キングダム考察|秦の大将軍・騰(とう)が史実で韓を滅亡!死亡は統一の年

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キングダム考察|秦の大将軍・騰(とう)が史実で韓を滅亡!死亡は統一の年

秦国の大将軍で復活した新六大将軍の第二将に任命された騰(とう)。

騰は史実でも韓の滅亡に絡む大きな功績を残した人物となっています。

キングダムで騰の初登場時は王騎将軍の“副官”というポジションでした。

キングダム16巻 王騎が騰に託す瞬間

キングダム16巻/原泰久先生/集英社
王騎が騰に託す瞬間

王騎も自分と比べて遜色のない実力を誇っていることを明言されています。

武将の強さランキング(TOP10)

王騎の死後は大将軍として君臨

王騎の死後は王騎に代わる“大将軍”として秦国を支える存在になっています。

騰は常に冷静で感情を表に出さないポーカーフェイスが特徴。

そして“ファルファル”で有名な凄まじい剣技も備えている人物です。

キングダム26巻 ファルファルと楚軍を単騎で突き破る騰大将軍

キングダム26巻/原泰久先生/集英社
ファルファルと楚軍を単騎で突き破る騰大将軍

合従軍の際には楚軍の中を単騎で臨武君の元までたどり着くほどの突破力を有しています。

什虎の武将と戦った魏との同盟戦でも楚との戦となり、何かと楚軍に縁のある騰。

但しキングダムでも騰が前線を維持しているのは韓との国境付近になります。

史実では韓を陥落させた後で楚の大戦に向けた準備を行っています。

信と蒙恬は楚の項燕に大敗

史実に存在する「内史騰」

騰という人物は史実にある実在の人物です。

史記・春秋戦国時代人物事典

但し、キングダムとは大きく異なる部分があります。

「内史騰」という名前で『史記』に記録が残っていますが、内史というのは役職になります。

キングダムで言えば一種の文官の役職になりますが、騰は王騎に仕えた副将などではありませんでした。

単なる文官でもありません

実は騰は韓の将軍というのが史実で分かっているところです。

紀元前231年に秦に対して韓が南陽の地を譲ります

韓は戦国七雄とは名ばかりで非情に弱い国の一つでした。

侵攻し続ける秦に抗う術もなく、言ってみればご機嫌取りで何とか滅亡を免れようとしました。

その南陽の地の守りとして、秦に降伏した韓の将軍であった騰が任命されます。

この翌年、紀元前230年には騰は秦国の軍勢10万を率いて元仕えていた国である韓を攻めて韓王安を捕虜として滅亡させています。

自分の元の国を攻める騰の人物像というものがどういった形であったのかは定かではありませんが、後の法の執行を考えると知略に長けた人物だったと想像出来ます。

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騰が韓を滅ぼす

キングダムにおいては韓の戦の前段階で六大将軍の第ニ将として任命された騰です。

史実にある南陽の地を譲られる話も恐らくは戦にて手にするものになるのではと予想出来ます。

最初に国を滅ぼすというのは容易な精神力では出来ません。

六大将軍や三大天も含め、春秋戦国時代の歴史で誰も成し得ていない七雄の滅亡戦。

これを最初に騰が行うというのも王騎からバトンを受け取った意味を感じられるところでしょう。

韓滅亡戦には信、蒙恬、王賁も参加するのではと予想されます。

キングダム36巻 若き才能達が傑物に挑み名を中華に轟かせる戦

キングダム36巻/原泰久先生/集英社
若き才能達が傑物に挑み名を中華に轟かせる戦

魏火龍七師との戦いとなった呉鳳明と騰と同じ様に、韓戦でも3人が大きく成長できるように騰が導くものと思われます。

韓の将軍は有名な人物も出ておらず、合従軍で現れた毒部隊を持つ成恢(せいかい)は死亡しました。

史実においても韓にはめぼしい武将も存在していません

但し始皇帝の時代の一昔前に存在した韓非子は後の秦国の発展に大きな智慧をもたらした人物と言えます。

また滅亡の4年後は元韓の首都である新鄭にて反乱が起きます。

ここで捕虜となっていた韓王安は処刑される事になりました。

キングダムでも騰が鎮圧を行う可能性も大いにあるでしょう。

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楚の攻略準備をする騰

騰は韓を滅ぼした後、楚の大戦に向けた準備を行います。

駐留する場所は南郡。

法整備を厳格にするため郡に文書を発布して全員が法について理解できるように務めた人物となります。

将軍という武力だけでなく政治面でも活躍した人物と言えるでしょう。

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騰が死ぬのは統一の年

生没年不詳というのが騰の基本情報となります。

よって死亡の時期は不明と言えますが、法整備が可能なら出番が多そうな統一後に登場しなくなる騰。

紀元前221年。

秦国が中華統一を成す年でもあり、ここでの死亡が濃厚であろうと言われています。

キングダムでも騰に関しては中華統一を果たすまで生き残ることになります。

恐らく今後も信や蒙恬、王賁の良き兄貴分として戦のヒントを与え続けてくれるものと感じます。

新たな強者たちは王騎から学べなかった分、騰から多くを学ぶのでしょう。

以上が騰に関する韓滅亡に対する史実と考察になります。

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