私たちはどうかしている考察｜栞の椿への執着がスゴイ！命がけで椿を愛する栞の隠す秘密とは？

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(安藤なつみ先生/講談社/私たちはどうかしている)

老舗旅館の長谷屋の娘であり、
椿の元婚約者でもある栞。

1巻ではサラッとしか
登場してきませんでしたが、
6巻から急速に栞のシーンが
増え始めました。

今では栞は光月庵で
働く看板娘。

椿に婚約破棄されてもなお、
椿のことを一途に思う栞。

栞の椿に対する執着心が
かなり強い。

時々ヒヤッとする発言もし、
栞もドロドロ人間模様の
仲間入りをするのか？
と思わされます。

女将にも慕われ、
光月庵の継ぐ椿の妻として
期待されています。

栞の運命はどうなるのか…？

これまでの話しを振り返りながら
詳しく見ていきましょう！

⇒城島が七桜に惹かれる！

椿への異常愛

栞が再び登場したのは
6巻31話。

椿に話があるということで
光月庵を訪れました。

栞が訪れた理由は、
七桜のことについて。

(安藤なつみ先生/講談社/私たちはどうかしている)

栞の父がひいきにしている
和菓子屋・一幸堂。

その和菓子屋には以前、
“花岡七桜”という職人が働いており、
毎日のようにメールが届いていたと
話し始めます。

そのメールの内容は、
「花岡七桜の母親は人殺しです」
というものだった。

椿は掛け軸の前で七桜と
交わした約束を思い出します。

そしてその七桜と
自分の知っている七桜は
別人だと断言しました。

栞がわざわざ
この話を椿にしたのは、
単なるおせっかいから？

天然で明るいキャラの栞。

純粋に愛する椿を心配して、
手に入れた情報を共有した
だけかもしれない。

しかし
蛍の死骸を見つめるシーンで
呟く栞の発言から、
そうではないという疑惑も生まれます。

蛍が光を放つのは
求愛行動のためなんですよ
自分がここにいることを
知らせているんです　命がけで
そんなふうになれたら好きな人を
手に入れられるんでしょうか
(私たちはどうかしている7巻31話)

蛍の死骸を見つめながら
笑みを浮かべて話す栞。

なかなかに恐いです！！

椿への愛が異常すぎませんか？

椿に七桜の過去をチクったのも
確信犯かもしれませんね。

7巻で火事の中、
顔に怪我を負ってまで
椿を助けた栞。

このセリフ通り、
本当に命がけで椿に
自分の存在を知らせています。

栞の椿への愛情も、
女将の樹に対する愛情のように
いつか憎悪へと
変わってしまうのでしょうか？

⇒七桜の偽母夕子は何者！？

栞の秘密

火事から10ヶ月後。

栞は椿の
御菓子教室に足を運び、
椿と関わり続けます。

お茶屋の人とお見合いをし、
結婚を控えている栞。

とても誠実な人で、
栞を愛してくれる人。

愛する苦しさよりも
愛される安心感を選ぼうと
栞は決断していました。

しかし、
大事な結納の日に
椿への思いを断ち切れずに
結婚を破談にする栞。

女将に以前言われた通り、
誰かを一途に愛し、
茨の道へと進もうとしました。

女将と栞が
かぶってならないです！

ここまで自分を椿に捧げて、
椿を手に入れられないと
なったら栞は諦められる
のでしょうか？

栞が女将のように豹変する
ことも大いにありえます。

結婚破談により、
栞は家を追い出されて
光月庵で働くこと
になりました。

そこで栞は、
椿の側にいるために
秘密を隠し続けると
心に決意します。

栞の秘密とは？

栞も何かの秘密を
持っているそうです。

女将にハメられて栞も
何かを犯したのでしょうか？

未解明の事件とすれば、
一つは七桜の元職場・一幸堂に
送られた悪質メール。

栞は誰かに頼まれて
椿と七桜を引き裂こうとした？

登場人物のそれぞれがみな、
何らかの嘘をついている。

その嘘の代償によって、
物語は渦巻いていきます。

栞の秘密が明かされる回を
楽しみにしています！！

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