呪術廻戦ネタバレ156話の考察|秤金次の術式は拘束だけか。五条悟の封印の事実は熱となる
星キララの術式が明らかになった156話です。
南十字星をモチーフにした術式。
パンダに描かれたImaiの文字は南十字星の中の星の一つだったことが分かりました。
そしてその術式のルールは磁力とは違ったものでした。
156話のネタバレ可の方はこちら
呪術廻戦156話のネタバレ含む考察
※これより下は予想考察となりますので、ネタバレ含む考察記事は上記リンクより移動下さい。
星キララに「五条悟の封印」を信じさせること。
これが伏黒恵の一先ずの目標となりました。
大量の「脱兎」を生み出してキララの術式に対応しようという状況。
キララは五条悟の封印を信じていませんが、圧倒的であり最強の呪術師が封印されたなんで実際信じられる話でもないでしょう。
小さい時から異常なまでの実力を有していた五条悟です。
自他共に認める最強の呪術師。
それを多くの特級呪霊と多くの呪詛師、そして頭脳戦で封印まで持ち込めた羂索。
星キララを説得すれば秤金次の協力が見込めます。
また特殊な術式を見せた秤金次。
あのドアは拘束だけを目的とした術式なのでしょうか。
※もうすぐ映画化される呪術廻戦0巻エピソードはご覧になられましたか?
※乙骨憂太の高専に入った当初、過去とリカちゃんの凄み、また夏油傑が何を目指したのかがよく分かるものとなっています。
秤金次の術式は拘束だけが目的か
秤金次が呪術廻戦155話で繰り出した術式。
それは虎杖を一時的に拘束するために使った電車のドアのようなものでした。
横向きにも縦向きにも三次元のどの方向にも取り出せるものです。
しかし「術式として強いのか」と言われれば疑問。
確かに相手の動きを一時的に止めることはできそうですが、それだけです。
乙骨憂太のリカちゃんと比べれば当然ながら見劣りする術式。
それでも乙骨憂太はノっていると自分よりも強いと言いました。
術式ではない部分に強さの秘訣があるのか。
それとも虎杖に対して見せた術式の使い方が使用例の一つに過ぎないのか。
ドアを目の前で締めても死角を作るだけで回り込めば済みます。
星キララや五条悟と同じ様に拒絶の意味を表して相手を空間に閉じ込めるなどの効果があるのでしょうか。
しかしそれがあるなら最初から虎杖を挟み込まずに手前で締めて閉じ込めればいいだけです。
但し星キララとパンダの会話から考えて秤金次の術式はニューテクと絡んでいるものになります。
電車のドアで拘束するだけが目的の術式ではなく多種多様なものを発動させるのかもしれません。
秤金次は知略タイプでもない
頭脳戦が強くて乙骨憂太よりも上をいくことがあるのか。
これについては否定されていると言えそうです。
もし頭脳戦に強ければ「ノッているとき」とはならないはず。
何より呪術廻戦公式ファンブックによる芥見下々先生の高専生のグラフで座学が最も苦手な人物が秤金次でした。
乙骨憂太の言葉と登場してからの言動、グラフの状況を見ても秤金次は知的で戦略を練って勝利するようなタイプではないでしょう。
ノリというのが重要なら秤金次が常々言っている「熱」が非常に強さにおいて重要なものなのだとわかります。
何かに付けて「熱」という言葉を口にする秤金次です。
戦う理由とでも言いましょうか。
そこに強い理由があって燃えてくれば強くなるタイプってことになります。
死滅回游への参加も秤金次が燃える要素があれば非常に役立つ存在になると言えそうです。
現状の術式は拘束以外に使えていませんが、全く異なった使い方も存在すると考えていいでしょう。
そうでなければ高専側の上層部が秤金次を外に追い出そうとした意味も分からないものになってきます。
キララを説得する伏黒恵
秤金次は今のところ星キララのことしか信じていないでしょう。
そもそもが呪術界の上層部と揉めて停学になっています。
お硬い保守派とは考え方も違っているので虎杖や伏黒側の人間と言えます。
真希に出会って禪院家を壊滅させた話を聞けばすぐに仲間になってくれそうにも感じるところ。
最終的に生き残りであった禪院直也にとどめを刺して本当の意味で禪院家そのものを命運を断ち切ったのは真希の母親でもあります。
今となっては五条家と加茂家に御三家からの除外を提議される家になってしまいました。
現状は総監によって保留にされていますので、一応当主は伏黒恵ということなのでしょうか。
そうなると禪院家の呪具と金だけは秤金次に提供できる状態にあるとも言えます。
ただ禪院家の当主であることを伝えても信じてもえないでしょうし、伏黒恵自身も別になりたくてなった訳でもありません。
何より信じたとして星キララにとっては敵の親玉に近いような立ち位置の禪院家当主の言うことはきかないでしょう。
五条悟の封印解除は熱い展開
秤金次が熱さ重視で、尚且つ世界において支配的な地位に立ちたいと少しでも思っているのなら封印解除は意味があります。
今まで言ってみれば高専側が抱えていた五条悟というカード。
この呪術師最強のカードが封印解除と同時に崩壊して別の立ち位置として五条悟を手にできることになります。
秤金次が五条悟を利用できるのではなく高専側が五条悟を利用できなくなるだけでも大きな意味があるでしょう。
秤金次にとって世界を変貌させる面白さを秘めている事象ではないでしょうか。
すでに「呪術規定の改定に乗じて」なんて状況にはなっていません。
国の熱そのものを支配したいのなら、まずは一つここで五条悟へ恩を売る意味の大きさにも気づきそうなものです。
疑い深い部分もあるでしょうが、事実であると示すことが出来れば味方になってくれそうです。
賭け事が好きなら「虎杖と伏黒恵の話」を信じるに賭けることも考えられます。
天元との接触が可能な伏黒恵と虎杖。
連れて行くだけの時間があるのかは疑問ですが、信じさせるに足る要素を見せることはできそうです。
何より今の崩壊しかかっている東京の様子を見ればわかりそうなものですが。
秤金次と星キララが仲間になる
星キララと秤金次戦を長々とやっている訳にもいかないところ。
時間も差し迫っている状況の中では早めに説得を成立させなければならないでしょう。
秤金次は虎杖の言葉によって心が動き、星キララも必死の伏黒恵の説得で心が動くのか。
ここに来て別のキャラ登場も考えにくいところです。
晴れて秤金次と星キララが仲間になればついに死滅回游編がスタートとなります。
目的はルールの追加と津美紀を死滅回游から離脱させること。
羂索によって強引に術式を付与された津美紀。
ルールを考えると目覚めた津美紀から術式の剥奪(=死)が行われるまで時間もありません。
ここに秤金次にとってメリットになる要素を組み入れれば燃える要素ができて強さが増すはずです。
単に金だけを考えている人物であれば禪院家の財産を与える約束で済みそうでしたが、ギャンブル論を訊いているとそうでもありません。
金よりも熱です。
その点をどう演出していくのかが呪術廻戦156話で明確になっていくでしょう。
呪術廻戦156話の内容を読み次第、ネタバレを含む考察記事を更新していきます。
今しばらくお待ち下さい。
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