【カイジネタバレ】296話は現金を通帳に切り替える旅♦そんな簡単に作れるのか♣

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(福本伸行先生/講談社/カイジ)

遂に第二幕というか
24億脱出編が現金ではなく
通帳での逃亡に変化しそう。

ただ用意ではないはず。

これだけの金額で、
数千万単位の入金を各銀行で
3人が繰り返す。

明らかに怪しい。

さらに、
帝愛の手が回っている可能性も
十分にあるだろう。

20を超える通帳を
作り出せるのか。




油断大敵

キャンピングカーのあまりにも
快適な状況に浮かれている三人。

こういう時が一番危ない。

確かに、
あの業者からすぐに帝愛に連絡
ということにはならないだろう。

それでも浮かれた気分は
隙きを生み出してしまう。

まさに油断大敵。

環境が良好に成った時にほど
警戒を怠らずにいなければならない。

銀行を回っていくという話だが、
そもそも20行もの銀行で
数千万を持つような人物が口座を
作ろうというのを
何も思わないものか。

銀行同士での連絡があるとは言わないが、
それでも怪しむ行員がいても
おかしくはないだろう。

疑心暗鬼な行員。

そんな人物一人にあたってしまったら
それだけでアウトになりかねない。

また、
金持ちという判断から
何かしらの営業をかけられたり。

全てが思い通りにはならない。

遠藤の動きも気になるところ。




遠藤の読み

遠藤はカイジと共に行動した。

カイジが逆境中にどれほどの
飛躍した発想をするのかが分かる。

自分の発想を超えたものであると
理解していれば、
今までの方法を改めていくかもしれない。

車を追うという行為そのものが
駄策だと気づけば
カネの動きを追うというのが
一番早いと分かるのではないか。

帝愛の債務者の中に、
一人でもカネの流れを追える者が
存在すればそれで終わり。

今の社会で通常の銀行において
偽名を使っての口座開設は不可能。

伊藤カイジという名前で
カネを放り込む者が現れれば
それで集結する。

もちろん、
各銀行の預金残高を一気に
照会するのは無理だろう。

それでも地方を含めて
いくつかの銀行で動きを見れば
捕まるかもしれない。

ありすぎる車を追うよりも
限られた銀行の動きを追う方が
まだ可能性はある。

遠藤たちの気付きは
どこまで届いていくのか。

少なくとも今のカイジたちは
気分的に浮かれている。

それでも、
カイジは更に深い作戦を立てている様子。

帝愛VSカイジ。

これに勝利した末で、
また別の誰かと戦う日が来るのか。

注目したい。



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