私たちはどうかしている考察|女将は樹殺しの真犯人か?フリンを知っても愛する人は殺せない!?
(安藤なつみ先生/講談社/私たちはどうかしている)
椿の父、樹を殺した犯人。
最も憎悪の満ちた女将が
怪しくて仕方ないですが、
女将に夫である樹を
殺せたのでしょうか?
7巻のクライマックスで
樹を純粋に愛していたことを
明かした女将。
愛する人を殺せるものなのか。
ひょっとしたら
女将は真犯人ではないのかも?
⇒女将のフリン相手は椿と血縁!?
⇒大旦那が目覚めて事件解決!?
女将と樹の結婚
樹の妻である女将。
女将は光月庵に嫁ぐ際に
樹を生涯愛して
生きようと決意しました。
しかし樹は自分に目を向けず、
一歩も触れられることも
ありませんでした。
愛する人から愛されない
のは辛すぎますね…!
そもそも
女将と樹の結婚はどのように
決められたのでしょうか?
大旦那が女将を迎い入れた
ようですが樹は納得して
いなかったのかも?
これまでヒドイことばかり
してきた女将ですが、
ここばかりは同情します。
女将に樹を殺せる?
樹のフリンを知り、
自分が愛されない理由に
気づいた女将。
愛されない苦しみから
辛い気持ちになるのは
理解できます。
しかし、
それで女将は樹を殺すまでに
至れるのでしょうか?
愛する人に愛されなかった、
その理由で愛する人を殺せるか?
どれだけ自分に
目を向けられなくても、
好きな人を死に至らせるのは
難しいのではないか…?
と思ってしまいます。
樹の殺人現場で
誰かの着物を愛おしそうに
触っていた女将。
あれは樹の遺品?
殺した本人が
樹を思ってそんな顔
するでしょうか?
んーまだまだ女将の行動は
謎に包まれています。
今後の行動が気になりますね。
殺すなら七桜母?
女将が樹のフリンで
殺意を抱いているとしたら。
その殺意は樹ではなくて
七桜の母に向けられるのが
自然ではないでしょうか?
自分の環境に邪魔が入った。
その邪魔を消せば、
樹は永遠に自分の者になる。
そう考えると、
七桜の母を殺すほうが
事は丸く収まります。
にも関わらず
殺されたのは樹。
女将が七桜の母に
濡れ衣を着せたのは
明らかになっています。
七桜の母を懲らしめようと
する気持ちは確かにあった。
となれば、
女将が殺すなら
樹ではなく七桜母。
女将は樹を殺した
犯人ではないかも?
では樹は
なぜ殺されたのでしょう?
樹が殺される動機が
まだよく分かりません…。
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