キングダム考察|輪虎(りんこ)は史実不在!廉頗四天王も実在しない
廉頗四天王の輪虎(りんこ)ですが史実には存在しません。
廉頗四天王の中で突破力という点において追随を許さない次元に在る人物でした。
当時は臨時の千人将だった信・蒙恬・王賁が三人で打って出たあの戦い。
信は輪虎(りんこ)との戦いで限界を突破して大きな武力を手にしています。
輪虎(りんこ)は実在したのか
輪虎が史実において実在したのかどうか。
これはどこの記録にも載っていないので完全なるオリジナルキャラと言えます。
そもそも記憶が完全ではないこの時代に置いて武将の側近的な人物まで描写される事はありません。
廉頗将軍は非常に有名な武将ですが、その部下については誰もが不明です。
輪虎も例外ではありません。
廉頗四天王という存在も完全なオリジナルであると認識して問題ありません。
だからこそ自由度の高い設定が可能とも言えます。
輪虎の存在は大きい
キングダムにおいて多くの敵と戦ってきている信。
しかし、限界を突破することで一気に強くなるという事を明確に知ったのはあの輪虎との戦いでした。
ここで廉頗という中華最強クラスの武将の四天王と戦えたのは大きな前進であったと言えるでしょう。
朱海平原では同じように元三大天の藺相如の十傑である尭雲や趙峩龍と戦っています。
尭雲を最終的に討ったのは王賁でしたが、信も対した時に学んだ事が多くありました。
輪虎(りんこ)戦や尭雲戦がなければ武神である龐煖を討つ事は叶わなかったと言えます。
輪虎の強さとは
輪虎は六大将軍の王騎の守りに風穴を開け、さらにそこに一太刀浴びせるという偉業を成し遂げている人物です。
王騎将軍は攻守ともに優れた将軍。
廉頗将軍はことさら守りはという表現をしています。
特にあの王騎の軍ときたら、何重にも張り巡らされた奴の防陣は正に鉄壁。
奴の首をとろうとすることは裸で鋼鉄の壁にぶつかありに行くようなものだ。
-廉頗将軍-
(キングダム19巻)
守りにはかなり長けていたのが分かる描写となります。
それは同じ王一族の王翦にもつながるところでしょう。
廉頗将軍と相対した時、王翦は自然の砦を作っていました。
それによって姜燕は足止めされ、尚且これが戦局を最終的に決定付けました。
山陽の戦いで廉頗将軍に和解せざるを得なくなったのは王翦が無傷のまま籠城し状況を見届けたからとも言えます。
恐ろしすぎる戦略眼は後に鄴攻めでの李牧との戦いでも発揮されます。
この王一族で六大将軍となった王騎の驚異的な守りに風穴を開けるだけの突破力を持つ武将が輪虎(りんこ)です。
言うまでもなく、この段階で信が戦った相手の中では龐煖を除いて群を抜いた強さを誇っていました。
輪虎は三度目で倒す
輪虎を倒したのは三度目の戦闘でした。
マンガの構成でもよく使われる3度目の正直です。
最初は輪虎と信が初対面したシーンで「僅かだが武将の空気を纏っている」と輪虎が感じた場面となります。
二度目が先でも紹介した限界突破をした蒙恬と王賁と共に共闘して向かった時です。
三度目が輪虎(りんこ)を討ち取るに至った戦いです。
最初は輪虎もそこまで警戒しなかった信の存在でした。
しかし二度目で信が限界を超え始めた所で危険を大きく感じたに違いありません。
最終戦ではお互いに下馬した状態での戦いとなりました。
片手が使えなくなった輪虎に限界を超えて強化された信。
楚水の殺気に対して反応し、そこに隙きが生まれた事での討ち取りとなりました。
三度目の挑戦で討ち取るパターンが採用された最初の敵武将でした。
他には龐煖などが当てはまります。
※尭雲も三度目の正直になるかと思われましたが最終的に王賁が討ち取っています。
もし楚水が殺気を出していなければ、この輪虎戦もどうなっていたか分かりません。
ただ同じ様に信を討つべく取り巻きが迫っていても信は輪虎から集中を途切れさせませんでした。
配下に対する信頼の意味でも輪虎を上回った瞬間だったと言えるでしょう。
信を大きく成長させた輪虎についての考察は以上となります。
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