呪術廻戦考察|メカ丸の強さ!死亡も確定済。裏切りの内通者と判明!
メカ丸(本名:与幸吉むたこうきち)の強さについての考察となります。
初戦のパンダ戦において天与呪縛についての説明をしてくれたメカ丸です。
この天与呪縛によって得た「高出力の呪力」「広範囲の術式」がメカ丸の強さの本質と言えます。
すでに呪術廻戦の漫画では死亡が確定していますので、その辺りまでを考察範囲としてお伝えします。
呪詛師と繋がっていた裏切り者の内通者とされたメカ丸ではありますが、高専側は京都校のメンバー全てを裏切ったのかと言われたらそうではありません。
メカ丸の初戦闘はパンダ戦
メカ丸の強さがある程度分かったのは東京と京都の交流戦におけるパンダ戦でした。
パンダは交流戦段階で術師としては準2級となります。
すでに準1級の実力を持っていたメカ丸は天与呪縛によって高出力呪力と広範囲の術式を手にしていました。
傀儡を扱える範囲は日本全土にのぼり、出力においては尋常じゃない砲を放ちます。
パンダに最初に見せたのは三重大祓砲(アルティメットキャノン)でした。
基本的にはロボット系と呼ばれる技を好んで使うメカ丸となります。
芥見下々先生の好みなのでしょうが、メカ丸についてはエヴァンゲリオンを彷彿とさせる部分が幾つか出てきます。
またエヴァと言えば呪術廻戦137話でもゼーレに似た様な場面が登場しています。
※メカ丸とは関係ありませんが芥見下々先生がエヴァオマージュを行ったシーンとも言えます。
パンダ戦で分かったのはメカ丸の願いでした。
それは京都校のみんなと一緒に歩きたい、会いたいという事です。
メカ丸は内通者で裏切り者
五条悟が呪詛師と繋がっている内通者がいる事を歌姫に伝えていました。
歌姫に京都側の調査を依頼していました。
そして発見された裏切り者がメカ丸となります。
メカ丸の術式は傀儡操術(かいらいそうじゅつ)と呼ばれるもので、簡単に言えば傀儡を操る能力です。
パンダと戦った時の機械仕掛けの人形もその一つです。
この傀儡操術は天与呪縛によって日本全土どこでも発動可能なものとなっています。
登録してない傀儡があれば、内通者としての仕事はいくらでもこなせるからね。
傀儡が蜂や蚊のようなサイズだとしたら?
-歌姫-
(呪術廻戦9巻)
体を治して貰ったメカ丸
偽夏油や真人と繋がっていたメカ丸ですが、理由はシンプルです。
真人の無為転変によって自分の体を元に戻してもらう為でした。
メカ丸の願いは呪術師として頂点を極める事でもなければ呪いを祓う事でもありません。
今仲間と呼べる京都校の面々、特に好意を寄せている三輪霞と会える、一緒に歩ける体が欲しいという願いが大きなものです。
よって高専からすれば裏切り者の内通者として偽夏油と真人に情報を流していました。
縛りとして京都校には手を出さないという約束をしていた様子ですが、花御(はなみ)の暴走によってメカ丸は偽夏油達に対しても敵意を持つことになります。
但し縛りの為、真人はすでに敵となっているメカ丸の体を治すしかありませんでした。
真人戦の究極メカ丸絶対形態が特級レベル
体を治してもらった直後から縛りも消えて晴れて敵同士になった真人に挑むメカ丸改め与幸吉です。
この段階から自分自身で歩ける状態で動くことが可能なのでメカ丸とは言えません。
天与呪縛も消えいますのでパンダ戦を戦った傀儡操術が日本全土で使える訳でもなくなりました。
勿論実力以上の呪力を出力する事も体が治り天与呪縛から外れて時点で出来なくなっています。
そこで繰り出されたのが中に乗って戦う究極メカ丸絶対形態(モード・アブソリュート)になります。
(ここから先は生身=与幸吉、メカ丸=究極メカ丸絶対形態として記述します)
モードという言葉などを考えてもやはりエヴァオマージュと言えるでしょう。
内部構造もエヴァを想像させる部分があります。
ここで重要になるのが中央左寄りに描かれている『17年5ヶ月6日』と書かれた表記です。
天与呪縛によって与幸吉(元メカ丸)が縛られた年月とそれによって得た呪力になります。
要するに今までの三重大祓砲なども放出可能な呪力のごく一部であった事が分かります。
それ以上の出力を「ここぞ」という時に使うため貯めておいたメカ丸です。
正にこの真人戦こそが出し惜しみ無く使う場所という事になります。
与幸吉の勝利条件は五条悟
真人戦における与幸吉の勝利条件は五条悟に渋谷の計画を伝える事でした。
どんな手段でもいい。
五条悟と連絡を取り、渋谷の計画を伝える
(そして保護してもらう)
-与幸吉(元メカ丸)-
(呪術廻戦10巻)
しかし真人戦は偽夏油が帳をおろしています。
この偽夏油を倒すためにも真人を先に祓う必要がありました。
真人に使う高出力呪力が凄い
真人戦で繰り出した最初の一撃は貯めた呪力1年分に相当するメカ丸の一撃です。
『焼き払えメカ丸!』
このセリフはエヴァの庵野先生が担当したと言われるジブリ作品の風の谷のナウシカの中に出てくる「クシャナが巨神兵に撃たせる時の一声」と同じです。
放った技は『大祓砲(ウルトラキャノン)』となります。
パンダの時に放ったのが三重大祓砲(アルティメットキャノン)だったので、そっちの方が強そうに思うかもしれませんが違います。
上記の究極メカ丸絶対形態の大きさからも分かる様に通常の出力ではありません。
次に使うのがチャージ2年分で両手の大祓砲となる二重大祓砲(ミラクルキャノン)です。
更にチャージ5年を費やす大技と言える追尾機能のある砲弾。
これら呪力の放出量は一時的とは言え特級レベルであると偽夏油が明言しています。
やるね彼。
一時的だろうけど特級クラスの呪力出力。
-偽夏油-
(呪術廻戦10巻)
ただ真人に対しては呪力で傷つけることは不可能です。
当然それにもメカ丸は気付いています。
メカ丸の攻撃では真人の魂まで傷つけられない。
奴も今のでそれを確信したハズだ。
真人は攻めの姿勢を崩さない。
俺の攻撃など意に介していない。
そこにコレをブチ込む!
-与幸吉(元メカ丸)-
(呪術廻戦10巻)
呪力砲で倒せない事を承知していた与幸吉は真人用に別の秘策を用意していました。
たった4回のチャンスしかないもので、これを使う事で真人を魂ごと破壊出来ます。
真人はこの秘策の一発目で左腕をまるごと破壊されています。
シン・陰流「簡易領域」
真人に対しての秘策はシン・陰流の簡易領域でした。
それが込められた術式の筒からメカ丸を通して術式を真人に撃ち込んでいました。
シン・陰流の簡易領域については平安時代に蘆屋貞綱によって考案されたものとなります。
シン・陰流の簡易領域はこの与幸吉が使用したものを含めて幾つか登場します。
本来は門外不出とされながらも以外に多くの人が使うイメージがありますが、実際に利用したのは与幸吉と三輪霞、そして憂憂だけとなっています(後々更に増える可能性はあります)。
但し簡易領域そのものについては禪院直毘人が使った「落花の情」や東堂が使った「九十九由基直伝」などが存在しています。
領域展開に対しての対抗策が何らかの形で用意されていないと能力バトルとしての面白味が消え去ることも理由の一つとして挙げられるでしょう。
与幸吉はこの簡易領域を真人の内部に打ち込む事で魂ごと破壊することに成功しています。
3本目を使用して真人を内部から破壊する事に成功します。
これで真人に勝利したと勘違いした与幸吉は次に帳を下ろしている偽夏油に究極メカ丸絶対形態で挑みます。
与幸吉(元メカ丸)が死亡する
この段階で簡易領域1本と呪力9年分が残っており「嬉しい誤算」と与幸吉は考えます。
しかし真人は死んでいませんでした。
術が発動するタイミングに合わせて自ら弾けた。
-真人-
(呪術廻戦10巻)
真人はこの時の内部で弾けたのは自分でやったのだと勝利後に偽夏油に説明しています。
突然メカ丸の外壁を突き破り、コックピットに侵入してきた真人。
瞬時にもう一本の領域を手にとって直接ブチ込もうとする与幸吉です。
しかし一歩及びませんでした。
真人の無為転変の方が与幸吉の打ち込もうとした簡易領域よりも早く決まってしまいます。
これによって死亡した与幸吉です。
死んだ後、それを知らない三輪霞が傀儡のメカ丸に対して「今度お見舞い行っていい?」と尋ねているシーンが何とも泣けるものとなっています。
メカ丸は強かった
裏切り者としての烙印を一時は押されてしまったメカ丸でしたが、実際は渋谷事変の計画を五条悟に伝えようとしていました。
体を治してもらった後でも貯めた17年もの歳月の天与呪縛による呪力。
その出力は一時的に特級クラスまで上っていました。
呪術師として特級というのは別格の存在と言えます。
そこまで一時的であっても上り詰める事が出来たメカ丸はやはり強かったと言っていいでしょう。
またここでメカ丸こと与幸吉は死んでしまうのですが、全てが終わってしまった訳ではありません。
実は保険をかけて小さなメカ丸の顔をした傀儡に保険をかけて情報を伝達しています。
この保険は高度故に「五条悟の封印後」という条件付きで発動するものでした。
虎杖悠仁にも同じ様に死後のメカ丸バッヂから連絡がいっています。
もう一つがメカ丸が好きだった三輪霞の元にあります。
以上がメカ丸の強さと死亡までの経緯についての考察となります。
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