【キングダム考察】李牧はかっこいいしイケメンだが無能で弱い?!知力の凄さが強さ

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(原秦久先生/集英社 キングダム引用)

合従軍から鄴攻めと、
ずーっと敵の李牧ですが、

なんと李牧は、
キングダム連載前に
描かれた短編の
主人公なんだそうです!

確かに
敵としての魅力も、
その善人さ加減も、

そのへんの敵とは
一線を画しています。

そんな李牧のかっこよさ。

それは、
政とは別の中華統一の
絵を描いているところにあります。

⇒【騰将軍は超強い?!史実では死ぬ?!
⇒【楊端和がブスだったら秦は滅亡?!




元主人公

愚王である
趙王のもとで働き、
秦を滅ぼそうとする李牧。

戦う理由は、

秦の武力統治で
流れる大量の血を
見たくないから。

政には政の正義があり、
李牧にも李牧の
正義があるのです!

李牧は
七国同盟の締結による
中華全土の平和を
望んでいます。

武力での統治を目指す
政とは大違いです。

そんな政を、
心の底から尊敬している、
と政に打ち明ける李牧。

本当なら
あなたのような王に
お仕えしたかった

(原秦久先生/集英社 キングダム引用)

そう語るのも無理ありません。

愚王中の愚王である
趙王;悼襄王は、
鄴攻めの際には
邯鄲(かんたん)の兵を
出し渋ってのんきにお風呂。

また、
合従軍戦で活躍した
老将で魏の将軍の廉頗は、
元趙国の三大天でした。

しかし、
性格が気に入られずに
この悼襄王に将軍を剥奪され、
結果として魏の将軍に。

こんな王様のもとで働き、
史実では秦の侵略を
何度も追い返すという
類を見ない実力の持ち主李牧。

秦の武将もいいですが、
どうみても性格悪そうな
秦の王翦や桓騎よりも、

むしろ
悲運の将軍李牧を
応援してしまうのは、
私だけはないはずです!

非戦闘員を殺めず、
味方の死ぬ状況では
引くことを選ぶ李牧。

さすが元主人公。

信念に基づいていて、
行動一つ一つが
かっこいいんです!

⇒【山の民に秦の武器を与えたら?!
⇒【裏切られた舜水樹が向かう先は?!




李牧は無能か

李牧は
無能、弱い、嫌いと、
散々な言われようです。

確かに、
合従軍を率いたのに
たかが一国である秦を
全く落とせなかったのは
無能と言われても
仕方がありません。

しかし、
李牧の功績を見れば、
その考えは変わるはずです。

むしろ無能だったのは、
李牧の元で動いた
駒ともいえるでしょう。

まず趙国では、
匈奴軍20万を撃破する
という活躍をみせました。

匈奴軍はおそらく、
山の民や犬戎くらい
強かったはずです。

史実でも、
匈奴(モンゴル)の騎馬民族を防ぐ
防衛庁長官を務めていました。

馬陽戦では
李牧が4万の軍を率いて登場し、
王騎将軍を攻め立て

その結果、
婚約者の摎を殺した龐煖と
一騎打ちとなりますが、

王騎将軍は弓で隙をつかれて
死んでしまいます。

結果的には
旧六大将軍の
王騎将軍を倒したことに!
秦に大打撃を与えます。

とここまでは有能な李牧。

しかし、次の
合従軍での働きを見て、
読者は無能!と思ったのです。

⇒【壁登りは物理的に可能だった?!
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てんで報われない

合従軍をつくりましたが、
思ったよりも強かった秦国。

色々な場所で
合従軍は負けていき、

秦攻略は絶望的か、
という時、

李牧はうまく
秦の隙きを突き、

自ら軍を引き連れ、
首都咸陽を直で
おとしに向かいます。

しかし、
政が自ら城に入り
士気を上げた民間兵と
飛信隊の活躍により、

秦の救世主である
楊端和の山民族軍に
急襲をくらい敗北。

結果的に、
合従軍を率いたのに
一国である秦に負け、
最後は民間人に負ける、
というしょうもなさ。

その結果一時
左遷されてしまった李牧。

無能と言われても
しょうがないように思えますね。

ただ、
秦の作戦や武将の強さは
相当なものでした。

ここまでやれたのは、
李牧ただ一人でしょう。

ただ、
つく王と運が悪かっただけ。

⇒【羌カイは実在だが男だった?!
⇒【王騎・摎と信・羌?は対比?!

李牧の最後

そして史実では
残酷な最後を迎えます。

秦の情報操作により、
謀反の疑いをかけられる李牧。

普通に考えたら
ありえないのですが、

趙王(王は変わって幽繆王)は
有能な李牧の反乱を恐れ、
李牧を処刑してしまうのです!

最後まで報われず、
戦場ですら死ねない李牧。

かれの中華統一の夢は、
叶わぬものとなります。

政や信たちは、
これからも血を流し続け、
自分たちの正義を行うでしょう。

勝ったほうが正義、
行きたものが正義のこの戦乱では、

李牧の夢は絵空事。

もう叶うことは、
決して無いのです。

⇒【結局本能型が最強なの?!
⇒【猿手族の青猿と赤猿は強い?!

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