ワンピース考察|古代兵器とは何か。プルトン≠兵器!ナミとズニーシャも関わりがある
古代兵器が武器(兵器)だという認識がONE PIECEの世界では通例となっています。
これそのものが世界政府によって改ざんされた情報である可能性が高いと言えます。
古代兵器と呼ばれるプルトンとポセイドン、そしてウラヌスはそもそも人を傷つける為の武器ではありません。
現在では、
「プラトン=戦艦」
「ポセイドン=しらほし(海王類の王)」
というのが明らかになっています。
悪意を持てば「世界」を海に鎮めてしまえる程のこの世で指折りの恐い力!
この地位からにはまだ彼女自身も気付いてないしコントロールもできない。
-オトヒメ-
(ワンピース626話)
確かに強い力は武器にもなりますが、それは使い方次第と言いたいのでしょう。
これを兵器として使用することを念頭に考えたのが世界政府。
ポーネグリフを読めるロビンの口から「古代兵器」という言葉が出ています。
但しロビンの認識もこの世界に生きてるから、世界政府に伝え聞かされたものが真実だと刷り込まれている部分もでしょう。
古代兵器の本当の目的とは何なのでしょうか。
古代兵器は兵器じゃなかった
ポセイドン=しらほしが分かった時点で「悪いもの」という感覚は読者からも消えたはずです。
しらほしは海王類と会話が出来るというだけで、海王類を思いのままに動かせるという能力でもありませんでした。
勿論、今はまだ力が解放されていないだけでオトヒメが言うように悪意を持って使えば強力な兵器になるのは事実でしょう。
ポセイドンの本来の役割は海王類を兵器として利用するのではなく「誰かを救うため」に巨大な船であるノアを動かすことであるとも考えられます。
もとより多くの種族が暮らしていたのであろう巨大なある王国。
そこから海中のあらゆる種族を逃がすために作られたのがノアであった可能性もあります。
実際に旧約聖書「創世記」に登場するノアの役割はそれそのものです。
大洪水を避け生き物を残すために動物のつがいを乗せたノア。
攻め込まれて亡ぶことになってしまったある王国にとっての救済の方舟だったと考えられます。
プルトンやウラヌスも救いの道具か
古代兵器=武器じゃないという立場で見るとポセイドンは分かりやすいものです。
ではプルトンはどうでしょう。
ウォーターセブンで設計図まで飛び出したプルトン。
島を吹き飛ばす戦艦であるとクロコダイルは言っていました。
プルトン。
一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばすと聞く。
-クロコダイル-
フランキーやアイスバーグが始めて設計図を見た時も驚いていましたが「兵器」と明言している訳ではありません。
トムさんは「造船史上最悪の“バケモノ”」と表現しました。
ただこれもまた世界政府が古代兵器=危険って刷り込みがあったから、トムさんも含めて危険なんだって思っていたと考えられます。
トムさんはロビンのことも危険人物と考えていたのでプルトンの本来の目的を知っていた訳ではないと言えそうです。
プルトンについても先のポセイドンと同じく大型の生物が運ぶ舟って事もあるのかもしれません。
その可能性を見せたのが象主の存在でした。
ズニーシャは海王類に対応する陸王類と呼ばれる種族ではないかと推察されています。
ひょっとしたら陸王類によって陸地の生き物を運ぶのがプルトンだったのかもしれません。
そしてズニーシャの罪というのがプルトンを運ぶことに関していたとも考えられるでしょう。
だとすればプルトンを動かすための素材はモモの助かルフィである可能性も出てきました。
ここでのプルトン=戦艦がミスリードである可能性も出てきます。
ウラヌスは空の者を救う
最後の一つの古代兵器で更に何も明かされていないウラヌス。
海、陸、ってきたら次は空で決まりというのは分かります。
空に存在する何かを救出する為にウラヌスが存在する可能性。
生物で見れば「ドラゴン」がまさにと言えそうです。
ルフィの父親の名前がドラゴンである事や天竜人という呼び名。
どう考えても空の生き物をイメージした作りとなっています。
エネルが月で見た壁画がまさにウラヌスを示しているという話は有名でしょう。
一見すると武器にも見えますが、これもまた空の生き物を救出する方舟として使われた可能性は否めません。
Dの一族は月の民族のハーフなど様々な説があります。
少なくとも何らかの形で月とは絡んでいると言えそうです。
この丸い球体状からウラヌス=月とする説もあります。
もしDの一族が月と大きく関わりがあるのだとすればウラヌスを扱えるのはルフィという流れも十分にありそうです。
天候を操るという理由からナミとウラヌスの関係が囁かれていますが、父親が天候を操る能力者でドラゴンという名前。
関係性で見ればルフィの方が近いものを感じると言えます。
ナミがウラヌスと関わるという点もまたミスリードなのかもしれません。
またルフィについてはしらほしとの間で対比と思われる表現が存在したことも考察されています。
- 数百万人に一人(ルフィ)⇒数百年に一人(しらほし)
- 制御できない(ルフィ)⇒コントロールできない(しらほし)
- 王の資質(ルフィ)⇒海王類の王(しらほし)
- 最も恐るべき力(ルフィ)⇒この世で指折りの強い力(しらほし)
ルフィに関しては覇王色の覇気についての描写となっていました。
このルフィの力がそのままウラヌスに関わる場合もあれば、全ての古代兵器を取りまとめる大いなる力として考えられている場合もあるでしょう。
古代兵器はどこで使うのか
最終的に古代兵器を使う場面が訪れるのでしょうか。
一説にはティーチとの戦いにおいて麦わらの一味が古代兵器で対抗するという話もありました。
もし古代兵器が武器ではなく救済に使われたものだとすればルフィが武器として使用する可能性は低いと言えそうです。
世界政府を樹立した20人の王族たち。
とある巨大な王国に反旗を翻し、自分たちの世界を創ろうとした者。
そこからあらゆる種族を生きながらえさせるために技術を駆使して創り上げたのが救済の方舟である古代兵器なのだとしたら登場するのは同じく全ての種族が息絶えそうになる瞬間ではないかと考えられます。
今後の展開で世界が別の形で終わりを迎えそうになる瞬間が訪れるのかもしれません。
それがティーチ戦である可能性は十分にあります。
最終戦において武器として使用されるのか。
それとも救済の方舟として使われるのか。
プルトンとウラヌス
救済の方舟の要素を兼ねているのなら今言われているプルトンは方舟の一つであり、実際には人物であることも考えられます。
プルトン=戦艦がミスリードではないかとする説です。
それこそ先に伝えた通りモモの助はゾウとの会話が可能でした。
海王類と会話が出来るしらほし=ポセイドンで、ノアを海王類に運ばせる事ができる唯一の人物です。
モモの助=プルトンであり、今言われている戦艦プルトンはノアに相当するものであるのかもしれません。
ウラヌスも同じです。
壁画にあった乗り物はノアに相当するものであり、本来のウラヌス=ルフィであることも考えられます。
まだ謎の多い古代兵器ではありますが、今世界が思っている単純な兵器ではないことはほぼ確実ではないかと言えます。
また人と物が対になるものであり、実際の戦艦プラトンと呼ばれているものはそれを動かせる存在がいて初めて機能すると言えそうです。
以上が古代兵器とは何かについて現状で分かっている情報からの考察となります。
マンガ好き
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古代兵器は兵器じゃない説は結構好きかも!
確かに世界政府にそう思わされてるだけで、
ロビンの口からしかポーネグリフの話は分からないから、
ロビンが間違った認識持ってたら読者も騙されるし!
古代兵器というよりも救出船の位置を示していて、
それを掴んだルフィたちがDの意思を継いでダレかと戦うって面白い♥
ロビンしか読めていないっていうのは、
かなり重要な意味があるって思える♠
そもそも名前から既に分かっています。
ポセイドン→ギリシア神話における海神
ウラヌス→ギリシア神話における天空神
プルトン→ギリシア神話におけるハーデスの別名
ハーデスとは地下の神とされているので陸神とも言える。
私も同じく古代兵器は兵器ではないと考えています。
ある巨大な王国に関する情報は空白の100年にのみ存在するような描かれ方ですが、国の栄枯盛衰までの期間としてはとしては短過ぎないでしょうか?
であればある巨大な王国は突如として現れ、古代兵器と呼ばれるものを使って天地創造、あるいは世界の改変(今の世界政府とは別の思想を持って)を行っていた。
アダムやイブ、ノアといった旧約聖書の創世記になぞらえている部分も多いのでなきにしもあらずかと、、
それを現世界政府に阻止された。
天竜人が不都合な歴史として葬ったのは創造神を名乗る為?
又は創世記でアダムとイブを唆したのが蛇ですが、天竜人はこの蛇で神を追い落とし竜を名乗ったとか、、
素晴らしい考察ありがとうございます!