キングダムネタバレ681話の考察|断崖突破の飛信隊!雷土が龍白公の息子利用と桓騎の策

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断崖を突破した飛信隊。

飛信隊は玉鳳や楽華よりも歩兵団の力で上を行く存在です。

今回は断崖を登る飛信隊の動きが展開の全てとなりました。

最後の描写にある干斗の腕は必見。

「こんなに強かった(腕太かった)!?」って言いたくなる瞬間でした。

本編ネタバレを含む考察は下記よりご覧下さい。

キングダム681話のネタバレ考察

※これより下は予想考察となります。桓騎の今後の動きについて考察しております。本編ネタバレを含む考察は上記リンクより移動下さい。




黒桜が桓騎軍の今後の動きを左右する隠し玉となりそうです。

飛信隊は騎馬で道を作り歩兵が断崖を登り始めました。

王賁が玉鳳隊の多くを犠牲にして導き出した策。

言われた通りに攻めるも崖までに相当な敵軍の層がありました。

騎兵を中心に突破し、たどり着いた尾平たちはすでに体力の限界に見える状況。

そこから更に登り始める断崖絶壁です。

この影丘の突破が桓騎軍にどんな意味をもたらすのでしょうか。

趙滅亡の戦に信が登場しない史実

黒桜が別の動きをすでに始めている

桓騎軍の動きで最も気になるのは黒桜でしょう。

前話では摩論や厘玉、そして雷土にオギコと定番のメンバーが描かれましたが「黒桜」だけはいませんでした。

描かれなかったのではなく「すでに別の動きをしているから」というのが実情でしょう。

黒桜は武力もさながら知略にも長けており、尚且感覚も鋭い人物

繊細な行動はお手の物と言えそうです。
(日本で言えば忍者の様な動きが可能なのかと)

そう考えると趙軍に動きを察せられることもなく全く別の場所から扈輒を狙い撃つことが可能であると思われます。

扈輒の目を正面に強く向けさせて布陣を移動させる事に成功すれば、そのまま黒桜と桓騎で扈輒を狙い撃てるのかもしれません。

断崖を登る飛信隊歩兵団

崇原の一声で飛信隊の歩兵団は高すぎる断崖絶壁を登り始めます。

もし上から岩でも落とされようものなら全滅しかねない場所。

ただ王賁が言うには「敵にも地形が厳しく狩り場の陣を作れていない」とのことでした。

下に大きな厚みを作っていたことを考えても断崖の上には多くの兵を用意出来ていないのでしょう。

ただこの場所だけを攻めても岳白公に警戒されて終わりです。

騎兵は歩兵団を送り届けると同時に別の場所に攻め入る必要がありそうです。

羌瘣が死亡する可能性

桓騎は影丘突破に期待していない

玉鳳隊を送り込み、続いて飛信隊を動かした影丘という戦場

最初は桓騎軍の中でも桓騎の本軍とは全く異なる言ってみれば寄せ集めを左翼に向かわせていました。

結果は壊滅

そこに入った玉鳳隊もまた王賁を含めボロボロの状態となりました。

ただここ影丘が桓騎の元より考えていた策と呼応しているのかは謎

玉鳳隊が影丘の戦線に出向く時の亜花錦の言葉が核心をついている気がしてなりません。

関常の言葉に呼応したものでしたが、桓騎の作戦上は影丘の突破は無駄に終わることも考えられるでしょう。

当然完全なる無駄という訳ではないと信じたいところ。

例えば岳白公という将軍やその軍勢をある意味でその場に留めさせる意味を持つとも考えられます。

突破する必要がないと考えている可能性は十分にありそうです。

桓騎は扈輒を討ち取り首10万を刎ねる

雷土が使う龍白公の息子

雷土が桓騎の策を聞いた後で捕縛された龍白公の息子

龍白公は現在雷土側の桓騎軍左翼と戦っていた武将となります。

桓騎軍に重要人物が捕えられてまともな扱いを受けるはずもないでしょう。

龍白公が息子に対してどれほどの思いを持っているのか定かではありませんが、何かに使われるのは確実。

但しこれは桓騎の策には無いものです。

龍白公の息子を捕縛できるかどうかなど事前に策を練れるものでもなく偶発的に起きた出来事に過ぎません。

桓騎の策を考えた時に十分に役立てる事が出来ると判断した可能性はあるでしょう。

捕えたと報告を受けた時の雷土の表情が何かを思いついたと物語っています。

項燕と昌平君が最強の敵

桓騎は扈輒討ちだけを狙っている

桓騎の狙いは蒙恬が言った通りのものでしょう。

普通に扈輒の首を取るつもり

これこそが桓騎の策なのだと感じます。

実際に史実でも桓騎は扈輒を討ち、なおかつ趙兵10万の首をハネていきました。

桓騎の扈輒討ちと李牧に討たれるまで

桓騎は相手の嫌がることをして勝利してきた人物です。

今戦っている戦況において相手国である趙が最も嫌がることは何か。

李牧に代わって軍総司令となった扈輒の討ち死に

これこそ趙が最も嫌がる結末と言えるでしょう。

その扈輒を討つ為に実際に桓騎は自軍側に扈輒を引っ張り出すことに成功しました。

ずっと待っていた扈輒に最初に狙われた哀れな男と趙側は思っていますが、実際は違っています。

扈輒を出させた桓騎はこの段階から勝利までの道が見えていたと考えていいでしょう。

後は扈輒本陣への道を開くだけ。

今の戦場では本気の桓騎軍であたっても扈輒軍に敗戦の連続で徐々に統率も効かなくなってきています

見極める扈輒が桓騎討ちに動くのか

桓騎にトドメを刺すべく扈輒が動き出すとすれば黒桜軍への強襲となるでしょう。

もしそうなれば桓騎の思うつぼという所。

自分が優勢と思っている側には必ず油断が生じてきます。

李牧も油断を作るのに全力を上げることが戦術上非常に重要であると認識していました。

王都の守護神と呼ばれ、なおかつ兵力でも圧倒的な差がある現状。

更に戦でも毎日の勝利報告となれば李牧がいう「油断の発生」には十分な要件が揃います。

最後の歴戦の猛者である扈輒本軍が桓騎本軍に迫っても違和感はないでしょう。

但し桓騎からすれば前線で活躍した猛将である事は知らない事実です。

どうやって扈輒の性格を把握したのかは桓騎なりの別の方法があるのでしょう。

紀彗の存在を驚異に感じた時も桓騎は感覚に近いもので会得していました。

李牧は史実でも最強の武将

想像しない戦略を出す桓騎

これまでの桓騎の戦を見ても敵が想像しない戦略を取っています。

最初に見た廉頗四天王筆頭である介子坊との戦いでは小さな軍に分けてのヒットアンドアウェイ。

更に介子坊の本陣にくり抜いた目玉を送りつける異常性を伝える士気低下の策です。

介子坊の軍は桓騎に翻弄されるばかりでした。

代わった玄峰は見事に桓騎の本陣を見つけ出しましたがすぐさま策を切り替えて本陣へ敵兵に扮して乗り込みます。

廉頗将軍との戦いとなった山陽における魏の総大将白亀西についても介子坊を山中で惑わせて裏手から攻めました。

黒羊では慶舎をおびき出すことに成功し、結果的にこれが功を奏して信が討ち取っています

代わった紀彗に対しては村人で作った死体のアーチで相手の精神を削ります。

やっていることが残忍でめちゃくちゃにも見えますが、全てにおいて犠牲者の少ない策での勝利を実践しました。

では今回はどうなのか。

すでに犠牲者は相当な数にまで及んでいます。

完全勝利を目論む桓騎が戦ったとしても「大きな犠牲が出る」という戦いだったのかもしれません。

普通に戦っていたら魏との同盟があったとしても超長期戦で戦局が動かないと判断したとも考えられます。

自軍の本軍以外の多くを犠牲にしながら最後に油断した扈輒だけを討ち取る策。

過去最大級の大博打に見える桓騎の戦略がどんなものなのか遂に判明といったところでしょうか。

※キングダム681話の最新情報が出次第、ネタバレを含んだ記事の更新を行いますので今暫くお待ち下さい。

楊端和の史実と引退



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