キングダム考察|段茶(だんさ)将軍が亜光軍の代理大将!武力は高いが知略や戦略眼は低めか!?
(原泰久先生/集英社/キングダム)
いきなり登場した段茶(だんさ)将軍。
亜花錦との語りで現れた。
飛信隊と玉鳳隊の突撃の
動きを見ながら聴いていないと
話している所からも大将として
君臨できる器ではないと感じる。
亜花錦は逆にこれが
作戦ではないと見抜いた。
そして今これと同じくして
全軍で走り出すべきだと
亜花錦に進言される。
段茶(だんさ)の強さ
亜光が目覚めない状況で
亜光の代わりに軍を率いる人物。
本来なら王賁に頼みたいというのが
亜光軍としての思いだった。
しかし、
それが王翦から認められることなく
戦いが続いている。
その中でも
誰かを立てておく必要はある。
そこで登場したのが段茶ということになる。
亜光が倒れた今、
亜光軍から支持される人物の
一人ということなのだろうが、
それでも実力としてはかなり劣ると
考えていいだろう。
元々亜光軍も知略に富んだ軍とは
いい難いところがある。
強さで見れば、
段茶の武力は相当と思っていい。
しかし、
戦略眼などを総合的に考えると
右の戦場を率いるだけの強さは
兼ね備えていないと考えていい。
それでも元より亜光が亡くとも
戦えるという亜光軍の練兵の力。
方向さえ示せば、
十分に戦う事ができる。
後は飛信隊と玉鳳隊の士気に
応えていくだけ。
⇒王翦が閼与を落として兵糧確保!
⇒王賁は史実で四国を滅ぼす!?
亜花錦の存在が高まる
千人将という位のままでいる
亜花錦ではあるが、
今回の戦において大きな武功を
上げている。
一つは王賁を救ったこと。
もう一つが亜光を救ったこと。
この二つの功績と、
全体を見る目を考えると
三千人将あたりまで駆け上る
可能性は大いに秘めている。
段茶代理大将を率いて
亜光軍が攻めるが相手にするのは
馬南慈の軍となる。
元々馬南慈の軍については
玉鳳隊に致命打を受けていて兵力が
乏しいところ。
時間稼ぎだけなら亜光軍だけで
十分にできる。
しかし、
今日の勝利を目指すなら亜花錦を
主軸にして馬南慈の首を狙う
というのも一つだろう。
段茶は策を講じない
玉鳳隊と飛信隊の突撃を見て、
聴いていないと応えただけの段茶。
やはり戦場を見ていく
全体の目はないと言える。
それだけに、
策もなくひたすら目の前の敵を
葬っていくはず。
亜花錦もそれを良しとするのでは
ないだろうか。
もしくは、
亜花錦がある程度策を講じさせて、
段茶と馬南慈を充てるという
可能性もあるのか。
当然一騎打ちで馬南慈に勝利
するというのは困難。
右の代理の大将でありながら、
どんな戦いを見せるのか。
亜光軍の猛者なら
ただ弱いということもないはず。
朱海平原のこの猛者だらけの戦で
無ければそれなりの存在感を
示したのだろう。
⇒【信と龐煖との武の決着はいつ!?】
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