鬼滅の刃ネタバレ174話【20巻】天才・継国縁壱(つぎくによりいち)!玄弥の銃弾は血鬼術!
鬼滅の刃174話のネタバレ考察となります(単行本20巻掲載)。
今回は上弦の壱の過去の話、双子の弟が登場します。
この人物、名前を「継国縁壱(つぎくによりいち)」と言いますが、今後も非情に重要な役割を担います。
更なるネタバレになりますが、縁壱こそが日の呼吸を生み出した本人です。
鬼舞辻無惨を一度は爆散して逃げるまでに至らしめた天才剣豪。
その初登場となるのが、上弦の壱・黒死牟の回想となりました。
序盤は玄弥の銃弾の血鬼術が上弦の壱の動きを捕らえる所から始まります。
それでは鬼滅の刃174話を詳しく考察していきましょう。
鬼滅の刃174話 玄弥の血鬼術
上弦の壱は玄弥の銃弾を弾きました。
しかし銃弾は動きを変えて、上弦の壱の身体にめり込みます。
上弦の壱・黒死牟も玄弥の銃の形状が変化している事に気が付きます。
銃弾から突如「木の根」が生えて上弦の壱を捕らえます。
玄弥の血鬼術によって、動きを封じられた上弦の壱はヒメジマと不死川の斬撃を防ぐ手立てがありません。
その感覚は生命の危機を教えるモノであり、四百年ぶりに感じるものだと言います。
鬼滅の刃174話 継国縁壱(つぎくによりいち)
四百年前の回想が始まります。
黒死牟が歩いていると、目の前に現れたのは齢80を超えた老年の剣士。
彼の名前が継国縁壱であり、黒死牟の双子の弟になります。
痣者は皆25歳になる前に死ぬのが定説でした。
過去に一つも例外はありませんでしたが、縁壱は痣者でありながら80という年齢まで生き続けているのです。
縁壱は鬼となった兄の姿を見て涙しています。
縁壱は兄である黒死牟の鬼化を嘆いています。
当然といえば当然ですが、実は縁壱は若き日に鬼舞辻無惨を仕留め損なっているのです。
色々な想いがこみ上げて、この一言に至ったのだろうと想像出来ます。
鬼滅の刃174話 腕は落ちていない縁壱
嗄れた声で兄という弟の老年の姿に黒死牟は少しばかり感傷的になったと言います。
しかし、縁壱が刀を構えた瞬間にそんな気持ちは吹き飛びました。
圧倒的な威圧感は、普通の鬼殺隊のそれですら無かったのでしょう。
実は人間である時には、縁壱の才覚に及ばなかった黒死牟です。
鬼化して、相手は老年であれば余裕があると感じた可能性はあります。
「参る」の一言の後、黒死牟は思い知ります。
鬼滅の刃174話 継国縁壱死す
老骨の中で振るわれた剣は、全盛期から衰えず、黒死牟に何もさせないまま頸を狙います。
黒死牟は斬られた頸を手で抑えています。
若き日に決して追いつく事の出来なかった存在が双子の弟である縁壱でした。
黒死牟は嫉妬心から殺したい気持ちが膨れ上がりますが、次の一撃が自分を絶命させると分かっています。
敗北感と死を目の前にした焦燥感が黒死牟を襲うのですが、縁壱の次の攻撃は繰り出される事がありませんでした。
ここでの立ったまま絶命。
何ともカッコ良すぎる死を迎えた縁壱ではあります。
鬼舞辻無惨を逃し、黒死牟を討てなかった事は、縁壱にとって大きな不覚と言えるでしょう。
それでも次に繋ぐのが縁壱の役割だったと自分でも認識しています。
次回の鬼滅の刃175話では、その話も少し出ますが、まずは上弦の壱・黒死牟と鬼殺隊の現実の戦いに戻ります。
時任無一郎が赫刀と顕現させて、玄弥の最後の血鬼術とヒメジマと不死川の攻撃で頸が潰れます。
これで上弦の壱を殺した事になるのでしょうか。
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