キングダムネタバレ676話の考察｜桓騎VS扈輒！おびき出して討ち取る策
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王翦も桓騎の動きの理由がはかれない状況。
扈輒の強さも不明。
しかし前線で恐ろしい強さを発揮した武将と言われています。
桓騎サイドも摩論が全員死ぬと恐れていますが雷土が一括。
遂に桓騎8万と扈輒24万の戦が始まります。
※これより下は予想考察となります。確定ネタバレは上記リンクから移動をお願いします。
桓騎は扈輒が率いる15万が攻めてきても後退はしない決断。
黒羊や山陽も同じく王翦とは違う形で勝利を目指している桓騎です。
今回の扈輒との戦もまた「完全勝利」に繋がっていると考えていいでしょう。
玉鳳隊の動きが重要になる
右翼と桓騎中央は前に出る余力を持っています。
しかしながら玉鳳隊が入った左翼に関しては検地と呼ばれる場所で趙軍が圧倒的有利な場所です。
少し登った丘上の場所に趙兵が張り巡らされています。
見ての通り左翼は全滅しており、玉鳳隊が幾ら強い軍でも容易に突破出来る地形ではありません。
桓騎の策が摩論の言う通り突破後に中央と右翼を攻める趙に対しての挟撃だとすれば無理があると言わざるを得ないでしょう。
玉鳳隊がどう動くのか桓騎は予想しているのか。
黒羊の時は飛信隊の動きを気にせずに相手を慶舎から紀彗へと切り替えて別の策に移っていました。
場合によっては玉鳳隊の動きは完全に蚊帳の外となる策を練っている可能性もあるでしょう。
おそらくこれが最も可能性の高い策に思えてなりません。
要するに玉鳳隊も桓騎軍の左翼も扈輒おびき出しの罠の一つに過ぎないというものです。
桓騎の狙いは扈輒にある
この平陽と武城という邯鄲の手前にある城を取る戦。
楊端和と王翦は言ってみれば正攻法で真っ直ぐに攻めていると言えます。
しかしながら無理をしている様に見える桓騎に対して動きを見せた扈輒将軍。
今では扈輒は李牧に変わって趙の軍総司令になっています。
趙の王都の守護者と呼ばれる実力を考えれば弱い武将ではありません。
だからこそ魏との同盟を組んでまで戦力を趙に割かなければなりませんでした。
逆に言えば扈輒がいなくなれば趙の勢いはとてつもなく減退すると言えるでしょう。
王翦・楊端和・桓騎の三軍を止めるだけの力は残らずに邯鄲は陥落することになるはず。
桓騎はそれを一番分かっているとも考えられます。
趙にとって一番嫌なこととなれば「軍総司令が討たれる」ことに違いありません。
討つ為におびき出している
死地と言える場所を無理に攻めて左翼を失う敗退を見せた桓騎軍。
更に援軍である強い軍の玉鳳隊も影丘を攻めさせる愚行。
この行動に扈輒は桓騎が最も御しやすいと考えた可能性はあります。
少なくとも李牧を破った王翦や橑陽にて犬戎の王すらも打ち破る楊端和を相手にするよりも先に潰すのは桓騎と思えるはず。
現状で黒羊の情報から桓騎の弱点を知っているのは李牧と慶舎のみ。
すでに慶舎は信によって討たれていることを考えれば扈輒は桓騎の恐ろしさを目で見ていないと言えます。
鄴攻めにおいても桓騎軍は鄴を取り囲んだのみです。
しかもその時に主軸で周囲から来る趙軍に対応したのは摩論。
秦国軍の鄴攻めにおいても桓騎自身が策を練り上げた場面を扈輒は見ていません。
実は今弱く見せているのも無謀に見せているのも全ては扈輒をおびき出すための罠という可能性が高そうです。
玉鳳隊のことなんて考えていない
桓騎軍は中央に集めて纏めている状況。
死地に送り込んだ玉鳳隊のことすらも何も考えていない可能性は十分にあります。
「お前ら強いなら何とかしてみたらいい、作戦に関係ないけど」といった具合かもしれません。
黒羊での飛信隊に対しては意味のある策の元で進めていた様にも感じます。
しかし頭から飛信隊が失敗。
それによって異なる作戦に出ることになった桓騎軍ではありましたが、そもそも先の先まで正攻法で読んでいる訳でも無さそうです。
他の者には見えていないものが見えている桓騎であるのは確実。
現状は恐らく王翦すらも想像していない様な考えで桓騎は動いているのでしょう。
現状は玉鳳隊の後ろに控える形となっている飛信隊です。
玉鳳隊のいる影丘に参戦するのかとも予想されましたが違いそうな予感。
過去に桓騎軍と共に戦った経験から何かを感じ取って先んじた戦が出来る可能性もありそうです。
扈輒討ちという史実
桓騎が扈輒を討つためにおびき出しているのは、ほぼ確実な事と言えます。
その理由に史実があります。
扈輒と桓騎の戦いは史実にも残る有名なものです。
実はこの扈輒との戦で桓騎は10万の趙兵の首をはねていました。
キングダムではすでに首切り桓騎としての名が通っていますが、史実でも首切りを行っていた事実がこの戦にあります。
この設定は史実にある扈輒との戦における「10万の趙兵の首を切り落とした」という事実をもとに立てられたものです。
扈輒VS桓騎の戦は史実で桓騎勝利が確定しています。
またこの勝利でも桓騎は扈輒のおびき出しに成功して討ち取りました。
更に扈輒が敗れた事で幽繆王はそれまで北で匈奴と戦っていた李牧を呼び寄せたのです。
史実で李牧が王都の将軍として秦国軍と戦うのは扈輒が敗れた後が初めてでした。
キングダム676話では大きく進まずとも桓騎による扈輒のおびき出しと扈輒討ちの策がすでに進んでいると考えて間違いないでしょう。
玉鳳隊は一つの餌に過ぎないのかもしれません。
そしてその後ろに控える飛信隊は扈輒討ちに向けて桓騎から呼び出されることも十分にありそうです。
キングダム676話の最新情報が出次第考察記事を更新していきます。
今しばらくお待ち下さい。
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