【東京喰種:re考察】5巻の高槻泉の黒山羊の卵の文の意味とは!?カネキの死?救済?
(石田スイ先生 東京喰種:re 5巻引用)
エトは高槻泉という名前で、
作家としても活動をしています。
そして、
第7作目となった
「黒山羊の卵」。
“:re”の5巻の最後のページには
その一文が描かれています。
とはいっても
初見では全く持って
理解不能といって
いいでしょう…。
ということで、
その詩について
ちょっと考えて
いきます。
黒山羊の卵
そもそも
高槻泉の第7作目となった
黒山羊の卵はどんな
ストーリーなのか?
これについては
無印の冒頭の1巻で
描かれています。
リゼがカネキと
接点を作るべく、
読んでいた本の一つ。
そのせいもあって、
カネキは悲劇的な運命を
辿ることにもなるんですが…。
それはいいとして、
中身については
カネキ
「―――この作品は
“黒山羊”と呼ばれている
冷酷非道なサツ人鬼の女性と
その一人息子が主人公で・・・
息子は母親の異常性を
嫌悪しながらも
やがて己自身にも
残酷な衝動が芽生えつつあることに
気づいてゆく・・・」
(石田スイ先生 東京喰種 1話引用)
こんな風に説明されています。
これについては、
主人公がカネキであるとしたら
母親は金木の母に当たるのか?
しかし、
金木の母がサツ人鬼というのも
突拍子もない話し。
⇒【金木研の父の正体とは!?】
そして、
この母がリゼだと考えると、
リゼは人間を大量に
食っていますし、
連続サツ人犯という
フレーズともピッタリ。
しっくりきます。
結局、
カネキはリゼの赫包を移植され、
リゼの幻影に悩まされる事が
増えていきますが、
ヤモリの拷問では、
カネキはリゼの考えに賛同し、
リゼを喰らっています。
そういう意味では、
上記の後半の文
「嫌悪感をがりながらも
その衝動が自分に芽生えつつある」
とも合ってきます。
だとしたら、
この本の主人公は
カネキだと考えていいのかも
しれません。
そして、
母はリゼ。
⇒【リゼの赫子が強い理由判明!】
⇒【リゼ移植成功は半人間が条件!?】
“:re”の5巻
:reの5巻の最後のページには、
黒山羊の卵の中に書かれた文が
描かれています。
正直、
出だしからもう理解不能ですね…。
石田スイ先生は、
北原白秋の一説を引用
していたりもするんですが、
こういった使い回しが好きのようです。
ということで
気になるワードを
みていきましょう。
みっつのあたま
最初のワードとして
理解したいのは、
「みっつのあたま」。
これが誰を指して
いるのか?
主人公がカネキ
だと考えれば、
カネキを形成している
人物がだと考えられます。
その場合、
母、ヤモリ、リゼなどが
連想されるでしょうか?
母に関しては、
「傷つける人より傷つけられる人に」
という事で自己犠牲を厭わない性格に。
また、
いつも優しく、
仕事も家事もこなす母を
「優しくて立派な人」だと
尊敬もしていたために、
優しい性格に。
リゼに関しては
母の考え方は「優しさ」ではなく
「弱さ」であるとの話し。
結局、
母は叔母の借金にも手を貸し、
家事も仕事もこなした末に過労シ。
捨てる覚悟が
足りなかったとの事。
故に、
カネキは傷つける立場に
まわる決断をします。
ヤモリに関しても
似たようなことで、
「この世のすべての不利益は
当人の能力不足」
(石田スイ先生 東京喰種 61話引用)
という台詞が有名ですね。
みっつのあたまは、
この3人という事なのかも
しれません。
もしくは
単に一人の人物を示唆しており、
みっつの頭というのは
一つの頭が三つに割れている
表現なのかもわかりません。
⇒【金木の考え方に悪い癖!?】
⇒【金木にタロット7!?暴走か!?】
コロした
三つの頭がこちらを見ており、
主人公は自分がコロしたのか?
と自問自答のようなことをしています。
カネキが主人公なら、
母、リゼ、ヤモリを
コロしたとでも言いたいの
でしょか…?
この辺は微妙な線ですね。
ヤモリに関しては、
間違いなくコロした原因になったと
言えますが、
リゼに関しては、
あの日以来正常な状態に
戻っていないと考えれば、
ある意味でコロしていますが、
ちょっと無理やり。
⇒【カネキの姿は何!?】
母に関しても、
直接コロしたというより、
家事と仕事をさせた、
助言を与えることが
できなっかったと考えれば
コロした原因でもありますが、
こちらもちょっと無理があるような。
まさに、
文の後半である
「コロした、のだろうか。」
といった感じ。
ただ、
彼らがカネキという人間を
形成した母であるなら、
あとの文の
お母さんの声で囁くという文の
ニュアンスとも合ってはいます。
⇒【カネキの赫子が命を産む!?】
⇒【カネキ誕生日に覚醒!?次は赫者?】
“あの箱”と虐待
5巻の次である6巻では、
カネキが母にぶたれていた
という新しい情報が
明らかになります。
そして、
カネキは母を
「虫けら」とも表しており、
母のストレスのはけ口に
されていた可能性があります。
だとすれば、
あの箱とは家の事だとも
考えられますし、
「チカチカと空が」という所も、
意識が朦朧とするまで虐待が
繰り返されていたという事に
なるでしょうか。
次の「9つの棘が飛び出して」も
ヤモリの拷問でそうなったのか、
はたまたリゼに腹を刺された時の事を
表現しているのか…。
何しても、
主人公が酷い拷問なのか虐待を
受けている事を言いたい様子。
つまり、
その3人に苦しめられたと。
⇒【金木暴走でヒデとトーカに危機!?】
⇒【ヒデの目的は喰種の英雄化!?】
毒で出来ていた
主人公は
鉄塔をのぼりだすと、
手で触れた部分が黒く錆びて
しまいます。
そして、
自分が毒で出来ていたと思うと同時に
あの女こそが毒だったと
話します。
あの女とは
母のことであり、
自分が毒なら
その毒を生んだ人物そのものが
毒だったという事ですね。
結局、
それを察した主人公は
シぬために鉄塔をのぼり、
高いところを目指していきます。
自サツ願望の表れ
といったところでしょうか。
作中でも、
6巻の冒頭でカネキは
子供の自分と鉄塔のような所で
会話をしているシーンがあります。
このときのカネキは
みんなに愛される事をした後に
シのうと考えていました。
後に分かりますが、
ヒナミを救い有馬に
コロされるという展開。
ただ、
カネキはヒデのおかでもあって
その難関を乗り切っていますね。
ただ、
この黒山羊の卵では、
最終的に地上が見えない所までのぼると、
「そしてシんだ」という事ですから、
最後はシぬというような表現に
思います。
⇒【エトと店長が再会!?】
⇒【“re”の別の意味とは!?】
違う解釈
主人公は鉄塔の先で
天から伸びるロープを
必死に手繰り寄せるというような
言葉がかかれています。
そして、
最後は塔がふるえて、
「私のかわいい欠落者」
「あなたの母は、
あたなを育てるのに失敗した」
そしてシんだ
(石田スイ先生 東京喰種:re 5巻引用)
という締めかた。
仮に、
この天にあるロープによって
主人公が助かったと解釈すれば、
シんだのは、
お母さんの声で囁いていた
塔全体だとも捉えられます。
そう思えば、
主人公が三つの母から
救済されることの暗示なのかも
分かりません。
⇒【金木が竜・ナァガになる伏線!?】
⇒【8人のカネキは八大竜王の暗示!?】
まとめ
という事で、
全体を通してみてみると、
主人公は母を毒だと思っており、
そんな母から生まれた自分もまた毒で
自サツ願望の強い人物だと
分かります。
となれば、
最後は鉄塔から
飛び降りたという事に
なるでしょう。
つまりはシぬ暗示。
⇒【ヒデは一回シんだ!?】
一方で、
天のロープにしがみつき続けたと、
良いように解釈すれば、
主人公がそんな毒から解放される事の
暗示とも取れます。
その場合、
主人公はカネキですから、
母であり毒であるリゼの赫包から
解放されるという事なのかも
しれません。
つまりは、
半喰種から人間へ戻る展開ですね。
では、
個人的にはこんなところで
一つ解釈してみましたが、
今後はどうなるのでしょうか?
この文に重要な意味合いが
隠れているとしても、
今のところ両方の意味合いとして
とれます。
真相については
続きに注目です。
⇒【金木が自分を落ち着かせた白秋?】
⇒【金木が有馬に贈った詩の意味?】
マンガ好き
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