【キングダム考察】紀彗(きすい)は史実では存在した?絶大な支持を得る、城の主の顔と強さとは!?
(キングダム 43巻 紀彗の誓い 引用)
趙の黒羊の戦いから
登場した紀彗(きすい)。
離眼城の城主であり、
人々から慕われる存在です。
彼の強さ、指揮力、
また今後について
考察してみたいと思います。
好かれた城主
黒羊地帯まで
80kmのところにある
趙の離眼城(りがんじょう)、
その城主である紀彗は
城の民からとても信頼され、
特に子供達から慕われています。
黒羊の戦いに出陣した時には、
紀彗の目玉が秦の桓騎に取られたら、
ボクの目玉を一つ紀彗に
差し上げます!と言わしめるくらい
子供からも好かれています。
また桓騎の作戦で、
離眼城の人々をひどい目に合わせる
と聞いた紀彗は、
大事な戦いを離脱してまで
城を守りに行きました。
それほど慕われ、
城を守ろうとするのは、
紀彗の父親である
前城主を含めた大人たちが
ほとんど紀彗の目の前で
コロされてしまった
「離眼の悲劇」がありました。
地方の覇権争いの最中、
軍が留守になっていた
離眼城が落とされ、
城内の人質と交換に、
前城主と側近たち大人が
コロされたとき、
最後の言葉で父親が、
離眼の子らを守り抜けと、
託していったのです。
詳しくは43巻をご覧くださいね。
⇒【43巻の内容】
そんな悲しき過去を
乗り越えて
それから5年ほどで
離眼の力を復活させ、
一帯の盟主となり、
良い政治を行って
人々からの信頼を
得ることになるのです。
⇒【信は趙滅亡に絡まない!?】
史実では?
紀彗の離眼軍は、
趙軍の中でも
1、2を争うほどの強さであり、
仲間の士気が下がっている時には
紀彗が一言声をかけるだけで
軍のテンションが一気に上がり、
風向きを変えてしまうほどの
存在力・統率力を持っています。
そんな彼は
史実でも実在したのでしょうか?
どうやら紀彗は
キングダムオリジナルの
キャラクターのようです。
また黒羊丘も
オリジナルの設定だと
言われていますが、
それにしても
実際にあったかのような、
とても面白い
内容となっていますね。
「離眼の悲劇」も
おそらく創作で
あろうと思われますが、
胸を打つお話です。
今後の展開
529話まででは、
紀彗は秦軍と
朱海平原で
激しい戦いを
繰り広げており、
王翦の作戦により、
蒙恬や麻鉱軍、
そして信に首を
狙われています。
ほぼ四面楚歌状態で
もはやこれまで・・!?
というところまできており、
普通に考えると
かなり生存が
危ういところまで
きているような
気がしています。
司馬尚に次いで、
三大天に入れる可能性も
あると言われる紀彗ですが、
ここで終えてしまうのでしょうか?
また今は灰城(かいじょう)へ
逃れているらしいですが、
離眼の子供達や大人も
訃報を聞いたら
どれほど悲しまれることか・・・。
それを考えるだけで
胸が痛みます。
なんでしょう、
憎たらしい感じとか
信、やっちまえー!みたいに
思えるところがないので
首を取られたら
ちょっと悲しすぎるかも。
しかしここで
信が本気で取りにいくので
負けてしまう可能性が
非常に高いですよね・・・。
しかも将軍として
逃げ出すことも
しないと思うので、
どう考えても
彼がピンチをしのげる
ことがイメージできません。
史実によると、
これから秦軍は
橑陽を含む、
9つの城を落としていくので、
もしかしたら紀彗亡き後は
離眼、灰城とともに
落ちてしまうかも・・。
敵ながら
生き永らえてほしい
キャラクターの1人です。
⇒【羌瘣は史実で趙を滅亡させる!?】
⇒【趙滅亡の流れ!悼襄王の末路!?】
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