キングダム考察|秦を追い詰めた燕!太子丹と暗殺未遂の荊軻とは
秦王・政はは15年かけて中華統一を果たしました。
統一戦争では趙の李牧と楚の項燕が秦の侵攻を食い止めた武将として有名です。
しかしこの二人も秦を脅かすほどの功績は残せませんでした。
統一戦争中に秦の存亡を脅かしたのは意外にも燕です。
燕はどのようにして秦王・政を追い詰めたのでしょうか?
その方法を紹介します。
燕の太子・丹は秦王・政と親交があった!
燕が秦を脅かしたのは太子・丹の存在が理由です。
その昔、王族は子どものころに人質として他国で暮らす習慣がありました。
丹と秦王・政は二人とも人質として趙国で育ち、同じ人質として意気投合します。
丹はその後、政が王となった秦国に人質として送られました。
丹は政と親交があったため、気さくに声をかけるが、政は冷酷で丹が絶望するほど冷たい対応をします。
命の危険を感じるほど冷遇された丹は燕へ逃げ帰った後に政を恨みました。
政は丹を冷たくあしらったことが自らの命を危機に陥れることをこの時は知りません!
秦王・政への恨みが爆発!暗殺を企てる!
丹は政に冷たくあしらわれた復讐に燃えます。
秦の侵攻と政への恨みを晴らすべく暗殺を企てました。
暗殺計画は内密に行われ、実行者の荊軻と近しい者のみしか知りません。
紀元前227年、荊軻は丹の命を受けて秦へと旅立ちます。
荊軻は決して後ろを振り向かず、自らの命が尽きる覚悟で暗殺を成功させることを誓いました。
暗殺は大失敗!燕はその後どうなった?
丹の命を受けた荊軻は領土を譲る証の地図と秦から燕に亡命した樊於期の首を持ち、政に謁見しました。
秦王・政は大歓迎して国賓級のもてなしをします。
政が油断したところを荊軻は見逃しません。
短刀を抜いて政に襲い掛かりました。
間一髪のところで刃を躱した政ですが、焦りから剣を抜けずに逃げ惑うばかり!
家臣たちも法律で政の前で抜刀が禁じられていたため何もできません。
追い詰められていく政ですが、家臣の一人が投げたものが荊軻に当たり、この隙に政は剣を抜いて荊軻を討ちました。
秦王・政の命を追い詰めたのは戦国七雄の中でも燕の荊軻のこの事件だけです。
その後政は怒り狂い、燕を全軍を上げて滅ぼすよう命じて燕は滅びます。
経過が暗殺を成功させていたら歴史が変わっていたことでしょう。
まとめ
燕の太子・丹による秦王・政暗殺未遂を紹介しました。
どの国も成しえなかった秦の滅亡をあと一歩のところまで迫ったのは意外にも弱小国と思われていた燕!
もし暗殺されていたら中華の歴史は変わり、混沌とした戦国時代はさらに長引いたでしょう。
三国志や漢も生まれず、中国の影響を受けた日本の歴史も変わっていたかもしれません!
今後キングダムでどのように秦王・政暗殺未遂が描かれるのかも楽しみです!
この記事はキングダム好きの【こまたぬき】が書きました。
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