ビヨンドの呪いを解くのは「聖騎士の首飾り」だった! グリードアイランド編最大の伏線を考察【HUNTER×HUNTER考察】

グリードアイランド編で、ゴン達が現実世界へ持ち帰った三枚のカード。

その中でアカンパニーに戻すためだけに使われたアイテムと言えば、「聖騎士の首飾り」ではないでしょうか。
(本編では大活躍でしたが)

実際、このカードはキメラアント編冒頭で、一度だけ重要な役割を果たします。

ゴンは聖騎士の首飾りによって、一坪の海岸線へ偽装されていた「同行(アカンパニー)」を見抜き、本来のカードへ戻しました。

もちろん、持ち帰っており、消費系のカードではないので今も使えます。

もしかすると、この聖騎士の首飾りこそが、ビヨンド・ネテロの王位継承戦の切り札である「呪い」を破る唯一の方法なのではないでしょうか。

「呪いを解く」ためだけに存在するアイテム

グリードアイランドには便利なカードが数多く登場しました。

しかし、そのほとんどはゲーム攻略のためのアイテムです。

一方、聖騎士の首飾りだけは少し異質でした。

このカードは、

・呪いを解除する
・変化を見破る
・本来の姿へ戻す

という能力を持っています。

つまり、「異常な状態を正常へ戻す」という一点に特化した能力なのです。

これは単なるゲーム攻略アイテムというより、物語全体で使える能力として設計されているようにも見えます。

ビヨンドの能力と奇妙な一致

現在の王位継承戦編で問題になっているもの。

それがビヨンドの呪いです。

クラピカ達は、「まず呪いの条件を知らなければならない」と話しています。

つまり現時点では、解除方法どころか、
何が発動条件なのかさえ分かっていません。

しかし、
もしビヨンドの能力が「呪い」というカテゴリーなら、
呪いを解除するためのアイテムが20年以上前に登場していることになります。

偶然でしょうか。

そんなはずがないでしょう。

だからこそハンターハンター414話で、クラピカが外にいるワブルを託す相手としてゴンとキルアが描かれたのです。

なぜ今、ゴンとキルアだったのか

ハンターハンター414話ラスト。

クラピカは、「私以上に信頼できる仲間がいます」と語ります。

その直後に描かれたのがゴンとキルアでした。

多くの読者は、「主人公が帰ってきた」と思ったでしょう。

しかし、
本当に重要なのは、「誰が帰ってきたか」ではなく、「何を持っている人物なのか」なのかもしれません。

ゴン達だけが現実世界へ持ち出されたGIカードを知っています。
(ビスケも知っていますが今は船内にいます)

もし聖騎士の首飾りがまだ保管されているなら、彼らは戦力としてだけではなく、呪いに対抗できる唯一の存在になります。

ワブル王子を守るには戦闘力だけでは足りない

ワブル王子がブラックホエール号の外にいる可能性が示唆されました。

しかし、
仮に船外へ逃げられたとしても、
ビヨンドの呪いが届くなら意味がありません。

必要なのは、
敵を倒すことではなく、
呪いを解除することです。

ここで初めて、
ゴンとキルアが護衛役になる理由と、
聖騎士の首飾りが現実世界に存在する理由が一本の線で繋がります。

冨樫先生は「使い捨ての設定」をほとんど作らない

ハンターハンターでは、
一度登場した設定が何十巻も後に意味を持つことは珍しくありません。

その時々で面白くなるようにマンガを作っている天才と呼べる冨樫先生ゆえに、この壮大な伏線も十分にあり得るでしょう。

そう考えると、
「現実世界に持ち帰られた呪い解除アイテム」
だけが、それ以降まったく使われないという方が不自然とも言えるところ。
(冨樫先生、思い出した?)

むしろ、
ビヨンド=ネテロの「呪い」が物語の中心となった今こそ、
最も出番が来るタイミングではないでしょうか。

まとめ

聖騎士の首飾りがビヨンドの呪いを解除できると断言することはできません。

ですが、
・現実世界へ持ち帰られていること
・呪い解除という能力を持つこと
414話でゴンとキルアが意味深に再登場したこと
・ワブル王子を守るには「護衛」だけでは不十分なこと

これらを並べてみると、単なる偶然とは思えないほど綺麗に噛み合っています。

もしこの考察が正しいのなら、「主人公の再登場」を描いただけのシーンではありません。

20年以上前のグリードアイランド編で張られた伏線が王位継承戦編で回収されることを告げる、静かな予告だったのかもしれません。



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