【キングダム考察】亜花錦(あかきん)を生存させた王賁の判断が亜光軍の未来を救った♦先を見た状況判断♠
（原泰久先生 キングダム引用）
右の戦場では王賁の臨機応変な
戦略判断で成り立っていると言える。
明らかに王翦の策ではない。
王翦が王賁を信じてのものなのか、
それとも王翦の知略を超えた李牧の
攻撃に対して対応しきる次期大将軍の
実力なのか。
亜花錦を残したことも、
後に起こる亜光討ちを成させない
重要な伏線となった。
⇒【亜花錦は強いのか！？】
王賁の判断
亜花錦が登場したのは、
趙峩龍に玉鳳隊が攻められる状況に
なったあの時だった。
本来は王賁の命が危ういという状況で
王賁は逆に馬南慈を攻めるという
戦略を繰り出す。
若干危険な瞬間もあったが、
見事に横陣の弱点を突いた。
ただ、
趙峩龍も馬鹿ではない。
逆に飛び出した部隊を挟撃しようと
一千の部隊を向かわせる。
亜花錦はそれを止めるべく向かう。
その時には、
自分か自分の息子に10倍にして
返してくれという。
王賁は関常から亜花錦を
死なせるには惜しい人物と聞いて
騎馬を送って死ぬ前に退却させる。
結果的にこの行動があったからこそ
亜光は救われることになった。
亜光が救出される
亜光は尭雲と趙峩龍、
そして馬南慈を相手に守備戦を
行っていた。
しかし、
関節を狙われた亜光の防御陣と
尭雲の圧倒的な突破力の前に
危機的な状況になる。
尭雲と馬南慈の2人に狙われた
亜光は瀕死のところで亜花錦に
救われる結果となった。
あの時、
亜花錦が登場しなければ
確実に討ち取られていただろう。
瀕死と呼べる状況だとしても
生きていると死んでいるでは
大きな違いとなる。
王賁が救った命は
結果的に亜光の命、
ひいては秦国軍全体を救う結果となった。
亜花錦の出世
この戦で、
二つの命を救う働きをしたと
言える亜花錦。
この存在を王賁が忘れるはずもない。
鄴攻めが終わった後で、
王賁が将軍になった後の編成。
そこで亜花錦は玉鳳隊に入ることに
なっていくのではないか。
性格難で千人将止まりという話だが
状況判断の能力や武勇に関しても
何ら問題ない実力を秘める。
二千人将以上として亜花錦が
王賁に採用されることになると
推察される。
運ではない
王賁は亜花錦を活かす決断を
あの時に行った。
それが運良く亜光を救う結果に
なっていったのかと言われれば
そうではないだろう。
確かに、
大将軍になるような人物は
強運の持ち主。
それでもその運というのは
あらゆる状況判断の後にある選択を
どうやって行っているのかで
変わってくるものなのだろう。
今回はその動きから亜花錦を
生かすべき人間だと王賁自身も感じたはず。
だからこそ、
人物としての評価を関常に聞いたのだ。
運も実力の内というよりは、
実力があるから運に見える現象を
引き起こすといった方がいい。
亜花錦と王賁。
この関係は今後も深まりそうな予感がする。
⇒【李牧は史実でも最強の武将!?】
⇒【亜花錦は強いのか！？】
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