キングダム考察|王翦の閼与落とし!?精鋭のみの攻め上がりは李牧の想像の外!?
(原泰久先生/集英社/キングダム)
王翦と李牧の戦い。
朱海平原において繰り広げられる。
しかし、
史実においての王翦は
この朱海平原という戦に登場しない。
そもそも朱海平原という戦が
史実にはない。
閼与に向けてある程度の武功の者のみを
連れて攻め上がり突破する。
この事実を考えると、
すでに王翦は朱海平原にいないと
考えるのが妥当か。
閼与の戦
鄴攻めは王翦が史実で最初に
名を轟かせる戦と言える。
その後も、
趙と楚の滅亡に関わっている。
そう考えると、
秦国にとって強敵であり
危険を伴う国の崩壊は全て王翦が
いたから成せたとも言える。
その鄴攻めのクライマックスが
閼与の戦いになる。
王都圏に入り込んだ王翦は
桓騎と楊端和を置き、
さらに自軍を精鋭のみにしてから
閼与を攻めた。
朱海平原の部分は史実にはない。
しかし、
この部分を見れば朱海平原での戦が
両軍10万規模であり、
史実と異なる展開となる。
閼与撃破という部分を
考えると王翦はすでに朱海平原を
抜け出して閼与に向かっていると
考えてもいいのか。
ただ、
中央にもそう多くはない軍しか
存在していなかった。
李牧の目を盗んで
どの程度の規模で閼与に向かったのか
それはまだ分からない。
王翦が最強
李牧は現状で見れば
中華最強の武将に思える。
しかし、
それは王翦の鬼才に気づいていない
からという事も言えるだろう。
知略のみで若い頃から六将の席に
入り込めるレベルにあったという王翦。
大人となり幾つもの戦を経験した
王翦はさらに知略に磨きがかかっていると
考えて間違いない。
楊端和のところでも
隙きをついての城取りが行われた。
閼与というもう一つの出入り口を
先に陥落させることで
秦国からの援軍にも期待出来る。
秦国としても残る武将はそう多くない。
それでもこの戦のために
蒙武か騰が援軍として閼与まで
上ってきていた場合。
李牧の敗北は確実と言えるだろう。
⇒李牧の史実にある処刑はナシ!?
⇒信は趙滅亡に絡まない!?
朱海平原の惨状
ただ援軍が現れたとしても
朱海平原での秦国軍が壊滅状態なら
話は変わってくる。
問題なく鄴の解放が可能になるだろう。
やはり、
朱海平原は朱海平原として
援軍到着によって趙が戦えない
状況まで追いやる必要がある。
そういう意味では、
信が尭雲を討つなどの功績は
必須と言える。
紀彗や尭雲や馬南慈といった
精鋭が残った状態であれば
閼与が陥落したと言っても
李牧は諦めはしない。
李牧の誤算というのは
王翦の動きにプラスして
信や蒙恬や王賁といった
新勢力の戦力を見誤ったことに
あるといえるだろう。
王翦の閼与陥落。
信の尭雲討ち。
蒙恬の紀彗討ち。
王賁の馬南慈討ち。
もしこれが成れば、
秦国の大勝利といえる。
追記:玉鳳隊と飛信隊の覚醒
右の戦場では亜光の意識が戻らないまま
兵糧が底を尽きかけている。
その中で中央からの指示もない。
玉鳳隊と飛信隊は信と王賁の激によって
覚醒する結果となる。
この覚醒で二つの部隊は過去最強と
呼べる程の実力を備える結果となった。
趙軍は結果的に大幅な後退をする。
これによって、
李牧の中央軍を挟撃出来る位置まで
右の戦場は押し込むことが出来ている。
そこで王翦は次なる策を打つ。
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