キングダム625話2【最新ネタバレ考察】信の持つ“答え”とは何か？龐煖を討ち取り天下の大将軍へ！
※確定情報更新(リンク下に簡易あらすじ)
【キングダム625話の簡易あらすじ】
糸凌と馬呈は互角の状況となっている。
王翦は田里弥の元まで来ている。
李牧に動きはなく飛信隊が何かに時間を取られているのが分かる。
龐煖と信は少し互角の戦いになってきている。
李牧が言うに17年前にすでに龐煖は個人としての武の極みに達していた。
それ故に山を降りて摎(きょう)を討っている。
そこに現れた王騎に敗れて再度山ごもりとなったが、
現実に信や王騎の力というのは龐煖の対極に位置するものだと言う。
龐煖は個人を極めた武の力であり、
信のものはそれまで関わった者たちの心を引き継いでいる力。
この二つの矛盾を李牧も感じながらどちらに答えがあるのかを見極める意味で、
今逃げずに二人の行く末を見ていると言える。
信と龐煖の戦いが始まった。
どちらも立場は違えど、同じ“人の代表”と李牧は語る。
武神・求道者として矛を振るう龐煖と、
天下の大将軍を目指して矛を振るう信。
二人を出会わせたのは、“答え”に導く者の李牧である。
信の持つと言われる“答え”が一体何なのかが
今回の一騎討ちの勝敗のポイントになるだろう。
信＝答えを待つ者
“人の代表”として圧倒的な武力を見せる龐煖だが、
李牧の見方では信にも“人の代表”答えを持つ者としての強さがある。
龐煖＝求道者（武神）
李牧＝答えに導く者
信（彼等）＝答えを持つ者
答えを持つ者は「彼等」、「貴様ら」と表現されているため、
おそらく王騎将軍も含まれていると推測される。
（俺に抗える貴様らは一体何なのだ）
天下の大将軍だっつってんだろーが
-信-
(原泰久先生/キングダム624話)
では、信の持つ“答え”とは一体何なのだろうか。
求道者の最終目的は“人の救済”である。
龐煖は“武神”として人を超越することによって、
この世の争いを止め、苦しみの世から完全に解放しようと信じている。
信の持つ答えは、信が憧れる“天下の大将軍”に深く関係するのだろう。
天下の大将軍と中華統一
信の目的は史上最強の天下の大将軍となり、
争いの絶えない中華を統一すること。
中華統一についてはコミックス23巻で廉頗が語る。
それを成すにはすさまじい程の“武の力”と
また、それをふるう器、血の大業の“業”を
受け止める器を持つ王が出現せねばならん–廉頗–
（原秦久先生/キングダム23巻）
信と龐煖に共通していえるのは
どちらも“武”を極める必要があるということ。
そして両者の違いは、信は将軍、龐煖は求道者ということだろう。
信は戦死した仲間はもちろん、討ち取った敵の想いまでも
背負って天下の大将軍を目指す。
一方の龐煖は敵味方関係なく目の前を屠るだけである。
かつて、政が人の持つ本質は“光”と語ったことがあった。
李牧の言う「彼等」に、もし政も含まれるとすれば、
信、王騎、政の持つ“答え”は人の光や希望といったものと考えることもできそうだ。
信と龐煖の勝敗は
今回の信と龐煖の一騎討ちで勝敗がつくのだろうか。
信からすれば、龐煖に2連敗しているので今回が3度目の正直と言える。
龐煖はすでに羌瘣との戦闘ですでに負傷。
2本の指を切り落とされている。
一方の信は、15日間にも及ぶ戦闘で限界を突破している。
一騎討ちで優勢なのは龐煖と見て間違いないだろ。
しかし、最後に勝つのは確実に信である。
龐煖討ちという武功により、将軍昇格という流れが予想される。
信は朱海平原の戦いで、岳嬰と趙峩龍も討ち取っている。
そこに三大天の龐煖が加われば、将軍の地位は間違いないものとなる。
また、何よりも王騎や・麃公という大将軍の無念を晴らすことができる。
信は3度目の正直で龐煖を打ち取ることができるのか。
また信の持つ“答え”とは一体何なのだろうか。
次号に注目！
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