糸凌は史実に存在せず! 倉央と共に死亡で『死も二人を分けられない』|キングダム考察
糸凌は史実に存在しているのでしょうか。
残念ながら副将級で史実に登場する人物はほとんどいません。
羌瘣や傅抵などは後に将軍になる存在であり、そういう意味でイレギュラーと言えます。
当然ながら糸凌も史実では名前が出て来ず、その主人である倉央も史実にはいません。
よっていつ死ぬかも不明であり、番吾の戦で二人とも討ち死にする可能性は十分あると言えるでしょう。
倉央と糸凌の回想回では「死がふたりを分かつまで」と結婚式での言葉に似たような文言が伝えられました。
そしてその約束をした中で二人は王翦の元に向かう倉央と、青歌の武将二人を相手に残る糸凌で別れました。
このまま糸凌は死んでしまうのでしょうか。
それとも生き残り、また倉央と共に過ごすことが出来るのか。
少なくともジ・アガとカン・サロを相手にした局面で、なんとかキングダム787話でジ・アガ討ちを達成しました。
瀕死だった糸凌に対してカン・サロはトドメを刺すこともなかったので、一先ず命を繋いでいます。
※追記※
キングダム794話で倉央の名を呼びながら馬上で力尽きたように見えた糸凌。ただ完全に死亡の描写はなく、斬り伏せられたシーンもありませんでした。まだ生存の可能性はあります。
史実に糸凌はいない
糸凌がいつ死ぬのか。
史実には存在していないキングダムのオリジナルキャラクターです。
よって生没年不詳となります。
そういう意味でも「いつ死ぬのか」は原先生次第というところです。
そもそも副将クラスの人物はほとんどが史実には存在していません。
有名武将級は大抵史実に存在するのですが、それでもキングダム登場の大将軍級でも半数ほどは記録なしが多いように思います。
楚の天才武将である媧燐も存在しない武将の一人です。
モデルは和田アキ子さんじゃないかと言われていますが、たしかに高身長で威圧的で武力にも長けている。
そう感じるところかもしれません。
キングダムの重要武将でも史実不存在のオリジナルなので副将級ではほとんどがオリジナルです。
李牧に付き従う傅抵や、飛信隊の羌瘣などがイレギュラーなだけです。
※後にどちらも将軍として名が残る。
糸凌は死ぬ可能性が高い
番吾の戦は史実にも残る有名な戦いです。
本来はこの戦の流れから李牧が驚異的な強さとして歴史に名が轟きます。
そんな戦だけに秦国の犠牲の多さは尋常ならざるものとなりました。
当時の始皇帝となる嬴政も胸中は穏やかではなかったでしょう。
言ってみれば番吾の戦は秦国の大きな最初の敗北だったとも取れます。
そんな戦だけに今のキングダムでも王翦軍のほとんどが死ぬことになるのではと予想されています。
田里弥はすでに肝臓あたりを刺されており、長くないと予想されるところ。
同じく倉央と糸凌も同様に死ぬのではないかと予想されています。
ただキングダム786話でジ・アガを葬った糸凌だけに、このまま生存ってことも十分に可能性としてはあるでしょう。
死がふたりを分かつまで
糸凌と倉央の関係が回想として描かれたのはキングダム785話です。
強引に迫る倉央。
それをウザがる糸凌という何となくラブコメ感がある展開でした。
そんな糸凌は左目の傷を見せて「これでも美しいか」と言ったことで倉央を遠ざけようとしました。
女性が顔に傷を負うと長く苦しむケースが多いとも言われますが、糸凌が剣士として信じられないほどの実力をつけたのも、一つこれが原因にあったのかもしれません。
何にしてもそのラブコメ風から倉央は傷も気にせずに糸凌を美しいと関係を持ち、また結婚ではないですがずっとそばにいるように指示しています。
その時に語られたのが「死がふたりを分かつまで」でした。
死ぬまで夫婦として、と言った意味でしょうが、この流れは「死んでもなお」という展開になっていく気がしてなりません。
死んでも二人は一緒
番吾の戦で倉央と糸凌、どちらも死んでしまう可能性が高いと言われています。
場合によっては今いる副将級が全て死ぬこともあります。
もしそうなれば王賁が王翦軍に入ることも考えられるでしょう。
倉央が死に、糸凌も死に、そして描写として二人があの世というか、そんな場所で一緒になる。
桓騎が死んだ時もそうでしたが、そんな様子が描かれても違和感はありません。
キングダムでは信が龐煖との戦いで死んでしまった時も羌瘣があの世の手前のような場所から救い出しました。
そこで去亥と松左が出てくるような場面もありました。
死後の世界で「死を持ってしても二人を分かつことはできなかった」という、ハッピーではないですが悲劇ではないような終結を見ることもありそうです。
あの世で「また一緒だな」と言った描写があるのかどうか。
果たして糸凌と倉央。
どんな壮絶な最期を迎えることになるのか。
王騎と摎(きょう)、倉央と糸凌、この先では李牧とカイネという感じで、ほとんどの恋愛関係は破綻の道を辿ります。
唯一上手く生き続ける武将級の恋愛は信と羌瘣だけってこともあるのかもしれません。
女剣士は基本的に死なない説
女の猛者はキングダムに多く出てきます。
ただ過去を見ても女性剣士が死んだパターンはほぼありません。
過去回想における摎(きょう)くらいなものか。
それも驚異的な強さでした。
羌瘣も楊端和もカイネも死んでいません。
羌瘣のライバルだった幽連は死にましたが、女性同士の戦いで復讐劇という構図のもの。
桓騎軍の黒桜は死にましたが、それもかなり粘っていたのは読者も憶えているところです。
そう考えると、この先も女剣士が通常の男性に殺されるパターンはほぼ無いのかもしれません。
それこそ強大過ぎる的、摎(きょう)の場合の龐煖のような時だけの死があるだけか。
よって「糸凌は死なない」ってこともあります。
【追記】乱戦の中で囲まれた糸凌
糸凌はキングダム794話で倉央が逃げていく中、一人佇み力を失っていました。
ここで死んでいたとしても違和感はありません。
ただ完全なる死亡の描写はなく、敵に囲まれた時点でも斬られている様子はありませんでした。
よって後に倉央との再会が待っているものと思って間違いないのではないかという気がします。
壁と同じく捕虜として趙の中で生き続け、最終戦で王翦軍が趙を滅ぼす段になって倉央と糸凌が改めて出会うのではないかと予想されます。
倉央は糸凌も乱戦の中で死んでいったと思っているので、再会の時の倉央の感動目に浮かびます。
また二人の状況について新しい情報が入り次第、記事を更新していきます。
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