キングダム考察|桓騎は李牧に敗北し運命暗転?気になる史実を徹底解剖
キングダムの中でも異色の魅惑を放つお頭こと桓騎将軍。
負け知らずで戦いの天才、闇が深く謎が多いキャラですよね。
そんな、戦いの天才と言われる桓騎将軍は、史実によると李牧との戦いで敗れてしまうんです。
キングダムの今の活躍ぶりからは想像できない!
そこで今回、桓騎の運命が暗転したきっかけを史実から詳しくご紹介します。
カリスマ桓騎将軍が辿る運命を知りたい方は要チェックです。
運命暗転のきっかけ肥下の戦い
紀元前233年、桓騎将軍は、秦王の命により趙の後方にある赤麗(せきれい)と宜安(ぎあん)を見事崩落させます。
その後、桓騎将軍率いる秦軍は邯鄲の後方に陣を引き趙国に対し圧力をかけ続けます。
脅える趙王は、北方の警備にあたっていた李牧を大将軍に任命し出陣させます。
趙王から要請された李牧は、全軍を以て南下、さらに邯鄲から救援に赴いた趙軍と合流し宜安で桓騎率いる秦軍と対峙することになります。
李牧がかなりの大群で向かったのがわかりますよね。
鄴攻めでは桓騎は李牧と戦っておらず、これが初めての戦いになります。
まさにこの戦いこそが、桓騎の運命を暗転させる肥下の戦いです。
李牧の作戦
大群で宜安に向かった李牧の作戦が気になりますよね。
兵法など関係なく独自の奇策で勝ち続けてきた桓騎相手にまともな戦い方をすれば大敗するおそれがあります。
黒洋の戦いでは、まさに奇策を用いて開戦前の戦死者の予想を半分以下におさえ慶舎軍に大勝利していました。
そんな李牧がとった作戦が籠城作戦です。
以前李牧は、匈奴に対し無理に戦わず籠城し相手の士気が下がったのを確認し一気に攻め大勝利をしています。
籠城されては桓騎も李牧が打てなくなってしまいます。
そのため、桓騎は宜安から兵力を引き抜き肥下を攻めます。
キングダムでは、この時に黒洋の戦いで紀彗を引きずり出したように残忍な戦い方で李牧をおびきだすのかもしれませんね。
しかし、李牧は誘いに乗らずあくまでも目の前の宜安の戦いに勝つことだけを考えます。
そんな中、宜安にある桓騎不在の本陣が肥下で勝利している事を知り油断してしまいます。
秦軍が油断した瞬間に李牧は、全軍で猛攻撃を仕掛けあっという間に大敗してしまいます。
宜安が猛攻撃を受けている知らせを聞いた桓騎がすぐさま戻るが、時すでに遅し…。
歴史書「戦国策」によれば李牧に討ち取られ戦死となっていることから、宜安に戻る桓騎が李牧によって包囲され討ち取られてしまう可能性が高いことが予想できます。
「史記」では、大敗して庶民の身分に落とされたとありますが、おそらくキングダムでは戦死させそうですよね。
桓騎の奇策にも動じず冷静に戦局を見極める李牧はさすがです。
李牧が見抜いた桓騎の弱点
慶舎が敗れた黒洋の戦いで李牧は桓騎の弱点を見抜いていましたね。
キングダムでは、肥下の戦いで李牧が見抜いた桓騎の弱点を利用し大勝利を収めるのではないでしょうか。
李牧が言う桓騎の弱点が民衆を使った作戦は、どんな敵将もなりふり構わず救出しにくると信じていることではないでしょうか。
そのため、民衆の救出に向かわない敵将に対しては兵法での戦い方になってしまいます。
そうなると、奇策で勝ち続けた桓騎にとっては手も足も出ない相手になってしまう可能性が高くなります。
将軍でありながらも、忠誠心のない配下たちばかりですからね。
こうなったら、あっさり桓騎は配下に裏切られ討ち取るのも簡単になってしまいます。
残忍無慈で勝ち続けた桓騎は、最後は孤独に転落していくのかもしれません。
まとめ
負け知らずの桓騎は、最後に李牧によってあっさり大敗させられてしまいます。
奇策を用いた作戦も李牧が桓騎の弱点を見抜いていたため全く通用しなさそうです。
桓騎の運命が暗転した「肥下の戦い」は、キングダムでもしっかり描かれると思います。
負け知らずのカリスマ桓騎将軍がどのように「肥下の戦い」で描かれるのか今後も楽しみです。
マンガ好き
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