呪術廻戦考察|東堂&歌姫&メカ丸の痣(あざ)は九十九由基が付けた説!理由は何か
呪術廻戦の京都校の面々である東堂葵・庵歌姫・メカ丸こと与幸吉の痣(あざ)についての考察です。
京都校限定のものであり、何かしらの意味があるのは確実。
九十九由基の考えがそのままこの痣の理由であると考えます。
九十九由基は呪術師を作っていた
呪術廻戦9巻で夏油傑の前に登場した九十九由基は呪霊に対しての原因療法を語っていました。
殆ど答えとも言える部分ですが、1については失敗したことをすぐに語っています。
1の「全人類から呪力をなくす」という部分は禪院甚爾をモデルケースとして可能ではないかと研究をしようとしていました。
しかしながら断られてしまい頓挫。
他に禪院甚爾の様に呪力ゼロで天与呪縛を受けて呪霊を認識した上で耐性も持った超人は世界中どこにもいませんでした。
そして切り替えたのが2つ目の「全人類に呪力のコントロールを可能にさせる」というものです。
実際にこの夏油傑との会話の中でも2が本命であることを九十九由基は伝えていました。
呪力コントロールを可能にさせる痣(あざ)
九十九由基は禪院甚爾にフラれてから一般人が呪力をコントロールして術師になれるような研究をしていると言えます。
その実験として東堂や歌姫、そして与幸吉が選ばれたのではないでしょうか。
東堂が九十九由基に出会ったのは小学生の時でした。
当時の東堂には顔に痣がありませんでした。
今は顔の左側に痣が存在しています。
更に東堂は虎杖に教えているとは言え、呪力に関しての知識が非常に多い人物となります。
元は一般人で腕っぷしだけが強かった東堂に対して「呪力コントロールを可能にさせる」という実験を施した可能性は高いと言えるでしょう。
東堂が呪力の何たるかの多くを九十九由基から学んでいるのは確実と言えます。
それは真人戦の領域展開に対して東堂が取った行動からもはっきりしている部分でしょう。
簡易領域と言えばシン・陰流の専売特許と言えるものですが、ここでは「九十九由基直伝」と表記されています。
東堂は勿論ながらシン・陰流の門下生ではありません。
簡易領域という呪術についても九十九由基は解読し終わっていて東堂に伝えたと考えていいでしょう。
体術に優れた人物を呪力コントロール可能にさせることでどれだけ呪霊に対して対応可能かを現実のものとした実験例と言えそうです。
実験好きと言える加茂憲倫と似た様子を感じる部分があります。
歌姫も学生時代には痣がない
歌姫は京都校の引率として交流戦で登場していますが、痣がありました。
しかし五条悟が高専2年の時に2級術師として存在した庵歌姫には痣がありません。
ここで問題になってくるのは歌姫はすでに呪術師であったというところです。
東堂が術師としての才を持っていたのかは別として歌姫はこの時点ですでに呪術師として成立していました。
よって呪力のコントロールが可能な人物だったワケです。
もし九十九由基がつけたであろう痣(あざ)によって「呪力コントロールが可能になる」のだとすれば、歌姫はこの段階で顔に痣を持っていなければいけません。
呪力コントロールを可能にする痣という説は成り立たなくなりました。
では術式を与えたという観点で見ればどうでしょうか。
痣(あざ)によって術式を付与された
芥見下々先生は色々なマンガやアニメのオマージュを利用する漫画家として有名です。
その中でも一つ際立ったものとして冨樫先生のHUNTER×HUNTERがあります。
HUNTER×HUNTERにおける呪力と同じような発想のものが「念」と言われるものですが、作中に「念能力を付与する」というタイプの存在が出てきます。
蟻編でのシャウアプフなどはその典型であったと言えるでしょう。
シャウアプフ殿が直々にお前にあった能力を見つくろってくれて習得のコツを伝授して下さる。
-レオル-
(HUNTER×HUNTER22巻)
他にも王位継承戦におけるモレナ=ブルードも口づけによって能力を与えるシーンがあります。
これらと同じパターンで九十九由基は「相手に合わせた術式を与える事が出来る」と解釈してもいいのかもしれません。
歌姫は高専時代に術式を使った形跡がありません。
現状の歌姫は西宮が偽夏油(加茂憲倫)戦において「準備を待つ」意味がある術式を持っていると推察されます。
特級を冠する夏油傑の体をした人物であり、五条悟を封印した存在を目の前にして「歌姫に頼る」とも取れる西宮の発言。
これは物凄く違和感のあるものと言えます。
余程強力な術式を歌姫が持っていると考えて間違いありません。
五条悟は歌姫を強者として認めていませんが、九十九由基に与えられた術式を使えば一発逆転と言えるような驚異的な力を発揮出来るのかもしれません。
与幸吉も術式を与えられたのか
残るメカ丸こと与幸吉ですが、彼もまた九十九由基に術式を与えられたのでしょうか。
メカ丸は最終的に真人に殺されてしまいました。
しかしその直前に天与呪縛を受けていた体を治してもらっています。
ここは注目すべきポイントになります。
メカ丸は呪力の全てを失ってでも元に戻りたいと言っていました。
にも関わらずメカ丸の痣は治っていません。
この後で真人戦を戦うのは自分自身の呪力コントロールではなく、事前に作っておいた巨大な究極メカ丸プロトタイプによる戦闘です。
自分自身が術式を使っているワケでもない事を考えると痣=術式の付与とはならないのかもしれません。
統一した痣(あざ)の理由が見つからない
一般人の呪力コントロール付与説は歌姫によって否定。
術式付与説はメカ丸によって否定。
そもそもなぜ真人が治したメカ丸の顔には痣がそのまま残っていたのでしょうか。
理由があるとすれば「魂をいじって形を変えられる真人でもいじれない部分があった」と考えていいでしょう。
術式を付与した程度や呪力コントロールの要であれば治しても何ら問題はありません。
確かに一般人に戻してしまえばあの場で真人は見えなくなるかもしれませんが、あの時点での縛りにおいて偽夏油と真人には何ら問題のない事だったと言えます。
真人ではいじれない。
それが九十九由基の創り出した痣なのだとすれば、呪力コントロールとか術式の付与といった低次元の話ではないのかもしれません。
勿論、呪力コントロールのための痣もあれば術式付与のための痣もあるという可能性も否定はできません。
また元の呪力に関してより高度に扱えるようにするための痣という場合もあるでしょう。
ただ今回の3例を見ると「呪力コントロール」「術式付与」「より高度な呪力操作」といったものを一言で表せるものは情報として出ていないと言っていいのかもしれません。
九十九由基が何かしらの実験を行っているのは確実でしょうが、今後の動向ではっきり分かる描写も出てくるでしょう。
九十九由基が偽夏油(加茂憲倫)戦を去る時に残した言葉も意味深なものでした。
目的はあくまでも「呪霊をなくすこと」にあるのは事実。
これに続く発言の中に「私もいい加減天元と向き合わないとね」と言い残しています。
3つが九十九由基の行おうとした事に対してのヒントになっているではないでしょうか。
以上が現状140話までの情報を元に東堂葵・庵歌姫・メカ丸こと与幸吉の痣と九十九由基との関係を考察したものとなります。
新たな情報が分かり次第更新していきます。
マンガ好き
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