核の抑止力とマザーフレイム!核戦争=放射能の海。ベガパンクの本体(ステラ)の答え|ワンピース考察

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核の抑止力とマザーフレイム!核戦争=放射能の海。ベガパンクの本体(ステラ)の答え|ワンピース考察

<核の抑止力とマザーフレイム!核戦争=放射能の海。ベガパンクの本体(ステラ)の答え|ワンピース考察>

マザーフレイムという驚異的な兵器を作り出してしまったベガパンク。

本来なら「エネルギー」として利用するものだったのは分かります。

このあたりはアインシュタインの理論がエネルギーの創造も原爆の創造も可能にたところに良く似ています。

別にアインシュタインが戦争を生み出した訳ではありませんが、原爆という人類最強兵器の元を生み出した事実は変わりません。

ただ形にしたのはオッペンハイマーなのでアインシュタインとは少し違います。

そういう意味では世界政府にマザーフレイムを渡したヨークがオッペンハイマーの役割と言えなくもないかもしれません。

人類史上最凶の兵器が世界政府に移ったことでベガパンクはこの放送を予定していたと考えて良さそうです。

マザーフレイムが言わば「核兵器」であり、この放送によってベガパンクが求めたのは「核に対する抑止力」を「核」で補うという今の世の中へのテーゼなのではないかという気がします。

※追記※
マザーフレイムは動力であり、また月の壁画にも同様のものが映っていた事が判明しています。
更にワンピース1116話ではマザーフレイムの一部が盗まれて古代兵器の燃料として使用されたとベガパンクが発言。これによってルルシアを滅ぼした天空の兵器こそが古代兵器であり、それがウラヌスであると案に示されました。

ウソップがエルバフで一味を離脱するか

【追記】マザーフレイムは動力源で燃料が古代兵器に使われた

まずマザーフレイムとは兵器の名前ではありません。

見る限りでは動力源。

実際にサターン聖が乗り込んだ場所がマザーフレイムの在り処であり、そこでは牛鬼の姿から戻って人型で行動をしているサターン聖が見えました。

見た目には月に向かったエネルが見た壁画にあったものと同じです。

エネルが見た月の壁画とマザーフレイム

尾田栄一郎先生/集英社©️

更にこの動力源であるマザーフレイムですが、使用されたことをベガパンクが発言しました。

盗まれた一部が「古代兵器に使用された」という事実。

これでルルシアに使われた天空の兵器が「古代兵器」であったことが判明しました。

プルトンは戦艦、ポセイドンはしらほし、そしてルルシア崩壊の理由となった天空兵器=ウラヌスでほぼ確実になりました。

要するに世界政府が所持している古代兵器ウラヌスの燃料としてマザーフレイムの一部が使用され、それによってルルシアは崩壊し、海に大穴が開いて海面が1メートル上昇したということです。

ナミなどがウラヌスではないかという説もありましたが、これで純粋な兵器であることが判明したと言えるでしょう。

しらほしと似ているナミはウラヌスなのか

※下記はマザーフレイム=動力源、マザーフレイムが燃料として古代兵器に使われた、という事実が判明する前の考察記事となります。

マザーフレイムが使用されたベガパンクの苦悩

マザーフレイムは天竜人になりたいと欲をむき出しにしたヨークによって世界政府にもたらされました。

あれだけの兵器。

その威力はまだ分かっていませんでしたが、これはルルシア王国で使用されることになります。

天空からのレーザー勝者のようなもので、一気に島が消失。

そして海に大穴が開きました。

まさに核兵器のようなワンピース世界では逸脱した破壊力を示しています。

この時に世界の海面は1メートル上昇しており、この兵器を継続して使用することで「世界が海に沈む」のが分かります。

核戦争が起これば、それで世界は放射能の海に沈むことになります。

この部分でも世の中を反映しているように思えます。

エニエス・ロビーにも大穴がありましたが、あれはマザーフレイムではありません。

となれば天空兵器のウラヌスだったのでしょうか。

これはまた別の機会に明らかにされることでしょう。

本来はマザーフレイムは作りながらも、誰かに渡すつもりはなかったはずのベガパンクです。

ヨークの動きは想定外だったと言わざるを得ないでしょう。

ましてそれが世界政府、厳密にはイム様によって当たり前に使用される現実。

これはベガパンクにとって強い懸念、苦悩があったと言えます。

マザーフレイムの開発の完了、もしくはヨーク(この時点では誰が裏切り者か分からなかったとしても)による持ち出しが確定したところで「死んだ時の対応」をしておいたのでしょう。

だからこそワンピース1114話でのマザーフレイムの発言がベガパンクから世界に向けてなされたと考えて良さそうです。

ベガパンク発言「この世界は海に沈む」の意味とは

マザーフレイムの構造を世界に発信した

ベガパンクは「この世界は海に沈む」と明言して世界を驚かせました。

そしてワンピース1114話では自ら作り出した最凶兵器の構造を伝えます。

水槽に入れた水の中の炎という表現をしているベガパンク。

現代人の感覚でいうところの「核」の事なのでしょう。

この核を一つの国が持つことの危険性。

これは現代社会でも分かるところではないでしょうか。

ベガパンクも同じように考えたのでしょう。

だからこそエッグヘッドを管理している自分が死んだ時、ステラの心臓が止まったと同時に放送が流れるように設定。

世界に対して核(マザーフレイム)の理論、その構造を伝えることで「誰でも作れる状態」を生み出したと言えます。

まさに核による核抑止力を世界に提供したと言えそうです。

「この世界が海に沈む」理由はマザーフレイム

世界中でマザーフレイムは保持され抑止力となる

今のままいけば「技術力」があればマザーフレイムを作ることが可能になります。

当然ですが容易なことではないでしょう。

ただ科学に精通した者たちが努力すれば、可能になると考えて良さそうです。

例えばジェルマやシーザーなどはどうでしょうか。

設備が揃っていれば、それも可能な気がします。

また反政府のドラゴン率いる革命軍なら手にするべく努力してもおかしくはないでしょう。

こうして「誰かがマザーフレイムを持っている可能性」が明らかになれば、使う側も警戒します。

イム様がマザーフレイムを使ったのは「やり返される可能性はがないから」というのは確定的な事実です。

これはアメリカが日本に原爆を落とした時もそうでしょう。

同じ武器で攻撃される可能性があれば、当然原爆を落とすことなど出来ません。

それはイコール核戦争の開始であり、世界が放射能の海に沈むのは先述した通り。

仮に世界政府だけがマザーフレイムを持てば、その先に待っているのは「海に沈む世界」になります。

ワンピース1114話ベガパンクが世界に対してマザーフレイムの構造を明らかにし、それを発信したのは「みんなも持って抑止力になってくれ」という願いからだったのでしょう。

まさに苦肉の策。

兵器を作った罪、そしてそれで世界を終わらせてしまい兼ねない事態を作った罪。

また新しい情報が出次第、改めて記事を更新していきます。

ワンピースの世界は大陸のある海の惑星だった説



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