【ハイキューネタバレ】320話は黒尾と月島の戦い♦どちらに軍配が上がるのか♣
(古舘春一先生/集英社/ハイキュー)
黒尾と月島が共に前衛となった。
互いが互いの師と言える状況で
両チーム共に進化し始めている。
それだけに学びの多い試合。
この試合はどちらが勝つにせよ
チームのバレー力は大幅に
上昇することになる。
守りの音駒と
攻めの烏野。
違いはあれども、
共にバレーを楽しみ成長しよう
とする気持ちでは同じと言える。
第3セット序盤で
流れを掴むのはどちらか。
黒尾は万能
黒尾というキャラは
非常に万能に思える。
確かに、
今までの大きな敵とは違い
突出した何かというのものは
無いのかもしれない。
しかし、
オールラウンドに70点以上を
獲得するようなそんな選手。
月島とは対象的と言えるかもしれない。
実際に、
月島は烏野の冷静さと呼ばれる存在。
自分自身を信じていない事から、
今ある現実だけをみて
自分にできることを正確にこなす。
そこに過信もなにもない。
それを淡々とできてしまうのは
恐ろしいところ。
ある意味で、
オールラウンダーになれる可能性を
秘めているのかもしれない。
黒尾との前衛戦は2セット分の情報で
月島に軍配があがるのだろうか。
序盤の流れを掴む
前衛の勝負は流れを変える
一つのポイントになる。
月島と黒尾。
ここの戦いで、
黒尾に軍配が上がれば
最初の流れは音駒が掴むことになる。
第3セット。
負ければ終わりの戦い。
お互いに体力の限界を感じながらも
今まで以上の精度を持って
ラリーを続けている。
広がらない点差。
少しでも流れを掴み、
点差が開けば疲れはどっと精神を
襲ってくるのではないか。
それはリードする側も
同じかもしれない。
このまま行けそうという気持ちは
油断を生み出す。
研磨が日向のポイントを
数点止めることを策として用意したように
月島も数点だけ止めることを
意識しているのか。
最終局面でのその行為は、
勝敗を左右するものにもなる。
白鳥沢では見事に
ウシワカを止めて見せた。
あの時は、
30点中の1点に過ぎなかったが
それでも大きな価値ある1点。
月島なら
そういう1点を生み出してくれると
信じたい。
二転三転する流れ
第3セットの流れとして、
最初に音駒に向かうのだとすれば、
それが二転三転することになる。
最終で烏野が勝つとすれば、
それまでに何度流れが変わるのか。
危機はどの程度訪れるのか。
序盤が音駒、
そして中盤で烏野、
更に終盤で音駒、
最後に烏野という流れでギリギリの勝利
という事になっていくのか。
気力も体力も全てを
使い果たすような試合。
学びの多さから、
次に戦う相手との糧を
大きく得られることになる。
注目。
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