キングダムネタバレ最新576話確定|王賁は亜光軍に将軍を望まれる!王翦の下知はNO!なぜ!?
(原泰久先生/集英社/キングダム)
亜光が生きていた。
しかし、
天幕の中で寝込んでいるだけで
戦場に出てはいない。
ゆっくり眠っている様に
みえてはいるが、
実際はどうなのか。
何の指示もなく奮闘する
亜光軍に飛信隊と玉鳳隊。
十日目が終わり、
翌日に向けての軍議が始まる。
十一日目の為の軍議
亜光不在のまま十日目を
戦い抜いた亜光軍。
しかも趙軍が優勢ということではなく
秦国軍の善戦となった。
それは玉鳳隊や飛信隊の
お陰というのも当然あるだろう。
それでも亜光不在でそのまま
力を出し切った亜光軍の存在は
相当に大きなものとなる。
馬南慈や尭雲もそれには
驚いているだろう。
そして、
翌日に向けての軍議が始まる。
亜光は不在。
河了貂がひとまず仕切りながら
明日は今日の様に
ただ凌ぐだけの戦では意味がない。
他の全員もそれは感じているはず。
王賁はお前が仕切るなと制する。
河了貂は誰が仕切るんだよと
怒っている。
当たり前だろう。
この右の戦場での大将は亜光。
その亜光は天幕で眠っている。
それなのに王翦からの指示なく
戦って耐え抜いた十日目。
同じ様に戦って
勝利出来るとは到底思えない。
ここは考え抜くしかない。
亜光軍の将校は亜光軍は
どんな状況でも全力で戦える様に
練兵されているという。
それ故に明日以降も同じ様に
戦うことが出来る。
しかし、
そうは言っても将は必須。
亜光不在の異常事態が
長く続いて戦が出来るはずもない。
⇒王翦が閼与を落として兵糧確保!
⇒王賁は史実で4国を滅ぼす!?
王賁を新しい将に
亜光軍は王賁に右の戦場の
将になってほしいと願い出る。
信は麻鉱の時と同じ展開に
自軍に将校がいるだろうと話す。
確かに、
本来なら副将なりが指揮を
とるのが当然と言えるか。
しかし、
側近であり長く仕えた虞寧も
尭雲の元で散っている。
更に、
著擁の戦いで魏火龍を倒した
王賁は策士としても実力を
兼ね備えている。
何よりも、
王翦の嫡男である人物。
これほどの信頼はない。
亜光軍がいうことも分かるが
王賁は当然素直に受けない。
総大将が決めることと一蹴。
いつもの冷静な王賁のまま。
王翦の命令に対して、
たったの一度も取り乱す事がない
王賁はやはり相当信頼しているのだろう。
それを見越してか、
亜光軍はすでに王翦のいる中央に
この事を打診している様子。
手回しも早い亜光軍。
それを待つだけとなったが、
その結果は素直に喜べる
ものではなかった。
⇒李牧は史実でも最強の武将!?
⇒王賁は本当に王翦の息子!?
王翦の子じゃない
王翦から来た言葉は
王賁を将軍という話に
一切触れないものだった。
翌日も同じ様に頑張れという。
これにはさすがに河了貂も信も
驚きを隠せない。
現状を見れば、
悔しいながらも王賁が将軍を
引き継ぐのが最善の手。
それをしないどころか、
新たな指示もしない王翦。
右の戦場を重要視していない
ようなやり方に河了貂は怒る。
崖の手前で話をしている
関常と番陽。
噂について話している。
それは、
王翦が王賁を本当の息子と
思っていないというもの。
信だけがそれを聞いてしまう。
それが理由で、
左はあっさりと蒙恬を将軍に
しながらも右では躊躇しているのか。
そんな私情を挟むような
将軍とは思えない。
何か別に大きな理由があるのだろう。
⇒【王翦が閼与を落として兵糧確保!】
⇒【王翦が王賁を将軍にしない理由?】
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