キングダム考察|李牧と王翦どちらが強い?“知略型”と“本能型”を併せ持つ頂上対決の行方は?
朱海平原の戦いは最終日である十五日目に突入。
中央の李牧と王翦の戦いに最大の注目が集まる。
李牧は5年前に戦った麃公から“本能型”の戦いを学び、
自軍を“知略型”と“本能型”の異種混合の軍へと変容させた。
対する王翦も得意の戦術眼により、李牧軍の変化に真っ先に気付く。
李牧と王翦は史実から見ても有力な武将であることは間違いない。
ここまで互角の戦いを見せる両者はどちらが強いのだろうか?
陥落寸前の鄴を巡り、李牧と王翦の最後の戦いが繰り広げられる。
李牧軍の強さ=“知略”と“本能”の融合
開戦当初、王翦軍の田里弥と倉央は李牧軍の戦術が読めず
悪戦苦闘を強いられた。
しかし、王翦は自軍を真っ直ぐ行軍させることにより
李牧軍の強さの本質を見破るに至った。
李牧軍の強さの正体とは“知略型”と“本能型”の異種混合によるもの。
知略型の極みといえる武将・李牧が
本能型の極みである秦将・麃公から本能型の戦いを読み解き、
自分のものへと昇華させてしまったのだ。
そして、李牧の真に恐ろしいところは
自分の軍に本能型の戦術を完全に落とし込んでいるところだろう。
李牧軍は大将である李牧に指示を仰がなくても
副将である供伯将軍と雷伯将軍の指揮で十分に本能型の戦いができる。
もちろん李牧軍であれば本来の知略型の戦いも中華最強といえる強さが期待できる。
やはり李牧が最強といわれるのも納得である。
⇒【李牧は最強の武将!?】
最強の武将と謳われる三大天・李牧に王翦は勝てるのか…?
早い段階から右翼の飛信隊を頼みの綱にしていたことを鑑みるに、
中央の戦いは軍の規模から見ても李牧軍有利なのは間違いなさそうだ。
王翦と李牧の強さは怪物級
しかし、キングダム606話では王翦の戦術眼により、
李牧軍と王翦軍が互角の戦いを見せることになった。
認めざるを得ぬな李牧
私と同じ怪物と
-王翦-
(原泰久先生/キングダム606話)
そして、王翦は自分と李牧を“怪物”と評している。
これは誇張ではなく率直な感想なのだろう。
本能型の極み、麃公との戦いを経て最強の軍と化した李牧軍。
その李牧軍の強さを数刻で見抜いた王翦も怪物級の武将といえる。
⇒【王翦の強さは史実にあり!】
また、王翦も知略の戦術を使ってきた雷伯将軍に対して
“起こり”を察知し返しの技を繰り出している。
この王翦の対応には李牧も驚きを隠せないようだ。
王翦軍も王翦の指示により知略型と本能型を持ち合わせた軍と化している。
圧倒的に王翦軍が有利?
現在、朱海平原の戦いは最終日の十五日目に突入している。
陥落寸前の鄴を救うため、李牧に残された時間はあと一日。
また、李牧軍は王翦軍を撃破できても、
次に鄴を囲む桓騎軍と交戦しなくてないけないため
それなりに軍の余力を残さなくてはいけない。
王翦軍3万vs李牧軍5万で始まった戦である。
このまま互角の戦いで膠着すれば、王翦軍3万を葬るのに
李牧軍も単純に3万失うことが考えられる。
そして、生き残った2万の兵を一日走らせ、
そのまま桓騎軍との戦いに向かわせるといった発想が
賢者の性格を持つ李牧にあるとは到底思えない。
そのため、一気に勝負を決める大技「大鶴」を用いた李牧であるが、
王翦の対処が素早く的確だったのは最大の誤算だろう。
つまり戦は
武将しだい!
-王騎&信-
(原泰久先生/キングダム7巻)
やはり、最後に勝敗を決定付けるのは大将の力量による。
残り時間で李牧が王翦を出し抜けなければ趙軍の敗北が決まる。
逆に李牧の最後の策により、王翦軍が大幅に叩かれれば
秦軍の撤退も有り得るだろう。
王翦は勝ち目のない戦をしないことで有名。
決死の覚悟で最後まで戦うことはないと考えられる。
予想にはなってしまうが、
後半戦、李牧の繰り出す策は王翦軍でも受けきれないものであり
田里弥、倉央、糸凌(しりょう)のいずれかが討ち死にとなり、
最後の頼みが右翼の信と飛信隊となると考える。
李牧の最後の一手が三大天の龐煖という可能性も。
朱海平原の戦いも大詰めを迎えつつある。
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