キングダム考察|羌瘣(きょうかい)は実在!かわいいが趙を滅ぼした名将の一人!
羌瘣(きょうかい)と言えば、一番最初に信と伍を組んでいた頃からの仲。
史実にも実在している武将であり、飛信隊にとっては古株中の古株と言える存在です。
顔がかわいいのが特徴的ではありますが、当然それだけではありません。
蚩尤と呼ばれる一族の末裔で、圧倒的な剣術を披露し、武力で言えば物語最強クラスなのは確実でしょう。
また史実においては、趙を滅ぼした名将の一人となります。
羌瘣は秦国の名将
史実で見れば、羌瘣の大きな功績は1つと言えるかもしれません。
それが、趙の滅亡でしょう。
最終的に東陽という場所で幽繆王を捕らえたのが羌瘣となります。
少し詳しく見ていきましょう。
羌瘣は王翦と楊端和と共に、趙を攻め入ります。
そして、楊端和が邯鄲を囲い込み、王翦と羌瘣で邯鄲を攻め落とす事になりました。
当時の王は、幽繆王という悼襄王の次の王様となります。
悼襄王は史実では鄴攻めと同じ年に亡くなっています。
キングダムではヤバい王様であり、「あまりに暗い」と李牧が言うほどの人物で描かれています。
次の王様予定は太子嘉でしたが、公子遷が太子(王位継承権のある子供)に変わり、幽繆王になります。
太子嘉は後々に代という国を立てる人物となります。
邯鄲が陥落しましたが幽繆王は東陽に逃げようとします。
羌瘣はこれを追い詰めて趙を滅亡させる事になりました。
この趙を落としたことで、秦国は中華統一の具体的な足がかりを手にしたと言えます。
趙の前には一番小さな韓を騰が滅ぼしていますが、大国として趙を滅亡させた意味は大きいと言えます。
史実では、この時の信(李信将軍)は別の場所に出征していました。
当初は龐煖を封じ込める役割として、信が別の場所にいたのかと思われましたが違いました。
龐煖はすでに朱海平原の戦で死亡しています。
羌瘣の剣術
羌瘣の武力については色々な謂れがあります。
圧倒的な剣術は、特に巫舞については見るものに衝撃を与えます。
この強さについては、武力のパラメータで詳しく載せられたことがありました。
原先生も答えていたことになりますが、武力という意味だけで見れば最強は「龐煖」との事です。
これも朱海平原の戦までで、それ以降は武神なるものの存在が否定されて武将の重みを持つ者が最強となります。
この龐煖の強さをベースに考えた時に、武力で次に強いのが蒙武となります。
数値で言えば、龐煖が100で蒙武が99となっています。
では羌瘣は?
羌瘣は武力が96となっています。
当時で見ると龐煖と蒙武に次ぐ武力を羌瘣が持っていた事になります。
ちなみに、信が91となっていました。
※序盤に描かれたモノであり、後に登場する人物の殆どが数値反映されていません。
知略においても天才的な羌瘣の強さは、計り知れないと言えます。
王翦に認められる
邯鄲の戦については、飛信隊として信と共に行動はしていません。
鄴攻めの後に信は将軍職となります。
よって、ここから飛信隊という言葉が使われるのかは微妙な所でしょう。
使われるのかもしれませんが、秦国としては軍としての認識で隊とは呼ばなくなるはずです。
飛信軍となるのか、それとも李信軍となるのか。
苗字については将軍になる時に漂も選んでいた「李」を使用しました。
適当に決めた感じもありましたが、信らしさの出るエピソードとなっています。
李信将軍は、この邯鄲の戦いの時、太原、雲中に出征しています。
ここに誰がいて、何の為に出征することになるのかは分かりません。
少なくともこの段階で羌瘣は王翦将軍と共に行動をしています。
王翦は戦の強い者を欲しているのは、姜燕の時に分かっている事です。
蒙恬にも朱海平原の時に自軍の幹部に誘っていました。
何らかのきっかけで王翦の幹部として羌瘣が引き抜かれる事もありますが、趙戦までは何も分かりません。
王騎と摎(きょう)の対比を信と羌瘣で行っている場合も考えられます。
だとすれば、信が将軍になるタイミングでいつしか飛信隊が李信軍となり、羌瘣は別として将軍または5千人将として動き始める事になりそうです。
将軍に成り立ての段階では羌瘣はまだ飛信隊(李信軍)の一部として機能しています。
知略という部分で見れば、秦国内でも上位に入る羌瘣です。
蒙恬も知略に強い武将ではありますが、時にそれを超える天才的な発想を持っています。
最強クラスの武力も合わせると、王翦の側近として構えられる器と言えるでしょう。
趙滅亡の後の動き
羌瘣は、趙の王である幽繆王を捕らえて趙を滅亡させた後、燕を攻めるべく中山に向かいます。
燕については、終盤まで残る国の1つで、政の暗殺騒ぎなどを起こしています。
この暗殺の報復として信と王賁で燕を滅ぼしていきます。
楚の大戦以降の話となりますので、キングダムで描かれるのは相当先であるのは確実です。
燕はちなみに趙から逃げた、太子嘉(この時は公子嘉)が代で国を立ち上げた後に一緒に秦と戦う国でもあります。
実質、この燕と代の連合戦が物語の最後の戦になる可能性は十分にあるでしょう。
場合によっては、この戦で再復活するのが李牧ということもあると予想されます。
史実にある斉との最終戦は、すでに王建が嬴政を認めたので起こらない可能性が高くなります。
但し、どの戦も楚との戦いに比べれば規模感も危機感も含めて劣るものとなります。
キングダムとしては楚の戦を最終着地として、残りの戦は高速に消化する可能性もあるのかもしれません。
歴史的には、趙滅亡後と中山での駐屯以外に記録がない羌瘣です。
キングダムにおいても、このあたりを堺に信と子作りなんていう可能性も出てくるのではないでしょうか。
羌瘣が信を好きで、信も常に大事に考えているのは分かっている事です。
羌瘣が信の嫁となる可能性は極めて高いと言えそうです。
また戦いの最中で、命を落とすということも十分にアリ、その説も有力な羌瘣の未来暗示の一つです。
出来ることなら、最後の戦でも李信軍の一人の武将として、羌瘣には活躍してもらいたいとファンは願っています。
春秋戦国時代の歴史の名将である羌瘣の姿をご紹介しました。
キングダムでは史実を超えた羌瘣の姿が見られるものと期待しています。
マンガ好き
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