キングダム考察|信(李信)・王賁・蒙恬は斉の王建と戦わず最終回。后勝は登場せず

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キングダムを語る上で、やはり李信・王賁・蒙恬が将軍として一緒に戦うというのは一つの夢と言えます。

将として何度かそういう場面は登場しますが、史実で見れば将軍として三人が揃うのは秦国最後の戦いは斉との戦いのみ。

燕を南下して攻める三人。

史実ではこの時の総大将は王賁となっています。

王賁は史実で四国を滅ぼす

斉戦はキングダムでは描かれない

キングダムでは斉の王である王建は賢人として描かれ、六国が一つも滅ぶ前段階で「任せる」の一言を出しています。

キングダム45巻 舵取りを任せていいと言い切った王建

キングダム45巻/原泰久先生/集英社
舵取りを任せていいと言い切った王建

これは斉の事実上の降伏と言えます。

蔡沢の功績が大きいものでした。

キングダムの王建と史実の王建の印象が全く異なる事から考えても本編で斉戦は描かれない可能性が高いと言えるでしょう。

史実の斉も容易に敗れた

史実を見ると斉も最期だけ抵抗を見せています。

と言っても、すでに他の五国が降伏している状態になってから慌てて抵抗する構えを見せた斉。

この頃、執政を行っていたのが君王后の族弟の后勝(こうしょう)でした。

君王后というのは楽毅の合従軍が斉に攻め込んだ時からみた次の王の后

頭の良い人物であり、斉が勢力を盛り返す事が出来たのはこの君王后があったからだと言われています。

その一族の弟にあたる后勝に関しては賄賂に弱い人物として名前が残っています。

秦国から賄賂を受け続けた后勝は王建に秦国に対する軍備を怠らせました。

結果五カ国が全て降伏した後の争いとなり、戦うまでもなく斉は降伏することになっています。

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王建が慌てたのが遅すぎた

后勝の言う通りにしていたらいつの間にか五カ国が全て秦国に飲まれてしまっていた、というのが王建の感じたところなのかもしれません。

慌てて軍備を整えて秦国が攻め入るであろう斉の西側に軍備を集結させていきます。

仮に秦国がこの集中させた斉の西側と戦っていれば若干時間を取られたのではないかと感じます。

この斉戦の総大将に選ばれたのが王賁です。

キングダム37巻 玉鳳隊の隊長である史実でも勇猛な功績を残した王賁

キングダム37巻/原泰久先生/集英社
玉鳳隊の隊長である史実でも勇猛な功績を残した王賁

先述した通り李信と蒙恬という2人の武将と共に攻め入った最終の戦い。

秦国はもちろんこの西に集結させた斉の状態を知り、元燕の南部から斉に攻め入ります

燕と代を李信と王賁が滅ぼした翌年のことになります。

燕側から攻めてくるとは思っても見なかった斉は不意を突かれて整えた軍は無意味なものとなります。

これ以上の抵抗は無意味であると后勝の勧めもあり、あっさりと王建は降伏しました。

結果的に無血開城と言える不戦勝を秦国は得た事になります。

この無血開城という形だけはキングダムと同様の結末を見ると言えそうです。

よって史実で見ても、斉戦が戦として成立したのかと言われれば違います。

どちらも傍観ですが史実では賄賂による謀略で傍観してしまった王建

キングダムでは自らの意志で傍観しています。

キングダムでは嬴政を連れて行くか

キングダムでは最後となる斉との戦をどう描くのでしょうか。

可能性として高いと思われるのが、信と蒙恬と王賁にプラスして贏政も斉に向かうというもの。

以前は危険を承知の上で王建が咸陽を訪ねています。

この対比で次は贏政が王建を直接訪ねるというのは、ほぼ間違いないのではと思えます。

信と王賁と蒙恬と贏政。

他にも昌文君や河了貂も一緒に来る気がします。

言ってみれば当初のメンバーにプラスして秦国に新たに台頭した若き大将軍と王建の対面です。

最終回近くにふさわしい構図になっている気がしてなりません。

贏政はそこで王建に語り現実を見てもらうのではないでしょうか。

法治国家の姿とそれを目指す志に変化が無いことが今共にいる者を見て王建も感じるはずです。

項燕がラスボス

王建の弟の反乱は描かれない

史実の王建は攻め上がられた秦国にそのまま降伏をします。

そして、その後は始皇帝が死んだ後で弟が王になり斉の復活を進めるという史実もあります。

キングダムは嬴政が始皇帝になるまでを描くと明言されている物語となります。

よってこの弟の反乱が描かれる事はないでしょう。

君王后も后勝も出てこない

斉の王建が即位した時に摂政を行っていたのが賢人と言われる君王后です。

しかしキングダムでは君王后はおらず王建そのものが傑物の一人として描かれています。

確かに君王后の死亡年が紀元前249年であり信が10歳のころとなっています。

王建が君王后と同じく賢明な存在として描かれているキングダムでは賄賂を受け取り王建を操作しようとした后勝の登場はないと言えそうです。

現段階で君王后についての描写がないことから君王后についてもいないものとして物語は進行していくでしょう。

史実とは若干異なる展開とはなりますが、以上のことから信と蒙恬と王賁が共に戦を仕掛ける最終戦は燕と代の連合国戦が最終となると予想されます。

最終戦は燕代の連合戦がラスト



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