チェンソーマン92話と93話|確定ネタバレ|大人気のデンジ。マキマとの最終戦挑む
チェンソーマンの92話と93話の確定ネタバレ考察です。
東山コベニとデンジは共に岸辺に連れられて何もない部屋に移動して姿を晦まします。
ただ世間の人気を知ったデンジはもう一度チェンソーマンになりマキマと戦う覚悟をしました。
マキマ現れたチェンソーマンに対して「不愉快です」と最終の全面戦争が始まります。
【92話】コベニと話すデンジ
ほとぼりが冷めるまで移動しながら隠れて生きるのでしょう。
「家族とは電話出来ないのか」と尋ねるコベニに対して岸辺は「ああ」と答えます。
恐らく一生話せないだろうと。
ただコベニはそれを悲しいとは思っていません。
それどころか「よかった」の一言です。
どうやらお父さんとお母さんから離れたい本心があった様子です。
コベニは震えながら死ぬ恐怖について話します。
デンジは生き返るからいいと言いますが、デンジもデンジで深淵の中と呼べる心境を吐露しました。
今までの良い思いも悪い思いも全部他人に作られたモンだったんだ。
マキマが作り上げてきたものだと知った時、そしてそれを奪われた時のデンジの思いが空虚に思い出されます。
デンジは今まで決めてたのは昼飯に何食うかくらいだったと言います。
人生においてあまり自分で決定した事のないデンジは今後も「犬みてえに誰かの言いなりになって暮らしてくんだろうな」と言います。
今の現実も確かに岸辺に言われた通り逃げているだけに過ぎません。
しかしそれが普通だとコベニに言われて気付きます。
デンジは1巻でポチタに体を渡すとしたら普通の生活をしてほしいと言いました。
この「普通」というのがデンジの夢だった訳です。
その普通の状態である事をコベニに言われて強く感じるものがあったのでしょう。
「自分は以前願った夢が叶った後に何を望んだのか」
【92話】チェンソーマンが世間で大人気
気付いた所でテレビのニュースが流れます。
チェンソーマンに対する好意的な意見です。
世間的にはチェンソーマンに熱狂していてそれを見たデンジは多くの人に求められていることを感じました。
【93話】もう一度チェンソーマンになる
女子高生の様な人物が「チェンソーマンつきあって!」とカードを持っていたり、多くの人に受け入れられ褒められている現実に涙しています。
特に「モテている」現実が相当に嬉しいのでしょう。
デンジらしい人間の欲求に素直な部分がもろに出ています。
極めつけは彼女10人ほしい宣言。
なぜか岸辺に頭を下げて嘆いています。
まさに欲求のままですが、実際男なんてものはそんな発想ばかりなので共感する男性も多いでしょう。
デンジは「だから俺、チェンソーマンになりたい」と言い出します。
目立つ事でマキマが現れて殺される結末になりますが、それでも覚悟を決めたデンジです。
あまり考えないデンジがその夜に考えを巡らせます。
今まで自分で考えて動いたとは言えず、流れや人の指示に従っていたにも関わらずです。
マキマを殺す方法をアレコレと考えるのですが、出てくる答えは「マキマさんの事が好きだ」という事実でした。
【93話】マキマとの最終戦が始まる
多くの墓がある場所でデンジとマキマが対面します。
マキマは随分と弱々しい姿になっていると言います。
デンジはチェンソーマンの姿をしながらもデンジとして言葉を発します。
アンタの作る最高の超良い世界にゃあ糞映画はあるのかい?
マキマはデンジに戻っている事が気に食わない様子で「面白くない映画はなくなった方がいいと思いますが」と答えます。
それを聞いたデンジは「やっぱ殺すしかねーな」と普段あるありきたりな中に、特に不幸と思えるような場面でもその対比に幸福があることを悟っているかの様です。
マキマは今のデンジをチェンソーマンとして相応しくないと一蹴。
「不愉快です」の一言で他人行儀になっています。
この段階でマキマがデンジに対して何の感情も抱いていなかった事がよくわかります。
必要なのはチェンソーマンでありデンジではない。
デンジもやっと気づけたという所でしょうか。
マキマの悪魔軍勢と最後の戦いに挑みます。
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