【キングダム考察】山陽の戦いで王翦将軍の戦い方を推察!秦六将白起に近い心理的に追い詰める戦略家
(キングダム 王翦 513話 引用)
山陽の戦いから
読み解く王翦の戦略。
秦の六将の白起を思わせる
と言われた王翦です。
危険を冒さず、
敵陣を心理的に
追い詰める戦いぶり。
鄴攻めの戦略を比べてみました。
山陽の戦いとは?
山陽の戦いとは何か。
秦が天下を取るために
非常に重要な場所「山陽」
そこを舞台として、
蒙驁将軍率いる秦国軍が
魏軍と戦いました。
ここを取るかどうかは
かなり天下統一を考えている
秦にとって重要だったと思います。
蒙驁将軍は
副将に王翦将軍と桓騎将軍を
有していました。
王翦将軍も桓騎将軍も初登場
でしたが、すでにヤバさの際立つ
雰囲気でした。
王翦将軍は敵も味方もその存在に
震え上がるオーラの持ち主で
相手に勝てないと思わせて
心理的に追い詰めるタイプです。
一方、
桓騎将軍は見るからに悪そうな
風貌で野党集団をまとめながら
残虐な方法で相手を精神的に追い詰めて
いくタイプです。
心優しい将軍を相手にした時に
その効果が発揮されます。
趙の元三大天の一人である
廉頗将軍は廉頗四天王と
呼ばれていた
輪虎、玄峰、介子坊、姜燕
を率いていました。
特に輪虎の強さは尋常では
ありませんでしたが、そのおかげで
信が大きく成長するきっかけに
なったと思います。
この戦いで限界を超えた先に
ある強さを身に感じたことが
後々の信を作っていると
言えるでしょう。
山陽の戦い軍略は?
山陽の戦いにおける軍編成。
それは現在行われている
李牧と王翦の戦いと同じです。
どちらも中央、
そして左右の軍で構成
されています。
山陽の戦で秦中央軍には
蒙恬や王賁同様に
将軍を狙う飛信隊の信も
配置されていた。
王騎一族の玉鳳隊の王賁。
そして、
蒙驁将軍の孫である
楽華隊の蒙恬。
この3人が連合隊を結成して
輪虎本陣を攻める
場面も非常に見ものでしたね。
魏中央軍には廉頗四天王の
輪虎が待ち構えていたことも
あり死闘となりました。
輪虎は絶対に負けないという自信を
廉頗将軍は持っていたからこそ
できる戦略と言えます。
それは、廉頗将軍は正面から中央軍
後方から自ら攻め込み挟み撃つ
戦略でした。
魏右軍姜燕、
または魏左軍介子坊の
どちらかが前方に押し込んで
囲い込む作戦を立てていたと
思います!!
秦の右軍には
桓騎将軍が待ち構えており、
介子坊との攻防戦。
一方、
秦左軍の王翦将軍は姜燕軍を
囲地に誘き出すために
壁将軍を囮としました。
これによって、
士気を高めているところが
王翦将軍の人の心理をついた
戦略家であることを伺わせます。
⇒【新六大将軍は誰の手に!?】
廉頗将軍が敗因の引き金は?
姜燕軍を囲地に誘き出した王翦
の裏をかくように廉頗将軍が
現れました。
廉頗将軍は王翦将軍が優勢状況
であるため、姜燕軍との争いを
仕掛けてくると予想していましたが
王翦将軍はすぐに撤退を命令します。
⇒【中華十弓ランキング!】
この判断の速さと潔さが
多くの兵を失わず、勝ち戦を
している理由だと思います。
特に、撤退判断する時も
中心主軸が削られないように
するところが戦略家であることを
物語っています。
その姿を見た廉頗将軍達は
秦の元六将白起を思わせると
いう回想シーンからも
王翦将軍が将来的に
六将になる器であることを
示していると思います。
最終的に王翦将軍が撤退し、
籠城を選んで足止めしたことが
廉頗将軍が和睦を認める決め手と
なった考えられます。
さらに山陽の戦いで廉頗将軍を負けに
追い込んだもう一つ誤算は
絶対的に信頼し、
中央軍に配置していた
輪虎が信に敗北したことだと思います。
輪虎が正面から蒙驁本陣を攻め、
後方から廉頗将軍が攻め込む
作戦を決めていたのではないでしょうか。
山陽の戦いで表舞台に出た
王翦将軍、桓騎将軍、そして楊端和
さらに限界を超えていく信の姿が
今回の鄴攻めでどのように進化して
いるのかが今後の楽しみです。
⇒【桓騎は李牧に敗北!?扈輒に勝利!?】
⇒【信は趙滅亡に絡まない!?】
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