キングダム考察|龐煖(ほうけん)嫌い多数!強すぎ!?何なの意味不明!?
龐煖(ほうけん)が嫌いな人が多いようです。
キングダムの感想を見て思いました。
「我武神也(われぶしんなり)」
といつも言っている龐煖。
ファンの間では、”ワレブ”さんと呼ばれています。
王騎(おうき)や麃公(ひょうこう)といった、大人気武将を殺ました。
さらに、飛信隊に古くからいる去亥(きょがい)を殺した龐煖。
これには、ファンも怒りを抑えられません。
「何なの龐煖!?強すぎ!意味不明」
しかしこれ、キングダム原作者の原先生の策略かもしれません。
龐煖に読者すべての恨みを集めまくり、そこからようやく倒す。
そうすることで、物語の内部の人間の感情と、読者の感情を、みごとにリンクさせているのです。
全部原先生の作戦通りだった!?
恨みを買って、そこから倒す。
これは、よくあるストーリーの手法です
ワンピース、半沢直樹、すかっとジャパン、正義系ユーチューバーなどが上手ですね。
「龐煖嫌いすぎるんだけど!早く誰か倒してよ」
そう思ったなら、みごとに原先生の思い通りなのかもしれません。
思えば、キングダムでここまで嫌われている人物はいませんでした。
みんなそれぞれ自分の正義があったのです。
ときには、こういった嫌われ役がいても良いのかもしれません。
嫌われれば嫌われるほど、そして強ければ強いほど、主人公たち喜びと、ファンの喜びはリンクするのです。
去亥殺して恨みを買う
特に、去亥の死亡には多くのファンが悲しみました。
いきなり死んだ形です。
あまりにもあっさり。
モブキャラみたいでした。
毎回毎回、李牧のピンチにさらっとあらわれて、多くを殺していく龐煖。
モブを殺す文には許せました。
これが飛信隊へ手を出すとなると、キングダムファンの読者も、まるで信のような気持ちになるでしょう。
怒りが抑えられません。
王騎と麃公殺して恨みを買う
王騎と麃公を殺した時点で、多少の恨みは買っていました。
というのも、この二人、めちゃくちゃいいキャラしていたんですよね…。
そんな二人を倒してしまった龐煖。
史実ではそのような描写はありません。
別に武神じゃないのに、ここまで活躍しているのも嫌われる原因かもしれません。
強すぎてリアルじゃない
龐煖は強すぎです。
あきらかに、リアルさがなくなってしまっている。
そういう声も多くあります。
「人じゃない」
そう言われる羌瘣ですら、まだ呼吸という制限があります。
龐煖は同時方向からの投げやりも防ぎます。
これは確かに人間離れしている…。
キングダムには多少人間離れ下人は登場します。
馬を人が防ぐ「剛力」や、弓を剣で弾く「信」など。
そいういったちょっとした人間離れは面白いです。
龐煖ぐらいまでいくと、読者もやりすぎと感じるのでしょう。
動機が意味不明で共感しずらい
ただ強いものを求める。
いくら李牧と王翦などが戦略をたてて心理戦をしようとも、いつも龐煖が登場して台無しにします。
これも嫌われる理由の1つでしょう。
動機が共感しにくいです。
今まで死んできた多くの武将たち。
みんなそれぞれに、過去や動機がありました。
どれも共感できます。
龐煖に関しては、それが難しい。
武神になりたい読者なんて、いないんですから。
行動と発現が変
行動と発言が変です。
我武神也なんて、自信満々に言っています。
騰が「天下の大将軍だ!」と決めゼリフを言うシーン。
政や信が「中華統一だ」と言うシーン。
どれも、未来に溢れていて応援したくなります。
でも龐煖は、すでにかなっている未来。
自慢です。
なかなか共感がしにくい。
そして、武神というわりには、夜襲したり、ちょっとせこいです。
龐煖強すぎ問題|まとめ
龐煖は強すぎですし、同期もよくわかりません。
王騎、麃公、去亥などの人気キャラが倒されまくっています。
龐煖嫌いが多い。
これは、原先生による、ストーリーの描き方なのかもしれません。
龐煖を誰が倒すことになるのか。
予想して、その日を楽しみにしておきましょう。
いつか必ず倒れる日がくるのですから。
そのとき、物語に入り込み、本当に喜ぶことができる。
これはすべて、原先生の手のひらの上の出来事なのです。
マンガ好き
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