【七つの大罪考察】ディアンヌ記憶戻りキングとキス!両思いはなるべくしてなった!元ネタと複雑な伏線と設定!
(七つの大罪 キングとディアンヌのキス 216話引用)
遂に結ばれ、
ラブラブな関係になった
キングとディアンヌ。
しかし、
元ネタ等を
見てみると、
結ばれるべくして
結ばれたんだなーと
思わされる部分も
あります。
ということで、
長きにわたって
結ばれた二人の恋。
今一度、
振り返って
みたいとと思います。
ヘルブラムを追って
妖精の森から
出て行ったヘルブラム。
そして、
人間のガラクタ(冑など)
欲しさに、
妖精族の仲間をも
連れて行ってしまいます。
しかし、
人間にはめら、
羽をもがれ、
虐サツにあう展開に。
そこへ、
キングが駆けつけるも、
眼帯の老戦士に
やられてしまいます。
ここから、
出会うはずのない
二人が出会うことに
なっていきます。
出会い
川辺で倒れているキングを
見つけたディアンヌは、
看病をしてあげます。
このとき、
キングは記憶喪失に。
そうして、
キングは記憶が
戻るまで、
ディアンヌと一緒に
暮らし、
二人は友達の関係に
なっていきます。
しかし、
行商の荷車を
見かけた途端、
記憶が戻るキング。
王として、
一人の妹とたくさんの仲間、
そして妖精の森を
守らなくてはならない
使命を思い出します。
ディアンヌは、
キングが行ってしまう
事を悟り、
・・・お友達をさがして
みんなの所へ
帰ってあげて
(外伝/まちぼうけの妖精王)
と発言。
しかし、
キングは
「キミの元に必ず戻る
約束するよ」
と意外な返答。
ただやはり、
使命は全うしなければ
ならないキング。
最後は、
ディアンヌの記憶を消し、
目の前からいなくなって
しまいます。
⇒【ゼルドリス最強!?】
長かった…
その後は、
成人したディアンヌ。
そして、
王都決戦編では、
キングに守られた事で
記憶が戻るも、
ゴウセルとの一戦で、
再び記憶を消されて
しまいます。
その後は、
十戒の襲撃から、
身を隠すために、
キングはディアンヌや
マトローナと共に、
妖精の森へ。
そして、
ドロールとグロキシニア
の試練を経て、
記憶が遂に戻り、
二人は目出度くキスをして
結ばれる事になりました。
ディアンヌが、
二百年前と話すように、
こうして振り返ってみると、
本当に長い間、
記憶を失っていたんだなーと
考えさせられます。
ラブラブ
その後はもう、
ラブラブのいちゃいちゃ~
というほどまでの
展開はまだ
描かれていませんが、
もはや、
顔をくっつけても
平然としているので、
一端の妖精王
になったなーと
思わされます。
また、
メリオダスにも
「乙女心を勉強
しないとね・・・♥」
とか調子をこいて、
デコピンされています(笑)
元はというと、
ディアンヌがメリオダスを
好きなような女性として
描かれており、
キングの片思い
だったとも考えられて
しました。
そして、
実は、
元ネタを見てみると、
二人が結ばれだろうと
いうことが、
分かる設定と
なっています。
キングの元ネタ
キングとディアンヌの
元ネタは「夏の夜の夢」
という作品から。
そして、
キングの
元となったのは
オーベロンという人物。
オーベロンは、
全妖精の王で、
妻のティターニアと
争うところから
始まります。
そして、
ちょっと
ややこしいですが、
このオーベロン
という人物は、
ゲルマン神話に登場する
魔術師アルベリヒという
人物とも同一視されています。
また、
メロヴィング朝だと
魔術師ですが、
中世ドイツの叙事詩
だと道化としても
描かれています。
つまるところ、
キングは「ハーレクイン」
という異名も持っていますが、
「ハーレクイン」は、
フランス語で道化師を
意味します。
オーベロンは、
フランスの英雄詩
にも登場しますが、
キングの設定を
考える上では、
こういったところから
ちょこちょこ
引っ張り出してきたと
考えられています。
そして、
元ネタで
二人が夫婦だったのなら、
作中でも結ばれてることに
なるであろうと
考えられた訳です。
ディアンヌ元ネタ
ディアンヌもまた、
「夏の夜の夢」という
作品から来ていると
考えられています。
ティターニアは、
妖精の女王
として登場し、
夫のオーベロンと
同等の力を持っています。
そして、
ティターニア
という名前は、
ローマ神話に登場する
純潔と月の女神、
ダイアナの異名であり、
こちらもフランス語だと
ディアンヌという
読み方になります。
また、
ティターニアは、
巨人の娘を意味
しており、
作中で
ディアンヌが妖精の女王
ではなく、
巨人族として
描かれた理由も
分かってきます。
まとめ
鈴木先生は、
アーサー王物語だ
大好きだとの
話もされていますが、
こういった話も、
熱心に読まれて、
設定を考えていた
のでしょう。
こうして、
元ネタを見てみると、
七つの大罪という作品が
どれほどまでに
練りこまれ、
完成されたかが
分かってきます。
また、
キングというと、
設定だけ見ていると、
本当に妖精王として
使命を全うするだけの
人生でも、
おかしくはなかった
ようにも思えます。
しかし、
ヘルブラムが
飛び出したことで、
物語が始まり、
複雑に絡み合っていった
と思うと、
本当に
考えさせられます。
二人をどう
出会わせるか、
どう結ばせるか、
考えに考え抜いた
結果があります。
その時、その時で
考える人もいる
みたいですけども。
何せよ、
読者は、
完成された作品を
見ているだけですが、
その裏には
色んな想いや
設定や苦労が
あった事が分かりますね。
では、
今後とも
二人の活躍に期待です。
⇒【ゴウセルの正体!?元ネタあり!!】
⇒【エスカノールとマーリンの恋!?】
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マンガ好き
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