【トーキョーグール:re考察】六月と山頭火の伏線♥名前の数字もタロットを意味するのか♣
(東京喰種:re 六月とカネキの再開 122話 引用)
佐々木琲世と、
六月が話をするきっかけとなったのが、
山頭火。
琲世が読んでいた、
山頭火に興味を持った六月がそれを読む。
この人物にも、
当然二人のこれからを感じさせる伏線が
合ったと思って良さそう。
山頭火といえば
種田山頭火といえば、
晩年には乞食としての暮らしを望み、
まさに全てを失わせたような状態で日記を
書き続けていたのが有名かもしれない。
俳人の一人であるが、
その晩年の日記には、
自らの人生をこう評している。
「無駄に無駄を重ねたような一生だった、
それに酒をたえず注いで、
そこから句が生まれたような一生だった」(wikiより)
自らの胸の内を語ることが殆どなかった
山頭火という人物。
これは六月の人物像と重なるところが
ある気がしてならない。
六月は自分の本質を、
誰にも語っていない。
山頭火もまた、
俳句以外で胸中を語ることはなかった。
六月のウソ
六月がこのまま山頭火と同様に、
自分の胸中を誰にも語ることがなければ、
そのまま同じような人生を辿ることになりそう。
逆に、
語る事が出来たなら、
同じ人生を辿らないという意味になるとも
考えられなくはない。
六月は自分自身のウソに悩まされている。
特に、
トーカと琲世の関係については、
恋する乙女さながらの胸の痛みを
感じてしまっている。
山頭火の俳句には、
霧島が登場するものもあるので、
何となく気になるところ。
霧島は霧にかくれて赤とんぼ(山頭火代表句より)
表の六月と、
裏の六月。
どちらが出てくるのかは、
この山頭火と同様にウソを表に出して、
語ることが出来るかどうかにかかっていそう。
タロットと名前の数字
六月はそのまま名前に数字の「6」が入っている。
東京喰種の登場するキャラクターには、
名前に数字が入っているキャラが多い。
什造も13と読めなくもないが、
旧多二福や万丈数壱、
四方さんなどもそうだろう。
そして、
石田スイ先生の十八番とも言える、
タロットカードの伏線。
6のカードは「恋人」のカード。
その意味は。
正位置の意味
「誘惑と戦う、自分への信頼、価値観の確立
情熱、共感、選択、絆
深い結びつき、結婚」逆位置の意味
「誘惑、不道徳、失恋、空回り
無視、集中力欠如、
空虚、結婚生活の破綻」(wikiより)
何となく六月のそれと
似ているように感じる。
人を喰らい、
自分の嘘を見つけ、
ウタの分離赫子が琲世の顔をした時、
完全に逆位置の六月になっていたのだろう。
これを、
正位置に戻し、
絆や共感、
そして自分自身への信頼へと昇華するには、
やはり先に述べた全てを晒すという
行為が必要になりそうな予感。
導くのはカネキ?
六月も本質が悪であるとは思えない。
育った環境を含め、
やはり誘惑に負けた彼女にも
責任はあるだろう。
ただ、
本当はそうなるしか無かったとも
考えられる。
黒山羊は、
当然ながら全員が善人として
生きてきた訳ではない。
誰かを憎み、
誰かをコロし、
誰かをコロされ、
復讐し、
復讐されて生きてきたこともある。
そんな人物が多い。
元々敵だった者もまた、
受け入れて共に歩む。
そんなことが出来ているのが、
この黒山羊の考え方の一つだろう。
ならば、
六月の本質も、
すべて受け入れた上で、
存在できる場所の提供がカネキには
できそうなもの。
ウソにウソで塗り固めた、
強固な胸の内を、
解き放たせることが出来るのか。
「せんせ♥」
今はまだ恐怖の中にある。
マンガ好き
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