【キングダム考察】犬戎の王ロゾを討った壁将軍が無能キャラとして描かれる理由!楊端和と結ばれる可能性!?
(原泰久先生/集英社 キングダム引用)
壁将軍は
犬戎の王ロゾを討つまでは
無能なキャラとして
描かれていました。
今回作中初めての
大活躍シーンが描かれ、
壁ファンの方にとっては
非常に喜ばしい出来事でした。
この遼陽の戦で
英雄となった壁の武官は
更に上がることが予想されます。
なぜそんな大活躍の壁将軍が
今まで無能キャラとして
描かれていたのでしょうか?
そして壁が惚れている山の王、
楊端和と結ばれる可能性は?
⇒【楊端和の史実!男だった?】
⇒【ロゾ死亡後の犬戎は自由になる?】
壁が将軍になるまで
壁は現在将軍まで
のぼりつめています。
当時の武官の出世街道は
「千人将から上にいくのが難しい」
と言われています。
しかし壁は
合従軍の楚軍と交戦するときには
既に千人将から三千将となっており
エリート街道を歩んでいる
といって良いでしょう。
しかしそれまでの道のりは
けっして平坦ではありませんでした。
・王都奪還編で左慈にビビる
・遼陽の戦では壁が
有する兵糧庫が焼かれる失態
・その直後の戦場でも落ち込み続ける
などなど。
「将軍」の位を得ながらもなぜか
無能な弱いキャラとして
描かれています。
同じ将軍の位に就く者としては
現在の戦で抜擢されている
・王翦
・桓騎
などがいます。
ここに壁が並ぶとなんだか
非常に違和感を感じますよね。
武力やカリスマ性では
この二人には敵わないでしょう。
⇒【壁が将軍になるまでの道のり!】
⇒【自分が囮?王翦の規格外な戦略!】
⇒【桓騎が秦を裏切ることは確定か?】
壁将軍は名家の出!
壁は初期から出てくるキャラで
馴染みが深いだけに
出生や家柄などを知らない方も
多いのではないでしょうか?
実は壁将軍は
名家の出なのです。
今の日本でもそのような場面が
見受けられますが
中華の春秋戦国時代において
出世には家柄なども
非常に関係してきます。
信を例に見てみましょう。
信の功績と壁の比較
信は
・王都奪還編で「左慈」
・対魏軍戦では魏将の
「黄離弦」と「麻鬼」
・対趙軍戦では副将の「馮忌」
・廉頗四天王の趙将「輪虎」
・趙総大将の「慶舎」
・慶舎の敵討ちだ!
と前のめりな「岳嬰」
らを討ち取っています。
他にも信は王騎の矛を、
麃公の楯を、
受け取るという
英雄からの評価を得ています。
しかし信の出生は下僕。
信は現在も「五千将」に甘んじ、
壁は「将軍」という位
を手に入れている。
下僕出身(信)と名家の出(壁)。
当時の人材登用においての
家柄の重んじ方は
現代では考えられないくらい
大きかったのです。
壁は実力以上の評価?
故に壁は実力以上に
評価されていた一面があったと
いえそうです。
作中初期に出て来たときには
すでに昌文君の副官でしたから。
そして戦に出て手堅く
戦果を上げ続けたのもありますが
その家柄も手伝って
将軍へと出世を果たします。
お金持ちの息子は弱い?
名家といったいわゆる
「お金持ち」の家では
生まれたときから食べ物に困らず
寝る所に困ることはありません。
そしてそれは同時に人から
「ハングリー精神」
を奪う一つの要因ともなり得るのです。
名家であればいわゆる
スパルタな英才教育
をされることもあれば
甘やかされてぬるま湯の中で
育てられることもある。
壁は自身が窮地に立たされたとき
ビビりがちなお人柄から
後者であったのではないでしょうか?
トラブルが起きても親がコネやお金で
助けてくれますから。
壁が無能とまでは言いませんが
弱いキャラとして描かれている
一つの理由として考えても
良さそうです。
⇒【山の民の強さランキング!】
⇒【武将の強さランキングTOP10!】
まとめ
しかし壁は戦を重ねる中で
将軍の地位を獲得し、
今回の戦では犬戎の王ロゾを討ち取る
という大活躍を見せました。
キングダムという漫画は
信という低い身分からの
出世・成長物語ではありますが、
壁のような名家出身者の
出世・成長物語が描かれている
というのも面白さの
一つでもあります!
そして家柄も良い上に
今回の功績を考えると、
楊端和の心も動かす事ができ
結ばれる可能性も出てきますよね!
そうなると山の民も
黙ってはいませんが…。
頑張れ壁将軍!!
マンガ好き
最新記事 by マンガ好き (全て見る)
- キングダムネタバレ818話【最新速報・確定】騰は寧と合流!博王谷が李信の首を狙う - 2024年11月19日
- ハンターハンターネタバレ407話【確定・最新速報】ボークセンとモレナが交渉ゲームを開始 - 2024年11月15日
- ワンピース1132話ネタバレ考察|ロキはニクニクの実の能力者!麦わらの一味に入る公算大|展開 - 2024年11月13日
コメント
- トラックバックは利用できません。
- コメント (0)
この記事へのコメントはありません。