【キングダム考察】李牧が読み間違えた討つべき将軍♠敗北の理由は信・蒙恬・王賁の評価ミス♦
(原泰久先生 キングダム 46巻引用)
王翦は史実で
鄴攻めに勝利する。
政の前で、
誰も自分には勝てないと
豪語した李牧。
この戦で
李牧が敗北する要因が
戦闘の中にあるのだとすれば、
それは一つの読み間違い
にあったのだろう。
昌平君が事前に作戦を伝えた
三人の若き将たち。
鄴攻めの成功は
この三人にかかっていた。
王翦と李牧
王翦の戦略を
そう多くは知らないだろう
李牧。
鄴攻めに
切り替えた秦国軍に
対して、
李牧は一時翻弄されたか
に見えた。
しかし、
すぐさま王翦の評価を
改めたに違いない。
そうして、
始まった裏のかきあい。
王翦も李牧も、
共に正攻法とは呼べない
戦略を駆使して
朱海平原を赤く染めていく
ことになる。
この二人の知略勝負は
若干李牧に利があるように
思えてならない。
王翦もまた、
李牧との対峙は初めて。
秦国では
誰にも負けない知略家
とはいえ、
最終の敵と言える李牧は
その上を行くのだろう。
だからこそ、
趙最後の戦で、
謀略を張り巡らすことになる。
⇒【李牧の史実にある処刑はナシ!?】
⇒【李牧が嘉と!三大天全員逃亡!?】
李牧の読み
別動隊で
自ら戦局の重要な将を
討ち取りにかかる李牧。
これによって、
左右の戦場が
大きく趙側に揺れると
踏んだのだろう。
それ自体は、
大枠で間違いはないはず。
実際に、
麻鉱がこの戦で最初の
大きな被害者となった。
それによって、
紀彗軍に大きく押される
こととなる秦国軍。
将を失った軍は
ただの烏合に他ならない。
問題は、
そこではないだろう。
李牧の読み。
それは、
最初の左においても、
最重要人物を
麻鉱としたところにある。
信・蒙恬・王賁
この鄴攻めにおいて
李牧が読み違う場所が
あったのだとすれば、
それは独立遊軍の三部隊。
飛信隊。
楽華隊。
玉鳳隊。
この3つだろう。
当然ながら、
その実力は警戒している。
飛信隊についても、
黒羊において
李牧が要注意として
警戒を促していた部隊。
李牧とて、
油断はなかったと言える。
ただ、
最重要という意味では
左の戦場において、
楽華隊の蒙恬よりも
王翦軍の麻鉱を選んだ。
このミスが、
後々大きな歪を
生み出すことに
なるのだろう。
成長速度
三部隊の成長速度。
その度合が、
李牧の想像を遥かに
上回るものだった。
動きのレベルもさながら、
将として軍を率いる力。
この能力を
過小評価していたのでは
ないだろうか。
⇒【新六大将軍は誰の手に!?】
若手の三人に、
大軍勢は率いれない。
もしそう考えていたのだと
すればそれは大きな間違い
と言えるだろう。
李牧の側近には、
同じような若手がいる。
傅抵とカイネ。
この二人と照らし合わせて
考えていたのだとすれば、
少し違ってくる。
圧倒的な李牧に
使え続ける二人と、
別々に競い合いながら
武功を将として上げ続けた
三人。
同じはずがない。
⇒【信は趙滅亡に絡まない!?】
羌瘣の存在
李牧が読み間違う
のではないかという人物。
最後にもう一人。
それが羌瘣。
羌瘣は、
圧倒的な剣術。
おそらくは、
信よりも上を行くだろう
その武力に加えて、
蒙恬を越えるのでは
ないかという戦略の才能。
ひょっとしたら、
秦国軍で最も強い武将は
羌瘣ではないかと
思わせるほどに
反則的な強さを持っている。
イナゴについても、
最初に気付いたのは羌瘣だった。
これは、
王賁や蒙恬よりも早い。
剣術は言わずもがな、
現状では神を落とせば
この三人でも太刀打ち
出来ないだろう。
強さで言えば、
龐煖の下に位置すると思える。
この存在は、
李牧もそこまで警戒していない。
飛信隊の副将で
出来る人間くらいに
思っているのだろう。
もしそうなら、
この鄴攻めにおいて、
最も大きな痛手を被るのは
この羌瘣を軽んじたことに
よるものとなるかもしれない。
それを買われて、
羌瘣が趙滅亡の最後に
駆り出されることに
なるのだろうか。
⇒【羌瘣は史実で趙を滅亡させる!?】
⇒【羌瘣が王翦軍の幹部になる!?】
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