特級術師は現在4人!九十九由基・五条悟・夏油傑・乙骨憂太!続く虎杖と秤|呪術廻戦

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呪術廻戦において特級を冠する呪術師は4人だと明記されていました。

それに続く次なる特級術師は虎杖悠仁と高専3年の秤でしょう。

呪術廻戦2巻 五条悟に並ぶ術師は乙骨と秤

呪術廻戦2巻/芥見下々先生/集英社
五条悟に並ぶ術師は乙骨と秤

まずは現在の4人を改めておさらいしていきます。

特級術師・九十九由基(つくもゆき)とは

五条悟や夏油傑が特級術師になる前段階では唯一の特級を冠する術師でした。

勿論、時代が変われば過去に何人かの特級術師は存在しています。

現存するという意味で九十九由基が最も古い特級術師と認定された人物であることは明白です。

呪術廻戦9巻 九十九由基の初登場

呪術廻戦9巻/芥見下々先生/集英社
九十九由基の初登場

「特級のくせに任務を全く受けず、海外をブラブラしているろくでなし」と評されている女性の呪術師となります。

夏油傑に対して呪霊の「原因療法」を伝えた人物であり、言ってみれば百鬼夜行に至った夏油傑の思想のきっかけを与えてしまった人物となります。

偽夏油(加茂憲倫)との戦いで虎杖悠仁たちを救出した時に本編に再登場しました。

呪術廻戦135話 九十九由基が偽夏油(加茂憲倫)の前に現れる

呪術廻戦135話/芥見下々先生/集英社
九十九由基が偽夏油(加茂憲倫)の前に現れる

元は思想を植え付けた夏油傑の肉体を奪った可能性が示唆されていましたが違いました。

夏油傑の体を奪ったのは加茂憲倫(かものりとし)と判明しています。

偽夏油=加茂憲倫で確定

しかしながら加茂憲倫についても千年前からの人物が乗り移っていたに過ぎない事が分かっています。

よって千年前に存在した誰かというのが偽夏油(加茂憲倫)の中身と言えます。

加茂憲倫は安倍晴明のライバル賀茂忠行か

九十九由基の強さとは

九十九由基が最初に姿を表したのは小学生の時の東堂との出会いであるワンカットです。

呪術廻戦6巻 九十九由基が東堂の前に現れる

呪術廻戦6巻/芥見下々先生/集英社
九十九由基が東堂の前に現れる

東堂の前に現れた時は骨で出来た魚の様な呪霊らしきものを纏っていました

まともに数コマ登場したのは呪術廻戦9巻で夏油傑と五条悟の回想で登場と東堂の前に現れたワンシーンとなっています。

九十九由基の強さなどについては全くの謎でした。

高専のやっている呪霊に対する対処療法ではなく「原因療法をしたい」と言っています。

この段階の思想としては後に夏油傑が抱く非術師の全滅よりも温和な雰囲気を持っている気がしますが定かではありません。

但し語源を考えれば少し分かる部分もあります。

九十九(つくも)という言葉から九十九神(付喪神)を連想する人は多いのではないでしょうか。

付喪神は变化を得意とする狐や狸が大元と言われている「人をたぶらかす神」です。

夏油傑をたぶらかして非術師の全滅という思想を植え付けたのだとすれば偽夏油=九十九由基もあり得ました。

現状は加茂憲倫で確定していますが九十九由基が本当に味方なのかどうかについては不明となっています。

九十九由基と偽夏油(加茂憲倫)の考え方のち外

虎杖悠仁救出の場面を見る限り、少なくとも高専の呪術師を救っているので味方と言えそうです。

呪術廻戦136話 みんなで偽夏油(加茂憲倫)をボコろうと言う九十九由基

呪術廻戦136話/芥見下々先生/集英社
みんなで偽夏油(加茂憲倫)をボコろうと言う九十九由基

少なくとも偽夏油(加茂憲倫)がやろうとしてる事については明らかに賛同していません。

ちょっと嫌味な事を言われて「みんなでボコろう」と冗談ぽくではありますが虎杖悠仁にけしかけています。

この描写の前に九十九由基と偽夏油(加茂憲倫)の考えの違いが分かっています。

世界から呪霊をなくす方法。
どんな手段をとるにしろ人類を一つ上の段階へと進めることになる。
人類の未来それは呪力からの脱却だよ。
-九十九由基-
(呪術廻戦136話)

これが九十九由基の考え方のベースとなります。

だから禪院甚爾という呪力0でありながら呪霊を倒せる強者を非常に重要視していました。

偽夏油(加茂憲倫)は「呪力の最適化」を主に考えていました。

しかし呪力の最適化を目指そうとすれば天元の結界が必要不可欠なものとなります。

天元の利用は日本だけが呪力の最適化を可能にすると言え、それを諸外国が許すはずもないと考える九十九由基です。

呪術廻戦136話 呪力を日本が独占する

呪術廻戦136話/芥見下々先生/集英社
呪力を日本が独占する

しかし偽夏油(加茂憲倫)はそんな事どうとも思っていません。

そもそも目的が違うんだ。
私は呪霊のいない世界も牧歌的な平和も望んじゃいない。
-偽夏油(加茂憲倫)-
(呪術廻戦136話)

偽夏油(加茂憲倫)が目指しているのは非術師・術師・呪霊すべての“可能性”なのだと言います。

呪力と人間という形そのものの可能性を広げるのが目的と言います。

九十九由基と偽夏油(加茂憲倫)の考えは全く違ったものになっています。

特級術師・夏油傑(げとうすぐる)とは

夏油傑は後に「最悪の呪詛師」と言われる人物で五条悟の親友でもあります。

呪術廻戦0巻 夏油傑は最悪の呪詛師

呪術廻戦0巻/芥見下々先生/集英社
夏油傑は最悪の呪詛師

ちなみに呪詛師というのは「呪術を用いて人に仇なす行為をする呪術師の事を言います。

よって呪術師という大枠のカテゴリの中に呪詛師が入っていると考えていいでしょう。

勿論、元より呪詛師として活動していた訳ではありません

五条悟と共に高専で上位の任務を熟している場面が回想でも映し出されています。

後に非術師の残忍さと呪いを生み出す原因を知った事で「非術師の全滅」を目論む様になりました。

言ってみれば任務を熟す中で精神が疲弊しておかしくなってしまったと言えるでしょう。

夏油傑の呪霊操術とは

夏油傑は呪霊操術を使う人物となります。

呪霊を球状にして取り込み操る術であり133話では特級呪霊で無為転変を使う真人も取り込まれています

呪術廻戦133話 偽夏油が真人を吸収した

呪術廻戦133話/芥見下々先生/集英社
偽夏油が真人を吸収した

戦闘シーンは9巻での禪院甚爾との戦い0巻での乙骨憂太との戦いが印象的です。

当然誰でも取り込める訳ではなく「降伏」を基本としている部分が需要な点となります。

降伏した呪霊を取り込み自在に操る術式。
階級換算で2級以上の差があれば降伏を省きほぼ無条件で取り込める。
(呪術廻戦9巻)

真人の取り込みは元より考えていたのでしょうが「助けてあげようか?」の質問が無ければ降伏には至らなかったと考えていいでしょう。

特級を冠する夏油であれば準1級か2級までの呪霊を無条件で取り込めることになります。
(ちなみに9巻の回想時点では夏油傑は1級術師)

呪術廻戦9巻 無条件で取り込める呪霊の階級

呪術廻戦9巻/芥見下々先生/集英社
無条件で取り込める呪霊の階級

百鬼夜行の時点では取り込んだ呪霊が6000を越えている状態になっているのが確認されています。

乙骨憂太に憑いていた折本里香を手に入れる為に全力を尽くし、約4500体の呪霊を1つにまとめて攻撃を行っています。

呪術廻戦0巻 呪霊操術極ノ番「うずまき」

呪術廻戦0巻/芥見下々先生/集英社
呪霊操術極ノ番「うずまき」

この「うずまき」については偽夏油が「弱い呪霊の再利用」として認識していたのが間違いだったと語っています。

1級以上の呪いを使って初めて真価が分かる大技である事が判明しました。

先の4500体にプラスして百鬼夜行で新宿と京都に約2000体の呪霊を解き放っていました。

合計すると6500という多大なる呪霊を取り込んでいた夏油傑でしたが、乙骨憂太の里香に敗れる結果となりました。

但し偽夏油(加茂憲倫)が東京に放った呪霊はそんな半端な数ではありませんでした。

放たれた呪霊の数は1000万は下りません。
(呪術廻戦137話)

全てが偽夏油(加茂憲倫)から放たれたのかは定かではありませんが6000とか7000といった数ではなかった事が容易に分かります。

夏油傑は更に強かった

本編で漏瑚などの特級呪霊と登場した夏油に関しては偽物であることが分かっています。

呪術廻戦11巻 夏油の頭には別の脳型の呪いか

呪術廻戦11巻/芥見下々先生/集英社
夏油の頭には別の脳型の呪いか

五条悟が気付きました脳の入れ替えを行った人物は夏油の呪霊操術が必要だったと明言しています。

夏油(かれ)の呪霊操術とこの状況が欲しくてね
君さぁ。夏油傑の遺体の処理を家入硝子にさせなかったろ。
おかげで楽にこの肉体が手に入った
-五条悟-
(呪術廻戦11巻)

現状の偽夏油は中に加茂憲倫が入っている状態となります。

呪術廻戦134話 偽夏油=加茂憲倫

呪術廻戦134話/芥見下々先生/集英社
偽夏油=加茂憲倫

加茂憲倫も頭が割られて乗り移られているので、実際の中身は更に千年規模前の人物である事が確定しています。

呪術廻戦136話 千年前からコツコツ集めた呪物

呪術廻戦136話/芥見下々先生/集英社
千年前からコツコツ集めた呪物

ここで集めた呪物について「戦年前からコツコツ」と明言しています。

加茂憲倫は安倍晴明のライバル賀茂忠行か

百鬼夜行も戦力分散がなければ乙骨に勝利出来ていたと言います。

特級手前と言える宿儺の器の虎杖悠仁に対しても無傷で倒し(真人戦で消耗しているとは言え)、真人を取り込み、1級術師である冥冥と憂憂を撤退させています。

どちらも弱っているところを狙っているという戦略勝ちに思えますが戦いは常に勝利を念頭に考えるのだとすれば全力同士の個人で戦って勝つ事だけが強者の概念とはならないでしょう。

先の表現からも「やり方次第」という部分が見え隠れしています。

それほどに術式の応用度が高い夏油傑は強く成り得たと言えます。

何よりも九十九由基などに相対しながらも一切の焦りもなく東京23区を壊滅させたその力は特級云々では語れない実力者であると言えます。

恐らくレベルで考えるなら五条悟や両面宿儺と同様に頭一つ抜けた最強に近いものと言えそうです。

特級術師:五条悟(ごじょうさとる)とは

現存する呪術師の中で最強と評されるのが虎杖悠仁たちの先生でもある五条悟です。

呪術界の御三家の一つである五条家の出身でありながら呪術界の上層部とは全く折りが合わない性格の持ち主です。

呪術界の御三家とは「五条家」「禪院家」「加茂家」の3つとなります。五条家の相伝術式が無下限呪術、禪院家は十種影法術(伏黒が使っています)、加茂家は赤血操術となります。

回想に出てきた通り唯我独尊を地でいく問答無用の最強自負タイプとも言えます。

呪術廻戦9巻 五条悟の覚醒状態

呪術廻戦9巻/芥見下々先生/集英社
五条悟の覚醒状態

それほどの強さを誇っているのは言うまでもありません。

この描写は蒼と赫をあわせた茈を使う手前に起こったものとなりますが、最強に至った瞬間でもあります。

当時の夏油傑も「悟は“最強”に成った」と表現しています。

これは夏油傑の脳を乗っ取った偽夏油も「強すぎる」と表現しています。

君、強過ぎるんだよ。
私の目的に邪魔なの。
-偽夏油-
(呪術廻戦11巻)

宿儺に勝てるのは五条悟だけ

五条悟の無下限呪術は六眼とセットで最強の座を射止めています。

五条悟の無下限呪術とは

五条家は無下限呪術を相伝の術式として持っています。

よって他にも五条家の人間であれば無下限呪術が使える事は芥見下々先生が伝えていました。

しかしながら禪院甚爾が言った様に「無下限呪術と六眼の抱合せ」という現状は数百年ないものでした。

呪術廻戦11巻 五条悟が生まれて世界の均衡が変わった

呪術廻戦11巻/芥見下々先生/集英社
五条悟が生まれて世界の均衡が変わった

六眼の子供が五条家に生まれたというだけで賞金の総額は同時億を超えていました

相手はまだ子供の五条悟でしたが、すでにあらゆる呪詛師が恐怖するレベルに至っています。

無下限呪術を使いこなそうとすれば必ず六眼を必要とするものです。

そう考えると五条家のみが術式だけでトップに上り詰められる存在ではなく、いつしか生まれる最強を待ち続ける家にも思えます。

五条悟は六眼との組み合わせで無下限呪術を使いこなせており、術式順転「蒼」という言わば吸引の力(ブラックホールみたいな感覚)、と術式反転「赫」で吸引とは逆の反発する発散の力でモノを吹き飛ばす事が出来ます。

ブラックホール級ということは速度で言えば∞に近いものになります。

当たれば絶対に死ぬと言えるほどのものでしょう。

この2つの蒼と赫を合わせる事で生まれるのが虚式「茈」となります。

五条家でも一部の人間しか知らされていない技であり、同じ御三家で名門家の術式なら知っていたはずの禪院甚爾も知識がなく茈に致命傷を負わされています。

呪術廻戦9巻 禪院甚爾が虚式「茈」で致命傷を受ける

呪術廻戦9巻/芥見下々先生/集英社
禪院甚爾が虚式「茈」で致命傷を受ける

6巻で花御(はなみ)に使った時、東堂は「相変わらず規格外だな」と言っています。

東堂はどこで五条悟の茈を見たのか気になる所です。

高専時代の禪院甚爾との戦いを経てよりグレードアップした五条悟は今までマニュアルでやっていた術式対象のオート化に成功しています。

要するに「質量・速度・形状からも物体の危険度を選別できる」状態だと言います。

本来は出しっぱなしで脳が焼ききれる所にも関わらず自己補完で反転術式も回し続けるとの事。

これも簡単に言えば+と-でチャラになるという話。

圧倒的な強さを誇っているのは十分に伝わるところです。

ちなみに特級の夏油傑と親友で後に特級になるであろう宿儺の器の虎杖悠仁や伏黒恵を教え子に持ち、すでに特級として強力な人物となっている乙骨憂太も教え子の一人です。

類は友を呼ぶとはこの事でしょうか。

なぜ宿儺は伏黒恵を助けるのか

領域展開の無量空処

五条悟に関しては他の特級術師とは違って領域展開も明かされています。

最初に登場したのは漏瑚との戦闘でした。

漏瑚が領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせ)」を出した所で、その領域展開を破るために被せて虎杖に見せました。

領域に対する最も有効な手段。
こっちも領域を展開する。
同時に領域が展開された時、より洗練された術がその場を制するんだ
相性とか呪力量にもよるけど。
-五条悟-
(呪術廻戦2巻)

結果は明白で五条悟の領域「無量空処」が漏瑚の領域を無効化し、無限を味わせる状態になりました。

全てを感じ取り情報が完結しない無限の空間では何も出来なくなってしまいます

一般人なら0.2秒味わうだけで立ったまま気絶するに至ってしまいます。
(但し2ヶ月後に社会復帰が可能になるレベル=これについては疑問アリです)

渋谷にて無量空処を受けた一般人が2ヶ月後に漏れなく社会復帰したとありますが、この後で偽夏油(加茂憲倫)が東京23区を壊滅においやる程の呪霊を放っていました近くにいた渋谷の人間は全滅しているのではないかと思えます。野暮な揚げ足取りとも言えますので、そういうものだと解釈しておくのが無難でしょう。

漏瑚は数秒間これを維持された為に動けない状態になりました。

特級だからこそ廃人にならずに済みましたが、大抵の場合であれば無量空処の状態を維持された時点で五条悟の勝利が確定するものと言えます。

特級術師・乙骨憂太(おっこつゆうた)とは

乙骨憂太は呪術廻戦の前日譚となる0巻での主人公となります。

呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックスDIGITAL)

本編ではミゲルと共に海外で何かをしているシーンが扉絵で映し出されたのみとなります。

呪術廻戦4巻 ミゲルと乙骨憂太

呪術廻戦4巻/芥見下々先生/集英社
ミゲルと乙骨憂太

五条悟の遠縁であり菅原道真の子孫である事が判明しています。

菅原道真は日本三大怨霊の一人で超大物呪術師である事がパンダたちの発言で知らされています。

宿儺や偽夏油(加茂憲倫)の中身と同じく千年前の平安の世に生まれている人物です。

陰陽師として有名な安倍晴明などとも関わりのある時代で偽夏油(加茂憲倫)が目指した呪術全盛時代を生きています。

本編では謎が多く、現在は海外にいる事だけが分かっていました

乙骨憂太とミゲルの現在

しかし呪術廻戦137話にて虎杖悠仁の死刑を執行する者として選出されている乙骨憂太が描かれました。

呪術廻戦137話 虎杖悠仁の死刑執行役となった乙骨憂太

呪術廻戦137話/芥見下々先生/集英社
虎杖悠仁の死刑執行役となった乙骨憂太

ここでの描写で呪術廻戦0巻でも持っていた刀を所持し、リカちゃんを扱う事が分かっています。
乙骨憂太の驚異的な呪力量にも耐えるだけの特級呪具の刀であろうと推察されます。

乙骨憂太の強さとは

乙骨憂太の強さは何も分かっていませんが百鬼夜行の際には折本里香という呪霊を介して特級術師である夏油傑に勝利しています。

折本里香は0巻の最後に成仏することになりましたが、そもそもの力の源は乙骨憂太の中にありました。

すでにリカちゃんのコントロールも可能になっているのだとすれば、0巻で折本里香が成仏した頃よりも強くなっています。

更に言えばリカちゃんは成仏しながらも乙骨憂太は本編で使用しています。

呪術廻戦137話 リカちゃんを従えている乙骨憂太

呪術廻戦137話/芥見下々先生/集英社
リカちゃんを従えている乙骨憂太

使用という言い方は正しくないかもしれません。

従えていると言い換えてもいいでしょう。

ダメだよ、リカちゃん。
やりすぎは。
-乙骨憂太-
(呪術廻戦137話)

夏油傑が繰り出した4500の呪霊を1つにまとめての攻撃「うずまき」世の中に16体存在する特級呪霊の一体である特級仮想怨霊「化身玉藻前」を折本里香の制御解除によって粉砕しました。

この戦いで夏油傑の呪霊操術も模倣出来ているのかもしれません。

五条悟も乙骨憂太に関しては自分と並ぶ存在だと明言しています。

偽夏油は「魅力を感じない」と言いましたが、それでも最強の呪力と無条件の模倣が可能なら呪術師としては最強クラスである事が明白と言えます。

呪術廻戦11巻 乙骨憂太の特徴は無条件の術式模倣と底なしの呪力

呪術廻戦11巻/芥見下々先生/集英社
乙骨憂太の特徴は無条件の術式模倣と底なしの呪力

恐らくは全呪術師の中で最大の呪力量を持っているのが乙骨憂太という事になるのでしょう。

模倣が見たもの全てに至るのだとすれば(六眼が無いので無下限術式は使えないが)、あらゆる技を吸収していて強すぎる存在になっている可能性は大いにあるでしょう。

呪術廻戦137話での虎杖悠仁の死刑執行役として呪術総監部に命令された乙骨憂太。

偽夏油(加茂憲倫)サイドと五条悟サイド(虎杖悠仁や九十九由基たち)と乙骨憂太サイドの三つ巴の特級バトルとなりそうです。

今後の特級扱いは誰か

今後、特級術師として活躍するであろう人物は誰になるのでしょうか。

東堂葵と冥冥の名の下に1級術師に推薦されたのが5人となります。

  • 禪院真希
  • パンダ
  • 伏黒恵
  • 釘崎野薔薇
  • 虎杖悠仁
  • 呪術廻戦8巻で上記の5名が1級への道を掴もうとしていました。

    2名以上の1級術師から推挙された者は現役の1級、または1級相当の術師と共に幾度か任務をこなす。
    そこで適正アリと判断されれば準1級へと昇級し、続いて単独任務での1級任務へ指名される。
    その任務の結果如何によって正式に1級術師になるか決まる。
    -東堂葵-
    (呪術廻戦8巻)

    渋谷事変を考えると全員に準1級か1級が与えられる可能性は高いでしょう。

    最終的に特級となるのは宿儺の器である虎杖悠仁ではないかと推察されます。

    また五条悟が言っていた乙骨憂太に並び称された秤という人物も現在の1級から特級への格上げがあり得ます。

    相性などがあり厳密に誰が強いのかを明確に出来ない部分はありますが伏黒恵も重要な人物だけに野薔薇と含めいずれは特級としての活躍もあるだろうと予想出来ます。

    東堂も可能性がありましたが、真人戦で不義遊戯の使用条件である両手でパンと手を鳴らす行為が出来なくなり、可能性としては低くなりました。

    禪院真希に関しては禪院甚爾に追いつく勢いがあれば特級への道を掴むでしょう。

    領域展開一覧|伏黒だけが特級以外で使える



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