キングダム考察｜関常は王賁の為に死ぬ覚悟！史実に存在する人物？朱景様の“関家”に関係か？

（原秦久先生/集英社/キングダム）

関常は元は王翦の側近であったが、
玉鳳隊の成長を機に王賁に仕えるように。

かつて番陽からは
“信”が置けぬ存在と評された関常だが、
王翦軍で培われた豊富な経験から
玉鳳隊に不可欠な存在となる。

しかし、
朱海平原の戦いでは
瀕死の王賁の身代わりとなり、
尭雲に討ち取られる展開に…。

関常という武将は
一体どういう人物なのだろうか？

⇒“王賁が討たれる”の意味とは!?
⇒尭雲の“雷獄”が強すぎる！

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関常の登場

関常は王翦や王賁と違い、
史実には存在しない
キングダムのオリジナルキャラである。

関常が玉鳳隊に加入したのは
著雍攻略戦の半年前のこと。

玉鳳隊が五千人隊に昇格した際に
王翦軍の千人将・関常が派遣された。

まだ“信”の置けぬ不気味な男だが
頼りになるという点だけは
間違いない…
−番陽−
（原秦久先生/キングダム36巻）

関常隊の合流は
玉鳳隊の戦力強化に繋がったが、

なぜ王翦の側近である関常が
玉鳳隊に送られてきたのかは
不明のままである。

しかし、
関常の実力は王翦軍お墨付きで、
玉鳳隊の武功に大きく貢献する。

⇒王翦の部下で一番強い将軍は!?
⇒史実における王翦の閼与攻め!?

関常隊の強さ

関常隊は元々は王翦軍の所属。

猛将の亜光軍の下についたことも
過去に何度かあるという。

そして、
王翦軍で叩き上げられた
関常隊の実力は相当なものであり、
玉鳳隊の危機を何度も救う。

(原泰久先生/キングダム37巻)

大錘を持つ大柄の男が
宮康（きゅうこう）

口元を隠す小柄な剣士が
松琢（しょうたく）

関常の部下たちも
玉鳳隊には欠かせない存在になる。

⇒尭雲の予知夢で李牧の死を暗示！
⇒史実における王一族とは!?

朱景様の血筋？

王翦将軍の妻であり、
王賁の母にあたるのが朱景様。

(原泰久先生/キングダム577話)

朱景様は王賁の出産後に
すぐ亡くなってしまったため、
謎が多い人物でもある。
⇒【朱景様が王翦・王賁不仲の原因!?】

そんな朱景様は、
秦国の貴族中の貴族、“関家”の姫。

そして、“関”といえば
関常の名にもそれが含まれる。

関常が“関家”にゆかりのある
人物の可能性も考えられるだろう。

関常が王翦や王賁に
仕えるようになった背景は、

王翦の“王家”と
朱景様の“関家”の
結婚が関係しているのだろうか。

⇒王賁の母・朱景は史実にいない!?
⇒嬴政の妻・向と麗は史実ナシ!?

王賁と関常

王賁と関常は
戦場においてお約束のように
意見の食い違いを見せる。

(原泰久先生/キングダム36巻)

関常は王賁の目付け役として
定石通りの策を進言するが、

鋭い戦術眼を持つ王賁は
関常の策を真っ向から否定する。

王賁と関常は本来、
主従の関係であるのにも関わらず
犬猿の仲のように見えてしまう。

しかし、
王賁が玉鳳隊の将として
成長していくと共に、
関常の行動にも変化が見られるように。

(原泰久先生/キングダム48巻)

かつて仕えた王翦のように
王賁を主として認めるようになったのか。

そして、
尭雲の奇襲により瀕死になる王賁と
王賁救出のために命を差し出す関常。

今後の展開に注目したい。

⇒“王賁が討たれる”の意味とは!?
⇒信と尭雲の再戦が近い!?

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