ハンターハンター考察|ヒソカ暗黒大陸の出身説あるか!念習得は幼少期じゃなかった
ヒソカは冨樫先生もお気に入りのキャラとなります。
謎に満ちた人物ではありますが、念の習得は幼少期ではなく意外と大きくなってからでした。
ただ天才であったことに違いはありません。
習得までの時間が尋常じゃなく短いものとなっていました。
ヒソカがサーカス団に入っていた時の話。
描いたのは冨樫先生ではなく、石田スイ先生ですが対談でも分かる様に正式に認められたと言えます。
※石田スイ先生=東京喰種の作者で現在は超人Xをジャンプ+で連載中。
ヒソカの念習得について
ヒソカはその出生からほぼ全てが秘密となっていました。
冨樫先生は石田先生との対談で、その理由についても伝えているところです。
「自由度を増やすため」
冨「あの気まぐれ具合をどのくらい出せるかが重要なので、自分の中で「こう動かそう」と思っている時ほど動いてくれなかったりしますね」
-冨樫義博先生-
(冨樫義博先生と石田スイ先生の対談)
要するにキャラの設定を細かく決めすぎることで起こる制約をやめたかったと言われています。
ではこの念習得のネームもヒソカの過去とは言えないのではないかという話もあるでしょう。
冨樫先生はこのネームに対して石田スイ先生のネームの更にその前を描いてみたいと言っています。
(休みがちの冨樫先生がそこまで到達できるとは到底思えませんが)
倒れている子供ヒソカがサーカス団の面々に拾われるところからネームは始まります。
ここでヒソカは死にかけで倒れています。
これが今回のネームの冒頭となります。
冨樫先生は倒れるに至るまでを機会があれば描くといっていました。
念が使えずに死にかけに至ったヒソカの経緯を冨樫義博先生が描くとなればどんなものになるのでしょうか。
少なくともヒソカの過去物語として認めてもいいと考えているとも良いでしょう。
元々ハンターハンターはかなり自由度の高いマンガで誰がどう描いても成立するようにしているという様な書き方をされています。
冨『「HUNTER×HUNTER」はある程度、どんな世界観にもできるようにはなっているので、自由に設定を作ってもらって全然かまわないんですけどね』
-冨樫義博先生-
(冨樫先生と石田先生の対談)
自分に何かあった時のための施策を講じているという話にも聞こえてくるところです。
ただアシスタントとかもいないので現実に何かあった時に続きを描ける弟子のような人はいないとも言えそうです。
何よりどんな人が描いてもファンから辛辣な意見を言われそうで怖い部分もあるでしょう。
それでも冨樫先生自体はヒソカの出生部分は設定しておらず「どうにでもなる」と言える部分です。
ヒソカの暗黒大陸出身もある
上記の対談と出生の自由度を踏まえると、この先でヒソカの生まれが「暗黒大陸」というのも十分にあるでしょう。
冨樫先生の代表作の一つである幽遊白書。
この作品でも主人公の浦飯幽助は魔界の三大勢力の1人の子供でした。
こういった突然の意外性ある展開が用意されているのも冨樫先生の作品の特徴と言えるでしょう。
元々の設定がある訳ではなくキャラクターの自由な動きで物語が展開していく天才肌の漫画家です。
ヒソカに限らず他にも実は暗黒大陸の出身だったというのは十分にあるでしょう。
そもそもアルカ(ナニカ)やインフレが進みすぎたとも言われるキメラアントも暗黒大陸の生き物として成立させました。
アルカの中にいたナニカの正体は欲望の共依存・ガス生命体アイでした。
このアイがアルカの中に入り込んだ状態がナニカであると確定しています。
他にも現状で疑わしいといえばパリストンなども実は暗黒大陸から来たなんて話があってもおかしくはありません。
(突拍子もないものですが今後の強さのインフレ度合いによってはゼロではない)
ジンについては子供の頃からくじら島にいたことを考えて出身が暗黒大陸というのは中々無理があるでしょう。
但しゴンについては十分にあります。
そもそもゴンとジンは親子ではなく兄弟という説も出てきています。
ヒソカは冨樫義博先生のお気に入り
先の石田スイ先生との対談でも出てきた話。
冨『オールバックのキャラの髪を下ろすのは、確かに僕も好きです。あの演出は、「湘南爆走族」の主人公の影響で、普段はリーゼントにしているんですけど、その髪を下ろした時の主人公がすごくかっこよくて、絶対自分も漫画にしようと。「幽☆遊☆白書」の幽助もそうです』
-冨樫義博先生-
(冨樫先生と石田先生の対談)
オールバックキャラで髪を下ろすってキャラにカッコよさを感じているのが分かります。
幽遊白書ではこのキャラを主人公の浦飯幽助で使っています。
ハンターハンターでは常に登場しているヒソカに充てがわれました。
特別な思い入れがあるキャラなのは容易に想像できます。
敵にもなり味方にもなりと方向を変化させるヒソカ。
この特性はレベルEで登場した王子にも近いものがあるとも考えられます。
実はこの王子については冨樫先生の中身を体現したような人物であることで知られます。
物語としてレベルEのように自由過ぎる設定はヒソカには使えませんが、それでも近い何かを感じる部分をファンは感覚として捉えることができるはずです。
如何に冨樫先生がヒソカを気に入って使っているのかが分かります。
十分に先の暗黒大陸出身など特別な設定が充てがわれることも考えられるでしょう。
(実際のところは謎のままにしておく可能性が非常に高いと言えます。謎がなくなり始めたら終焉間近となりそうです)
暗黒大陸編で終わりなのか
ハンターハンターファンは冨樫先生のファンという人も多いでしょう。
そうすると幽遊白書やレベルEなども読んでいる可能性は高いです。
特に幽遊白書については終わり方に賛否両論ある作品でもありました。
どちらかといえば否の方が多いでしょう。
その理由は「なぜここで終わるんだ!」ってものでした。
「これからどう考えても面白くなる!」ってところがいきなりの終了。
当時は打ち切りとも取れる終わり方をしていました。
魔界統一トーナメントが数コマで終了するという暴挙に近い様子で終わりました。
冨樫先生が飽きたのだろうと今では容易に推測できます。
この魔界というのが暗黒大陸に近くファンの中ではトラウマになっている気がしてなりません。
描ける限界までハンターハンターは続く
しかし今回のハンターハンターは冨樫先生もそういったことが起こらないように設定を柔軟に出来るようにしています。
描きたいマンガを描こうと思えば、このハンターハンターでも描けると言えるのでしょう。
それ故に伏線の多くが張り巡らされた軍儀という新しい遊びの中で起こるキメラアント編。
ゲーム性豊かなグリードアイランド編。
冨樫先生が好きそうなスタイルのものが多く描かれています。
よって集英社に見捨てられるようなことが無い限りは、冨樫先生が引退するまでずっとハンターハンターは続くのではないかと考えられています。
もしかしたらすでに「誰か勝手に描いてくれ、僕も暇な時に描くから」くらいに思っている可能性は十分にありそうです。
とはいえ1年で10話というのが基本スタイルになりそうなので「そもそも暗黒大陸に到達するのか?」という疑問もあります。
500話まで到達するころには2030年を超えていると思われます。
(その頃は冨樫義博先生は63歳です)
マンガ好き
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