【キングダム考察】匈奴は何者か♣雁門での李牧の史実♠蒙恬が統一後に♦
(キングダム 黒羊の後 484話 引用)
李牧が功績を
認められた場所。
雁門。
匈奴との戦いにある
北の局地。
王騎が討たれることに
なった戦で、
楊端和が政に匈奴と趙の
ことを伝えにきた。
この匈奴と雁門とは
一体何なのだろうか。
雁門
雁門関とは、
北の異民族の侵攻を
抑えるために建てられたもの。
李牧だけに留まらず、
多くの戦が
ここで行われた。
その回数は、
実に2000回近くにのぼる
というのだから
恐ろしい。
本当の意味で、
修羅場というのに
ためらいもないのが
ここだろう。
それだけに、
馬南慈が伝えていたように、
趙で名を馳せた武将も
一月もたなかったという
理由がよく分かる。
李牧の側近は
この雁門に関わっている
可能性が高い。
匈奴の存在
匈奴は、
今で言うモンゴルあたりを
中核に集まった
遊牧国家をいう。
特定の領土を
持っていたということでは
ないのだが、
この匈奴には北側の国
全てが悩まされていた。
李牧も元々は、
この匈奴から
侵攻を守るために
配備された一人。
史実では、
連合軍として、
秦国に韓、趙、魏、燕、斉と
共に匈奴も攻め込んでいるが、
敗走している。
長きに渡り、
中華の列国を
苦しめてきた存在。
しかし、
それを食い止めた
有名な武将が
李牧と言える。
李牧と匈奴
李牧は匈奴侵攻の
最前線を守っていた。
その守備の方法は、
攻めてきたら籠城して
防御を徹底するというもの。
これによって、
被害はかなり少なく
なっていたが、
弱気との見方から
一時的に任を解かれる。
しかし、
任を解いた後に、
討って出た後任が匈奴に
惨敗する。
匈奴に北側の領土を
侵された趙王は間違いに
気づいて李牧を再度着任させる。
その時の条件が、
今まで通りに籠城を
基本とした戦略にするというもの。
匈奴を討つ
李牧とて、
ただ黙って守りに
徹しているだけではなかった。
匈奴に対して、
小隊の偵察を行わせる。
その数一千。
しかし、
敗走。
そのフリをさせた。
家畜などを奪った匈奴。
それに味をしめた匈奴は
10万規模の大軍勢で
趙を攻める。
全ては李牧の罠。
油断して侵攻した
匈奴10万の騎兵に
李牧軍の挟撃。
この戦で、
相手将であった単于は
敗走することになる。
向こう十数年に渡り、
趙は匈奴に侵攻される
ことはなくなったという。
中華統一後は蒙恬が
秦国また
匈奴に悩まされた国の一つ。
中華統一後は、
匈奴に対して30万の大軍勢で
挑んでいる。
その際に、
率いたのが蒙恬。
歴史的には、
蒙恬の代表的な功績の一つとなる。
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