鬼滅の刃考察|獪岳(かいがく)は善逸の兄弟子!上弦の睦となり雷の呼吸漆ノ型に沈む

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鬼滅の刃考察|獪岳(かいがく)は善逸の兄弟子!上弦の睦となり雷の呼吸漆ノ型に沈む

鬼舞辻無惨が作り出した異空間無限城。

善逸はそこでかつての兄弟子である獪岳(かいがく)と出会います。

しかし獪岳は鬼となり、今では上弦の睦となっていました。

また岩柱の悲鳴嶼行冥が心を閉ざす原因を作ったのもまた獪岳でした。

それでは善逸VS上弦の睦・獪岳との戦いを見ていきます。




獪岳とは

獪岳は善逸のかつての兄弟子です。

これまで善逸が那田蜘蛛山で戦っている際の回想で一度だけ登場しました。

獪岳は毎日泣いてばかりいる善逸に対して怒りを露わにしています。

そしてかつて柱となった師範の指導を善逸が受けるのを時間の無駄だと言い放ちます。

鬼滅の刃4巻 獪岳の初登場(善逸の回想)

鬼滅の刃4巻/吾峠呼世晴先生/集英社
獪岳の初登場(善逸の回想)

獪岳と善逸はかつてともに師範の指導を受けていましたが、その関係性は決して良いとは言えませんでした。

善逸も獪岳を嫌っていましたが、尊敬もしていたと鬼として現れた獪岳と対峙した時に言っています。

獪岳が俺のことを嫌っていたのは十分わかっていたし、俺だって獪岳が嫌いだった。
でも尊敬していたよ、心から。
アンタは努力してたしひたむきだった。
いつも俺はアンタの背中を見てた。
-善逸-
(鬼滅の刃17巻)

雷の呼吸で壱の型しか使えない善逸と壱ノ型だけ使えない獪岳でした。

師匠である桑島慈悟郎は、二人で後継だと考えていましたが獪岳は納得しません。

我妻善逸、こいつはカスだ。
いつもベソベソと泣いていた。
何の矜持も根性もない。
こんなカスと二人で後継だと抜かしやがった糞爺!
-獪岳(かいがく)-
(鬼滅の刃17巻)

性格の歪み方は半端ではなく、善逸が尊敬できていた部分は消し飛んだと言えます。

なぜ獪岳は鬼になったのか

単純な理由となります。

上弦の壱である黒死牟に出会ってしまったからです。

鬼滅の刃17巻 黒死牟に跪く獪岳(かいがく)

鬼滅の刃17巻/吾峠呼世晴先生/集英社
黒死牟に跪く獪岳(かいがく)

圧倒的強者と認識した黒死牟の前で跪いて、生きる事を念頭に行動します。

「死ぬまでは負けじゃない」という考えから、黒死牟の目の前で跪いて頭をあげません。

黒死牟はここで獪岳に鬼になるかと提案し、自らの血を分け与えます。

ここであっさりと鬼になってしまう辺り、獪岳が一番自分の中の軸がなく信念の通っていない生き方をしていたのが分かります。

そんな一本立った思想が無いからこそ直線的な技と言える壱ノ型を覚える事が出来なかったのではないでしょうか。

結果ここで鬼となり、最終的には堕姫と妓夫太郎に代わって”上弦の陸”の座を手にしています。

言ってみればお溢れでの上弦の座でした。

もし上弦になってから1年経っていたら善逸は即死していただろうと愈史郎(ゆしろう)が言う描写もあります。

鬼滅の刃17巻 愈史郎(ゆしろう)が一言多い

鬼滅の刃17巻/吾峠呼世晴先生/集英社
愈史郎(ゆしろう)が一言多い

愈史郎(ゆしろう)は獪岳が頸を落とされて頭だけが落下する最中も嫌味な事を言います。

人に与えない者はいずれ人から何も貰えなくなる。
欲しがるばかりの奴は結局何も持ってないのと同じ。
自分では何も生み出せないから。
-愈史郎(ゆしろう)-
(鬼滅の刃17巻)

的を射ながら、相手の嫌がる部分をえぐっていく愈史郎(ゆしろう)です。

そのまま息絶えた獪岳の最後は惨めという言葉以外見つかりません。

無限城決戦での善逸VS獪岳

上弦の睦の座を貰った獪岳(かいがく)と善逸の戦いが無限城にて行われました。

雷の呼吸・壱ノ型しか使えない善逸と、他のすべてを使える獪岳との戦いです。

最初は獪岳が圧倒するのかに見えましたが、初手から雷の呼吸・壱ノ型の速さに驚く獪岳。

善逸の中でも何か吹っ切れたモノがあり、起きているのに寝ている時と同レベルの強さを発揮した瞬間でもあります。

斬られた!速い・・・コイツ!
動きがまるで別人だ!
-獪岳(かいがく)-
(鬼滅の刃17巻)

怒りを感じた獪岳は弐ノ型⇒参ノ型⇒伍ノ型⇒睦ノ型と連撃を善逸に与えていきます。

それでも倒れはしない善逸。

先に伝えた様に、嫌いでも心から尊敬していた獪岳の変わり様。

善逸が最後の技を繰り出す前に「爺ちゃんごめん。俺たちの道は分かたれた」と言います。

そして善逸に残った余力の全てを雷の呼吸・漆ノ型・火雷神(ほのいかづちのかみ)に充てます。

鬼滅の刃17巻 善逸独自の技「雷の呼吸・漆ノ型・火雷神(ほのいかづちのかみ)」

鬼滅の刃17巻/吾峠呼世晴先生/集英社
善逸独自の技「雷の呼吸・漆ノ型・火雷神(ほのいかづちのかみ)」

獪岳も知らない漆ノ型という善逸オリジナルの技によって頸を斬られた獪岳。

バカにしていた善逸に兄弟子である獪岳が敗れた瞬間となります。

最後まで負け惜しみの獪岳

頸を斬られた獪岳は最後まで負け惜しみを言っていました。

畜生!畜生!
やっぱりあの爺、贔屓しやがったな!
お前にだけ教えて俺に教えなかった!
-獪岳(かいがく)-
(鬼滅の刃17巻)

七つ目を編み出した善逸の才覚も含め、自分がカスと思っていた人物に敗れるのが許せない獪岳。

落下の途中も脳内ではずっと「耐えられない!受け入れられない!」と悪あがきをしています。

更に最後は自分は負けではなく善逸も落下で死ぬと思っています。

登場したのが先に伝えた愈史郎(ゆしろう)な訳ですが、善逸が一時は心から尊敬した獪岳の末路は哀れなものとなりました。

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