ワンピース考察|ヤマト(女)に悪魔の実の能力はイヌイヌの実モデル大口真神!母親のビッグマム説否定
ヤマトは見たままに女性であるキャラですが、その能力に関しては謎も多いところです。
ルフィが海に落ちてハート海賊団(ローの仲間)に助けられている間にカイドウとの戦闘を受け持つことになった「おでん」を称するカイドウの娘。
カイドウ本人は「息子」と言っていてヤマトも「僕」と表現していることから「僕っ娘」のキャラ設定として登場している様子。
名前などから考えると「本当にカイドウの息子なのか」と疑わしくなる点もあります。
今回はそんなヤマトの母親や能力と悪魔の実の有無などを考察していきます。
※追記情報2021年・週刊少年ジャンプ35号より※
ヤマトの悪魔の実の能力が確定しました。
『イヌイヌの実モデル大口真神(おおぐちまかみ)』です。
下記には確定前の考察が載っていますので必要であれば目次より【追記】部分をお読み下さい。
【追記情報】イヌイヌの実モデル大口真神
ヤマトの悪魔の実は「イヌイヌの実モデル大口真神」であることが判明しました。
(ワンピース1020話)
下記記事はワンピース1020話で表記した内容を転記しています。
大口真神というのは日本の神話に登場する山犬の神です。
もののけ姫の山犬が連想としては分かりやすいでしょう。
日本では田畑を荒らす獣を食べてくれる狼を神格化して崇める風習が各地にありました。
『御神犬』と呼ばれることもあるほどです。
ヤマトの名前の由来はヤマトタケルノミコト(日本武尊)ですが、この日本武尊とも関連があります。
日本の神話の一つのエピソードでヤマトタケルノミコト(日本武尊)が信濃の白鹿である山の神を怪しんで蒜(ヒルと読む。にんにくと言われる)を投げつけて殺します。
山の神が化けていた白鹿を退治すると目の前に霧が立ち込めて道に迷ってしまいます。
その迷いからヤマトタケルノミコトを助け出した白い犬がいました。
これが大口真神だと言われています。
「昼神温泉」という長野にある有名な温泉はその逸話が記されている場所となっています。
ちなみに蒜(ヒル)の文字が変わって昼となったので昼神と呼ばれています。
昼神温泉を尋ねると伝説が詳しく分かります。
(近くに日本で一番星空が綺麗な阿智村もありますので一度行ってみて下さい)
ヤマトの悪魔の実がイヌイヌの実モデル大口真神であったことで麦わらの一味の仲間として船に乗る確率は極めて低くなったと言えるでしょう。
(数字の法則が成り立たなくなる)
ヤマトは悪魔の実の能力者なのか
ワンピース1018話の段階まで見てもヤマトが悪魔の実の能力を有しているとは考えられませんでした。
しかし実際に1019話では悪魔の実を食べていたことが確定しています。
姿から考えると「猫」か「狐」と考えていいでしょう。
元よりヤマトに関しては「麦わらの一味になる可能性」が強く示唆されている人物です。
麦わらの一味では悪魔の実の能力に数字の法則があり能力者となれば2と9の語呂合わせが必要になります。
フランキーが何らかの形でニキュニキュの実を引き継いだのであろうと考察されています。
よって不足分の2と9は恐らくバーソロミュー・くまのニキュニキュの実が麦わらの一味に参加することになるとするのが定説でした。
そう考えると今後の仲間で悪魔の実の能力者はいないことになります。
ヤマトが仲間になることが有力視されているのだとすれば悪魔の実の能力ないとするのが通常でしたが違います。
よってヤマトが仲間にならない可能性も高まっているところです。
ただし「ニキュニキュの実」にモデルが存在したとも考えられています。
バーソロミュー・くまのものはニキュニキュの実モデル熊だったと仮定すれば、ヤマトは「ニキュニキュの実モデル妖狐・九尾・白虎・稲荷神」などの猫科や狐系のモデルの可能性があります。
※追記※
実際はヤマトはイヌイヌの実モデル大口真神が確定しています。
ヤマトの母親はビッグマム説は否定
カイドウとビッグマムが電伝虫を介して907話で会話したことで注目された「一生の恩」がありました。
これが「ヤマト」に関することだったのではと言われていました。
現実にはワンピース999話で語られた「ゴッドバレーでのウオウオの実」に関することでしょう。
ここで「恩は一生だぞ」とビッグマムは言っています。
ビッグマムはお玉に対する暴力を振るうページワンとうるティを許さなかった様に仁義を大切にします。
もらった恩は忘れず、与えた恩も忘れさせないスタンスなのでしょう。
そしてここでもう一つ注目の言葉。
見くびるな!
おれはお前を今でも弟の様に思ってんだよ!
-ビッグマム-
(ワンピース999話)
この発言を真っ直ぐに信じるなら「弟と思っているカイドウと子供を作る」というあり得ない状況は無いと考えていいでしょう。
ヤマトの母親はトキ説
もう一つ説としてあるのがトキ説です。
おでんの妻であるトキがカイドウとの間に子供をもうけた可能性。
単純に年齢で見ても「おでんの死後」にカイドウとの間にヤマトが出来たとは考えられません。
ただモモの助がトキに飛ばされずに生きた場合の年齢は28歳でした。
ヤマトも同じく28歳となります。
もしヤマトを産んだのがトキとなれば、過去からヤマトを飛ばしたことになります。
数ある考察でも可能性は低いのではないかと評する方が多くなっています。
まだ見ぬ第三者である可能性
まだ登場していない第三者とも示唆されています。
ただワンピースにおいて両親の全てが語られていないキャラなど多く存在。
最後まで母親について語られないことの十分に考えられます。
母親が物語の上で重要な意味を持たないのであれば無視される部分かもしれません。
ヤマトを息子として育てた
カイドウがなぜヤマトを息子として育てたのかを疑問視する声もあります。
本人も「僕」と表現して男っぽい部分が多くあります。
何より「おでん」に憧れて自分自身を「光月おでん」と名乗るほどの人物。
おでんとして父親であるカイドウを倒したいと明言。
単純に男として将軍に座らせる意味があったのかもしれませんが、キャラ設定が理由ということもあるでしょう。
ワンピースの中であらゆる人種などを含めた融合が一つのテーマになっています。
宗教的な発想や魚人などの差別社会のあり方などにも触れているところ。
女ばかりの島やオカマばかりの島も存在していてジェンダーについても混在させた状況を作っています。
言ってみれば女性らしい雰囲気ながら内面では男を持つ人物を描いても何ら不思議はありません。
ヤマトは覇王色の覇気を纏える
ヤマトがカイドウとぶつかった時に黒い稲妻が走っていました。
かなり大規模に黒い稲妻が走っていてヤマトの強さも伺えるところです。
ヤマトはカイドウと同じ雷鳴八卦を扱えるのが分かっています。
技を繰り出す直前にもしっかりと黒い稲妻を纏わせていることから「覇王色の覇気をコントロールして纏える人物」と考えていいでしょう。
悪魔の実の能力などはありませんが、父親と同じ金棒と技を手にして覇王色の覇気も纏えるとなれば一大戦力です。
光月おでんに憧れたヤマトはすでにおでん級の強さを誇っている可能性もあるでしょう。
今回はヤマトについては悪魔の実の能力者が確定した点や母親説を考察しました。
新たな情報が出次第内容を更新していきます。
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