【キングダム考察】藺相如は一体どんな人物?側近の趙峩龍はその力量を受け継ぎ秦を脅かす!?
(原泰久先生 キングダム 引用)
キングダムで
「趙三大天」として名高い
藺相如(りんしょうじょ)。
廉頗(れんぱ)将軍の
親友でもあり
趙峩龍(ちょうがりゅう)が
仕えていた人物でもあります。
彼はどんな人物で、
趙峩龍たちに
どのような影響を与えたのか
考察してみたいと思います。
⇒【尭雲は藺相如の側近で輪虎の役?】
⇒【趙の三大天呼称は実在しない!?】
藺相如って?
藺相如(りんしょうじょ)は
キングダム本編には
ほんのわずかな
描写しかありませんが、
実在の人物であり、
その様々なエピソードから
歴史ファンの間の人気が
かなり高いようです。
多くの故事成語
(中国の古典に書かれた
出来事を元にした熟語)
が生まれており、
『史記』などに残されて、
文字通り歴史に名を残した
人物でしょう。
藺相如が活躍していたのは
紀元前298-266年あたり。
キングダムのはじまりが
前245年なので
ちょっと昔の話ですね。
趙国では恵文王の時代です。
有名な故事
藺相如がいかに賢く
だったかがわかる
記録が多く残されています。
有名なのが「完璧」の話ですね。
ある時、秦が「15の城」と、
趙の宝である
「和氏の璧(かしのへき)」を
交換したいと言います。
壁というのは、
平らな石(天然石)の真ん中に
穴が空いている、
5円玉のような形をした
玉宝のことです。
しかし本当に秦が約束を守るのか・・・
誰も使者になろうとしなかったところ
藺相如が名乗りを上げ、
秦へと向かいます。
やっぱり城を与えず
宝だけを奪おうとした秦。
しかし藺相如の機転で、
秦の昭王をうならせ、
壁を無事に趙へと持ち帰りました。
宝も趙のメンツも自分の命も
守りきったという故事から
「壁を完うする=完璧」という
意味で現在使われるように
なりました。
武力で・・・というよりも、
度胸と巧みな言葉で
どんどんとのし上がり、
食客から宰相の座に
ついた藺相如。
最期は病気で亡くなったと
言われていますが
もしキングダムの時代に
存命だったら、
秦をおびやかす
脅威的な存在だったことは
間違いありませんね。
実際、
藺相如と廉頗が趙で
活躍していた時には、
秦が趙に手出しできないほど
だったということです。
⇒【中華十弓ランキング!】
廉頗との仲
廉頗との関係は
あまりよくなかったと言われます。
戦で武功をあげた廉頗にとって、
舌先だけでのぼりつめて
自分と同じ位についた
藺相如のことが気にくわない
存在だったのも理解できます。
しかし私情を挟む争いは
秦に利を与えることになり、
廉頗を避けるのも
国益を優先しているからだという
藺相如の言葉を聞いて
謝罪した廉頗。
それを受け入れた
藺相如と廉頗は
お互いに首をはねられても
後悔はない・・と言い、
結束を固めました。
これを
「刎頸(ふんけい)の交わり」
と呼び、深い友情を
意味する言葉となりました。
キングダムでも廉頗は
藺相如を「兄弟」と言うほど、
固い絆で結ばれていたようですね。
(19巻)
⇒【信は趙滅亡に絡まない!?】
趙峩龍
現在、
秦と趙の戦いで
趙左翼三将として
王賁・亜光軍と対峙している
趙峩龍(ちょうがりゅう)。
彼は藺相如の
側近でありました。
趙峩龍はどんな影響を
藺相如から受けているのでしょう?
王賁も趙峩龍の
動きには注意を払うほど。
素早い判断力や
行動力で、
覚醒した王賁を
追い詰めていきます。
藺相如のすごさを
そばで目の当たりにしてきた
趙峩龍は、
その力量を引き継いで
いるのでは。
朱海平原の戦いでも
まずは様子見・・・
ということからも
慎重な様子がわかります。
そして今討つべき
敵将は誰か・・・と
状況をよく読めている
ようです。
今は戦場なので
どうなるかは不明ですが、
趙峩龍も武力だけでなく、
意外と外交能力にも
長けているかも
しれませんね!
奇策というか
武力に頼らない、
意外な方法で
一気に趙を優性へと
導く可能性は・・・ある!?
この朱海平原で
趙峩龍がどうなるかは
全くの不明なところですが、
討ちとることができたら
一気に秦が有利になるくらいの
大きな影響力を持つ
人物なのではないでしょうか。
⇒【馬南慈・趙峩龍・岳嬰で最強は!?】
⇒【亜光は王賁を守っている!?】
⇒【鄴攻めで討たれる武将!?】
マンガ好き
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