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• 2021.5.21
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ワンピース考察｜くいなとたしぎは同一人物説は否定！霜月コウ三郎と血筋は同じ

くいなとたしぎの容姿が「そっくり」である事から同一人物説が騒がれ続けていました。

しかしながら現実問題としてはありえません。

すでに「くいなとたしぎの同一人物説」は否定されています。

誕生日の違いや年齢の違いを考えても別人であることはすでに確定。

くいな＝9月17日

たしぎ＝10月6日

それでも似すぎている容姿から何かしらの関わりがあるのは確実でしょう。

恐らくは霜月コウ三郎の血筋としては同じなのかと考えます。

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くいなとたしぎは同一人物ではない

くいなはゾロの幼馴染です。

しかし今はもうこの世にはいません。

階段から転んで死んだのが「さすがに無い」と言われ、たしぎとして記憶を失って生きていると言われました。

実際に白い布を被せられているくいな。

ここでコウシロウが「人間はなんて脆いんだろうね」と嘘をつく意味もなく、少年時代のゾロの涙を考えると死亡は事実でしょう。

何より公式に発表されている誕生日の違い。

これは決定的に「別人」であることを示しました。

くいなの誕生日が9月17日で、たしぎは10月6日となっています。

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たしぎとは姉妹なのか

もう一つ有力視されているのがくいなとたしぎの姉妹説です。

くいなはエースと同い年ということなので生き続けていれば22歳となっています。

たしぎの年齢は現在23歳。

くいなとたしぎの年の差は1歳で、たしぎが姉ということになります。

仮にくいなとたしぎが姉妹だとすれば、コウシロウは「なぜたしぎを育てなかったのか(その描写が無いのか)」気になるでしょう。

もしかしたら存在していてゾロの回想には出なかったという可能性もゼロではありません。

ゾロはくいなに勝ちたい一心でした。

よって姉が剣術をやっていなければゾロの記憶には無かったとも考えられます。

ワンピース0巻で登場した生まれたばかりのくいなに対してコウシロウと妻の会話。

コウシロウ「この子には道場を継がせたかったが、女の子ではねぇ」
妻「あら大丈夫よ。強くなるわよねーくいな」
(ワンピース0巻)

たしぎが先に生まれていて女の子で道場を継がせられないと剣術を教えずにそのままにして、くいなが強かったので剣術を学んでいたという説。

この0巻での描写が2人目の子供という流れなら可能性はゼロではないでしょう。

ただやはり姉がたしぎでこの時点でもう一人子供がいると考えるのは違和感ある展開です。

くいなの死から突如何もしていなかった姉のたしぎが剣を取って「くいなの分も」とコウシロウから剣術を習ったとも言われていますが、強引な感じが否めません。

本編のみを見ていて気になる方はワンピース0巻をご覧下さい。

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たしぎが霜月家の分家

他の可能性として「霜月家の分家」という説もあります。

要するに「たしぎとくいなが親戚説」です。

ゾロの師匠であるコウシロウは霜月コウ三郎の息子と考えられています。

ゾロがモモの助に教えた「スナッチ＝捨名ッ知」もワノ国の九里での方言でした。

意味は「名前と知恵を捨てて頭を空っぽにしろ」という意味です。

薩摩藩でも剣術修行の時に「知恵を捨てろ！」という掛け声が訛って「チェスト」と言っていたそうです。

尾田先生の出身を考えるとモデルとなっているのでしょう。

コウシロウがワノ国と大きく関わるのは確実ですが、先代である霜月コウ三郎の血筋がコウシロウだけとは限りません。

コウシロウに兄弟姉妹が存在しても何ら不思議はないでしょう。

だとすれば霜月コウ三郎の血を継ぐ人物が別で存在して、たしぎの父親か母親なのかもしれません。

そうなれば「くいな」と「たしぎ」の容姿が似ていても何ら不思議はないと言えそうです。

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たしぎは強くない

くいなとたしぎが別人でありながら血筋は同じ可能性があるのは分かります。

しかしながら本流として剣術が継承されているのはコウシロウなのでしょう。

名前からしてもコウ三郎を受け継いで数字が増えたコウシロウになっていて継承が伺えます。

本流のコウシロウから教わっていたくいなはゾロを圧倒する力を幼少から手にしていました。

この年代は女子の方が成長が早いのとゾロよりも歳上であることを考えるとあり得ない話ではないでしょう。

しかしゾロの後の強さを知っているとくいなの圧倒的実力は感じ入る部分でもあります。

比べてたしぎは強者ではありながら「圧倒的とは言えない強さ」に過ぎません。

女剣士としては強い方ではあるという程度に過ぎないでしょう。

くいなとは違う血筋で「刀を創るコウ三郎」「刀を振るうコウシロウ」「刀を封じる◯◯」という守破離に近いようなそれぞれの思いがあるのかもしれません。

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和道一文字という形見の刀

ゾロは恐らく最後まで使うであろう一本の刀を持っています。

それがくいなの刀でコウシロウから譲り受けたものです。

くいなの形見です。

大業物21工に数えられる名刀。

実はワノ国で同じく大業物21工であり和道一文字を作った霜月コウ三郎の閻魔もゾロは手にしています。

閻魔は持ち主の流桜を勝手に放出して必要以上に斬るという刀であり通常の剣士が使えば干涸らびて倒れるものです。

過去に光月おでん以外が手なづけた事はないという刀。

この時点でのゾロの刀は和道一文字も閻魔も黒刀には至っていません。

くいなの形見である和道一文字がゾロにとっての黒刀として昇華されるのだろうと推測されています。

そんな重要な刀を手にして「くいなの夢も背負った状態」のゾロ。

コウ三郎の作った刀を振るうゾロ。

後にたしぎの思いも後に反映させながら世界一の剣豪になっていくのでしょう。

以上がくいなとたしぎの同一人物説の否定と他の可能性についての考察となります。

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