【進撃の巨人考察】始祖ユミルと女神イズン♦ガビ=女神が全ての鍵♠北欧神話伏線♥
(進撃の巨人 始祖ユミルを伝えるマーレの話 21巻 引用)
物語の大きな謎である始祖ユミル
という存在。
マーレの話では、
始祖ユミルが大地の悪魔と
契約して巨人になったと言われる。
その際に、
林檎を渡しているところから、
これもまた北欧神話を
伏線に利用していると
囁かれている。
そして、
ここにきてガビの存在。
始祖ユミルと悪魔
一つ考えてみたい。
始祖ユミルは、
本当に「大地の悪魔」と契約をして
巨人の力を得たのか。
そもそも、
この話はグリシャの父が
子供を教育する時に話したもの。
いわば、
マーレ側がエルディア人を
教育する時に
利用している話の一つ。
エルディア人は
悪魔の末裔と呼ばれている。
この大地の悪魔と契約した
始祖ユミルを悪魔と称するが
ためにそう言われているのだろう。
しかし、
エルディア復権派で
言われている情報は
違っている。
巨人は人間に富をもたらした。
なら、
「大地の悪魔」と呼ばれている
はずもないだろう。
女神イズンとは
差し出されたものが、
林檎であったことを考えて、
北欧神話を見ると、
女神イズンが出て来る。
永遠の命をもたらすという
黄金の林檎。
北欧神話のアースの神々は
この林檎のおかげで年を
取ることもなく生きていた。
その林檎を管理していたのが、
女神イズンである。
かなり美しい女神としても有名。
あの有名なフレイヤと
並べても劣らない美しさと言われる。
さて、
そんな彼女の性格は
無邪気でおてんばな少女といった感じ。
イズンは、
ロキという北欧神話の巨人ヨトゥンの
子供に騙されて、
巨人にさらわれてしまう。
それによって、
アースガルズの神々は年を
取ってしまうことになる。
その後に、
ロキが命じられてこのイズンを
救い出す。
アースの神々はまた
永遠の命を得ることになる。
林檎は奪われた
女神イズンの物語を見ていると、
「差し出した」と思われいる
始祖ユミルが渡した何かは、
実は奪われたものという
可能性もあるのではないか。
それが、
巨人の元となるマーレで
悪魔と評されるものなのかは
今のところは分からない。
北欧神話通りで考えるなら、
イズンと林檎は共に奪われた。
それを救出するのはロキ
ということになっているが、
今現状が奪われた状態に
あるのだとすれば、
それを取り戻すことで
「人間の世界」を取り戻す
ことが出来るのだろうか。
ただ、
黄金の林檎は「永遠の命」を
得られるものである。
そこに違和感を感じる。
巨人は永遠の命
無垢の巨人は、
永遠の命を与えられていると
言えるのかもしれない。
しかし、
知性の巨人については、
その命に期限が付く。
13年。
まるで、
林檎を奪われたアースの神々
のように巨人にも関わらず
年を取ってしまうのだ。
巨人たちこそが、
北欧神話における神々であり、
人間こそが神話の巨人側なら
話は全く別になりそうだ。
本当の悪魔は人なのかもしれない。
⇒【最後の巨人は?顎=ユミル】
ガビの存在
ガビについては、
闇夜の列車でも「エルディアの女神」
とコルトに担がれていた。
そして、
その名前であるGabiも女神を
意味している。
⇒【ガビの名前の由来!?】
ガビが女神なら、
ひょっとしたら始祖ユミルの
生まれ変わりという
こともありえるのか。
少なくとも、
この物語を終結させるために
かなり重要な役割を
持っていると感じる。
気になるのは、
イズンを取り戻したのは
ロキなのだが
変身の得意な彼は
鷹になって救い出した。
鷲に化けたスィアチに
追われることになるのも
北欧神話の有名な描写。
マーレ元帥「羽の生えた巨人は
いなかったか?」(93話より)
もしかしたら、
このロキに当たる人物は
空飛ぶ巨人として
登場する可能性もあるのか。
ちなみに、
ロキはイズンを救う時に、
彼女を変身させた。
それが、
「胡桃(クルミ)」
これも何か関係するのかもしれない。
⇒【アッカーマンと神オーディン!?】
⇒【顎=ユミル!最後の巨人は?】
⇒【リヴァイの最期!?神トール共通点】
マンガ好き
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