偽夏油=加茂憲倫=安倍晴明や賀茂忠行か!裏梅も千年前から来た人物|呪術廻戦考察

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呪術廻戦134話で偽夏油=加茂憲倫が確定しました。

結果、加茂憲倫ではなく更に以前の人物である事も分かっています。

呪術廻戦134話 偽夏油=加茂憲倫

呪術廻戦134話/芥見下々先生/集英社
偽夏油=加茂憲倫

そもそも裏梅というショートボブのオカッパ少女が宿禰と顔見知りの雰囲気を出していた時点で、その伏線があったと言えます。

呪術廻戦134話 宿禰と裏梅は顔見知り

呪術廻戦134話/芥見下々先生/集英社
宿禰と裏梅は顔見知り

千年以上前の存在の宿禰と知り合いと考えるなら裏梅もまた千年以上前の人物と考えるのが妥当と言えます。

※追記2021.4.16※

加茂憲倫の正体が「羂索(けんじゃく)」であることが判明しました。

呪術廻戦145話 加茂憲倫の正体が羂索であると天元様が明言

呪術廻戦145話/芥見下々先生/集英社
加茂憲倫の正体が羂索であると天元様が明言

平安で有名な呪術師を予想していましたが全く別次元の菩薩がモデルと考えられます。

下記リンクがモデルとなったであろう羂索に対する考察となります。

不空羂索観音がモデルか
加茂憲倫の正体は羂索。菩薩がモデル

羂索は天元様を取り込める

呪術廻戦145話の情報から抜き出します。

羂索について九十九由基が文字の成り立ちを説明しています。

慈悲の羂、救済の索か。
皮肉にもなっていないね。
-九十九由基-
(呪術廻戦145話)

実際に仏具にもなり菩薩としても名前が使われている羂索です。

同じ様な意味合いがあり、どちらかと言えば呪術廻戦に登場する偽夏油のイメージとは合いません

しかしながら目指しているのが人間の進化という意味で多少の犠牲を払ってでも本来の進化を促してより高次元の存在するというのが救済にあたるとも言えそうです。

また羂索は結界術式においても天元様の次ぐ使い手とのことです。

羂索が行おうとしているのは「人類と天元の同化」にあります。

呪術廻戦145話 羂索の取る進化の手段は人類と天元様の同化

呪術廻戦145話/芥見下々先生/集英社
羂索の取る進化の手段は人類と天元様の同化

これで人類を無理矢理進化させてしまおうというのが羂索の目論見となります。

天元様をどうやって使うのかは夏油傑が持っていた呪霊操術の利用にあります。

進化を果たした今の私は組成としては人間より呪霊に近い。
私は呪霊操術の術式対象だ。
-天元様-
(呪術廻戦145話)

更に羂索の呪術師としてのレベルを考えると「接触と同時に取り込まれる」と言う天元様でした。

結果日本全土で1億分の穢れが世界に流れ出る事になり、結果的に今の東京の状況が世界を襲うといいます。

全世界の呪術最盛期が発生するということでしょう。

最終的に羂索が目的とする呪力の最適化が行われます。

しかしながら日本は呪術的に特別な場所であり世界では呪いもそう多くはないと言われます。

となれば強力過ぎる1億の呪力の勢いに世界は即座に飲み込まれて今の世界は無くなってしまいます。

死滅回游もまた羂索が日本人全てを同化させるための慣らしであることが分かっています。

これは呪術廻戦146話で対策を含め語られました。

加茂憲倫=羂索

その間に平安の呪術師が含まれている可能性は大いにありますので、完全に多くの予想が外れたとも言い難いところですが一先ずは私達が知っている次元の人物よりも高次の存在であるのが分かりました。

ちなみに加茂憲倫と偽夏油との間には虎杖悠仁の父親と関係がある縫い目の女性が入っています。

虎杖母の縫い目の女がなぜ仁を狙ったのか

これより下記は判明前の予想考察となります。

獄門疆が鍵だった

偽夏油に関しては、脳の中身が変わっています。

こうやって肉体を変化させて乗り移りながら時代を生き続けた存在と言えます。

加茂憲倫についても、その人物が脳を奪って乗り移ったのでしょう。

そこで作られたのが呪胎九相図となります。

宿禰は呪霊の王であり、肉体的な老いなど関係しないと言える人物。

では裏梅はどうなのでしょうか。

どう見ても人間的な様子が伺えます。

とすれば気になるのが獄門疆ではないかと思います。

獄門疆の中では時間的な進行がないものです。

呪術廻戦11巻 獄門疆の中は物理的時間が流れていない

呪術廻戦11巻/芥見下々先生/集英社
獄門疆の中は物理的時間が流れていない

更に夏油傑は真人に「もう使えないんだっけ?」の質問に対して「定員1名」と言い切っています。

裏梅が獄門疆の中にいた

物理的な時間が獄門疆の中で流れていないと考えれば、そこで老いる事がないと言えます。

偽夏油は移り変わりで千年の時を経る。

宿儺は呪いだから、そもそも老いなどは存在しない。

裏梅は獄門疆で千年を飛ばして移ったと考えても良さそうです。

五条悟を封印する為に獄門疆を使う必要があったので、裏梅の封印を解いて使える状態にしたと考えられます。

偽夏油=加茂憲倫は宿儺と共闘

恐らく偽夏油もまた宿儺と同じ時代を生きた人物なのでしょう。

それは加茂憲倫も同じです。

二人とも頭を開けられています。

偽夏油は宿儺の器である虎杖を作りました。

何かしらの約束なりで宿儺をこの時代に復活させる意味があったのではないかと推察出来ます。

呪術廻戦133話 偽夏油が虎杖を作ったとする伏線発言

呪術廻戦133話/芥見下々先生/集英社
偽夏油が虎杖を作ったとする伏線発言

宿儺と偽夏油と裏梅が共闘して何かをしようとしている可能性も大いにあるのではと推測出来ます。

安倍晴明か賀茂忠行か

千年以上前とすれば呪術師と言える陰陽師が盛んな時代とも言えます。

菅原道真もまたその時代を生きた人物で、乙骨憂太が今後重要な役割を果たすのが分かります。

乙骨憂太は何をしているのか

乙骨憂太は4人しかいない特級呪術師の1人で菅原道真の子孫にあたります。

ちなみに五条悟も乙骨憂太の遠縁で、そう考えると菅原道真の子孫の系図と言えます。

この時代で考えると、陰陽師として日本で最も有名な安倍晴明(あべのせいめい)の可能性があるのではと思えます。

菅原道真の時代と同じと言われる安倍晴明の師匠の賀茂忠行(かものただゆき)が該当してくる気がします。

他にも安倍晴明の敵役としてよく登場している蘆屋道満(あしやどうまん)も十分あります。

偽夏油=加茂憲倫=安倍晴明か賀茂忠行または蘆屋道満なのではと考えます。

少なくとも宿儺と裏梅同様に千年以上前の呪術師の誰かであるのはほぼ確実な事でしょう。

宿儺と同じ時代に生まれた裏梅を含め、彼らが何を目的として千年以上経った今、ここに現れたのかが今後のストーリーで明かさていきます。



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