犬戎から逃げるべく担いで
渓谷の崖を飛ぶという荒業を行う。

そんなバジオウが鄴攻めの終わりまで
生き残れるのかどうか。

確かに史実で見れば、
楊端和の生き残りは確実。

ただそれだけに趙側の犠牲が多すぎて
終結するというのも違和感。

橑陽でバジオウが死ぬことになれば
それこそ最大級の損失ということになるが、
いまだ顔も見えないバジオウ。

楊端和の史実で最後となる
邯鄲包囲の戦を残して死ぬとは
考えにくい。

⇒【楊端和は史実で趙攻撃が最後!?】

本軍の犠牲

カタリという大きな損失。

それに加えて、
楊端和の本軍だった山の民は
ほぼ全滅する結果となった。

これを大いなる犠牲と呼ばずに
なんと呼ぶのか。

人数にしても、
数万の規模で軍を失っている。

それは、
壁とメラ族の軍や
フィゴ族の軍勢も同じこと。

全て合わせれば３～４万の
被害となっている可能性もある。

大きすぎる損失。

十分に大いなる犠牲と言える。

⇒【猿手族を使い楊端和が城を取る!?】
⇒【ロゾと楊端和はどちらが強い!?】

犠牲はここまで

舜水樹ですら追い詰めたと思った
山の民ではあったが、
残念ながらバジオウや楊端和は
そのまま生き残っている。

更に主力のフィゴ族のダントを含め
そこにはまだ5千という規模の軍が残る。

メラ族と壁軍も半数になったとは言え、
同じく5千は残るだろう。

本軍の残りはわずかとは言え、
全滅せずに数千でも残れば
残数でも1万5千規模はある。

当初の3分の1程度になっていても、
ここから城を取り舜水樹の想像の外の
策で打ち破れば勝利と言える。

その間に相手の首領と呼べる
ロゾの首を取れるかどうか。

舜水樹については、
おそらく楊端和の最終戦まで
機会が取られるだろう。

⇒【舜水樹は史実にいない！？】
⇒【朱海平原の史実は王翦圧勝！？】

橑陽の膠着

楊端和がこの犠牲を持ってして、
城を確保してしまう。

ロゾが怒りにまかせて
攻め込んできたところを
楊端和があっさりと討ち取る。

犬戎の支配が切れて戦う者が
いなくなってしまえば、
それで舜水樹と楊端和の戦いは
膠着となる。

鄴に向かわせないという意味では
ここを膠着させるだけで
十分に秦国勝利と言えるだろう。

李牧としても、
朱海平原こそが本戦と考えている。

今は明らかな優勢。

王翦の策はここからどうなるのか。

楊端和の選んだ犠牲によって
橑陽は朱海平原の戦の行方を
見ることになる。

⇒【李牧は史実でも最強の武将!?】
⇒【亜光の生存は厳しいのか!?】

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