【亜人考察】IBMはどうしたら見える？黒い幽霊の正体は？特性をまとめてみた

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（引用　亜人 6巻 FILE26）

「亜人」を語る上では欠かせない、
あの包帯を巻いたような人型物質である「IBM」。
その物質がなんなのか、
どういう性質をもっていて、
普段は一般人には見えないけれど見える時もある。

IBMの謎についてわかっているところをまとめ、
今後の展開を考えてみました。

ゆっくり紐解いていきましょう。

Table of Contents

IBMとは

まずはIBMについてわかっているところまでおさらいしておきましょう。

IBMとは「Invisible Black Matter」（目に見えない黒い物質）の略。

亜人研究者オグラ・イクヤ博士によると・・・

人の形をしているクールな奴
IBMは全身透過率が100%の未知の物質で構成
身体能力は人間と変わらないが、「脳」の制約を受けないため常に「火事場の馬鹿力」が出せる（だから強い）
栄養不足で亡くなった亜人は再生時にその栄養を作り出すことができる⇒未知の物質を作り出すことと無関係ではないはず（生き返るときになにか未知の物質を体内で作り出すことができる）

とのことであり、
IBMは「黒い粒子（物質）」からできています。

粒子なので霧状に広げることもできるし
収縮して人型の”クールな奴”に
なることもできます。

量子論が関わってくるような
展開になるかもしれませんね。

IBMの発生と崩壊

IBMを形作る未知の物質は
極めて不安定とのこと。

放射性同位体のような特殊な電波
（ここではIBM線と呼ぶ）
を出して形になっているため、
発生をしながらすでに
崩壊をはじめており、
5~10分で自然に消滅していきます。

（放射性同位体はというのは
不安定な原子核をもち、
安定な状態に変化しようと
しますがどんどん崩壊していきます。
よく言われる半減期ってやつですね。）

オグラ氏によると、
相当な質量で宇宙に反した物質を
生み出すので1日に何体も
出せるものではなく、
日に1~2体が限度だそうですが
永井圭も多くて9体、
長くて30分も出せたことがあります。

IBMの消失と弱点

IBMを消失させる方法は2つあります。

まずは上記のように
自然崩壊を待つこと。

そしてもう一つはIBM同士で
「頭部に打撃を与える」ことです。

粒子の集合体であるIBMは、
切断されたりしても粒子同士が
再結合します。

しかし別のIBMと強く衝突すると
違う情報を持つ粒子が
混ざり合って混戦状態となり、
自分の粒子との連絡がとれなくなります。

その結果お互いが
散り散りになって相殺して消える・・・
ということです。

一旦消失はしても
再び作り出せるので困ることは
ないかもしれませんね。

また弱点として「雨」が挙げられます。

雨の日にラジオの電波が
届きづらくなって聞きにくくなるのと
同じように、
雨の日はIBMが
動かしづらくなります。

IBMの性格

IBMの性格ですが、
その持ち主に影響していると言われます。

佐藤たちも自分のIBMを
飼い慣らしており犬に
命令する感覚で指示することができますが、
飼い慣らせていない永井のIBMを見て、
IBMを放置させ
どうなっていくか様子をみています。

農家の亜人がIBMに草むしりの
単純作業をさせていたところ、
数年後には「自発的」にトラクターに
乗ってコーンの刈り入れを
行ったことがあったようですが、
佐藤のような狂気の持ち主の場合、
「自発的」に行動するIBMは
どうなってしまうのでしょうか？

永井のIBMの暴走は、
永井の人間嫌いによるもの・・・のようで、
永井の深層心理が見えてきそうです。

IBMがぼそぼそと話すのを見ると
時にかわいさを感じてしまいます。

フラッド現象

中村慎也事件で目撃された、
IBMの大量発生は「フラッド現象」
と呼ばれます。

これは

①異常な感情の高まり（怒り・悲しみなど）
②肉体の復活

の条件が重なった時に「ごくごく稀」
に起きる現象のようです。

IBMは平常時にも同時に
出せますが司令塔は一つのため、
ちゃんと命令を聞くのは一体だけ。

だから一体ずつだすのが理に
かなっていると言われます。

ただこのフラッド現象が起きた時は
全部のIBMが暴走しますね。

平常時では決してならない感情の
高ぶりが影響するものと考えるのが
自然でしょう。

亜人に「なりかけ」ることも
このフラッド現象が関連しているとの
見解があります。

⇒【フラッドとなりかけが秘密の鍵!?】

一般人に見えない時・見える時

亜人となった人間の中には
IBM粒子を持っており、
放ちながら崩壊するIBM線が
その人間内の粒子にぶつかることによって、
亜人はIBMを認識できるように
なると言われています。

なのでそのIBM粒子を持たない
一般の人間には基本的にはIBMは見えません。

ただし、
佐藤曰く

強い感情を向けられた時　
人間にもコレが見えることがある　
（引用亜人　FILE11）

とのこと。

確かに殺意をもって現れたIBMが
人間に目撃されるシーンは
いくつかあります。

強い感情をもつIBMから
放たれたIBM線が、
人間に知覚できるような
未知の物質に変化するのでしょうか。

見えてしまった人間は
どんな恐怖を味わうのでしょうか・・・。

亜人ときってもきれないIBM、
こうして書くといろいろと
複雑ではありますが、
オグラ博士は「ごくシンプル」
な現象と捉えていますね。

亜人とは一体何なのか、
何の目的でIBMを生み出すのか。

少しずつ明らかになってきては
いるもののまだ謎だらけのIBM、
亜人誕生の秘密が隠されていると思います。

これからも追っていきたいと思います。

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